車で聞いたラジオ番組でプラモデルに関する内容がありました。かなりマニアックな内容で飛行機の機種名を言っていましたが、複葉機だったせいもあってかまったくわからなかった・・・。そしてウェザリングとかジオラマといった、なつかしい言葉についつい聞き入ってしまった・・・。

その番組に出ていたプラモデル大好きの某大学教授が愛読書として上げていたのが「寺田寅彦随筆集」。内容も検めずに何故か~衝動買いしました。

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「天災は忘れたころにやってくる」しか知りませんが、著名な物理学者であり随筆家だそうです。

まだ、第1巻を読み始めたばかりでの感想は~活字が小さい!1947年(昭和22年)に出た本なので字が小さいのかな?。慣れるまで読みづらいな~。

でも、内容は日常の出来事で感じたことが多く、読んでいて情景が思い浮かべやすいです。(随筆・・と書くとムズカシそうですがコラムと思えば・・・。)

今、読んでいるのは明治40年代の内容です。家の中の様子・街並みは現代とまったく違いますが、そこに書かれている家族との会話や生活には、あまり違和感を感じません。100年近く経って文明は飛躍的に進歩して生活は便利になったと思いますが、ヒトは基本的にあんまり変わっていないのですね。

100年前の方が文化を大事にしていた?のでしょうか。?

読み終えるにはかなり時間がかかりますが、近代~現代史を楽しもうと思います。