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月別アーカイブ: 2011年5月

八十八夜

ようやく風薫る~に相応しい気候になってきました。(少しモヤがかってますが・・黄砂?)どのようなGWをお過ごしでしょうか?

本日は、茶摘み歌で有名な八十八夜(雑節)です。5月6日が立夏(二十四節気)になります。暦上は、夏と言っても今年は何となく寒いですけど、やがては暑い夏になっていきます。

こうやってブログを書いていると、ネタ振り(?)のこともあって暦を意識しています。二十四節気・五節句・雑節と四季の中でも区切りとして、それぞれにまつわる自然・風物・行事・食が話題に上ります。八十八夜はモチロンお茶ですね。上手く(?)商売に取り込ませたと思われるモノもありますが、楽しく・美味しく季節を過ごすことが出来るので、それは素晴らしい知恵です。

また暦は、農作業の目安として太古から存在し、暦を司る者=統治者として国や地域を治めた歴史があります。以前、話題作となった「信長の棺」(加藤廣 著)でも、織田信長が独自の暦を作り、既存勢力と対峙する箇所があったような気がします。(余談

まことに、いろんな季節感を味わえる日本・北陸・石川・金沢はいいところです。(ほ~やちゃ。)


皐月 朔日

風薫る5月の始まり~ですが、薫るどころか強風でモノが飛ばないか、心配になってきます。早く風が納まるといいのですが・・・。やはり以前書いたように、風で笠が舞ったことが地名になったくらいですから、風が強いところなのですね。

当地域の総称として「崎浦」があります。現在は公民館・消防団・JAにその名がありますが、かつては「崎浦村」があり「崎浦尋常小学校」もあったようです。

『石川県石川郡誌』(1927年刊)には「このあたりは山崎山の麓にて、山崎は加賀国史上、甚だ縁故あり、またこの地方の一半は、往古、石浦庄と称され一半を金浦郷といえり、石浦のことも国史上、著名の地なり、故に歴史の故名を折衷して崎浦村と称す」とあり、兼六園の築山に今もその名を残し、藩政期に小立野周辺にあった山崎領と、それを囲むように存在した石浦荘、金浦郷から各々の文字を取り村名としたことがうかがえる。~以上、崎浦公民館創立50周年記念誌「さきうら」から抜粋。

文献では、石浦荘は文明14年(1482年)に、金浦郷は貞和3年(1347年)に、山崎(村)は、永和4年(1373年)にそれぞれ記されています。鎌倉時代から南北朝期にまで遡れる歴史があるとは知りませんでした。

「崎浦村」は明治22年(1888年)に誕生し、昭和11年(1936年)に石川郡崎浦村から金沢市に編入され村名はなくなりましたが、前述のとおり公民館等に名が残っています。市内では旧町名の復活があるので・・・でも村名の復活はないか~。

地域の良さを知るために、歴史や由来を知ることは大事です。たまたま、記念誌「さきうら」が手元にあったので大いに、参考にさせてもらっています。

パレットをPRすることもそうですが、地域をより詳しく理解して、PRしていくことも大事かと思います。だって、地域の方々に支えられているパレットですから~。(ほやとこと、ほやとこと。)


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