月別アーカイブ: 2011年11月
名言録
2011年11月16日 ブログ
11月16日付けの名将名言録から~
人(ひと)己(おのれ)を誉(ほ)むるとも己に何をか加へむを
若(も)し誉に因って、自ら怠らば、則(すなわ)ち反て損す。
人己を毀(そし)るとも、己に何をか損せん。
若し毀りに因って自ら強うせば、則ち反て益す。
他人が自分のことを誉めてくれても、自分にとっていいことは何もない。
逆に誉められて、いい気になって慢心し努力を怠ると、悪くなる。
むしろけなされて省み、弱点を克服するほうがいい。
ほとんど誉められることはないです。
けなされる~ということではないですが、苦情・苦言は多々あります。
叱咤激励されていたのですね。
Fight!Fight!Fight!
ムタムタ考
2011年11月15日 ブログ
本日(11月15日)火曜日、パレット1階部分は設備点検のため、終日休館となっています。
なお、地階とクリニック棟は通常通りの営業となっています。
本年最後の休館日。そろそろ、いろんな本年最後・・・が言われる時節になってきました。
先日の「等伯」に載っていた「南泉斬猫」。
この絵は初めて見ましたし、この意図するところも様々な解釈があるようで・・・難解。
難しいお題なのですが、描かれている南泉和尚は何となくユーモラスに見えてしまう。
長谷川等伯は描く際に何を考えたか?。
まさに禅問答。
寒くなってくるとネコが恋しくなってきますねZZZ・・・。(拾い画像)
僕は君たちに武器を配りたい
2011年11月14日 ブログ
なかなか刺激的なタイトルの本。
登録してあるメルマガで紹介されていたので、早速読んでみました。
「僕は君たちに武器を配りたい」 瀧本哲史 著
就活中の大学生や就職して間もない社会人が対象の本のようですが、とてもディープな内容ばかり。
コモディティ(commodity)日用品という概念があるそうです。
商品・製品・サービス、そして働くヒトまでも含め「スペックが明確に定義できるもの」「個性のないものはすべてコモディティ」となるそうな。
一定のレベルを満たしていれば品質は関係ない。
他に供給者がいれば、それはコモディティ。
結果、徹底的に買い叩かれる・・・。
牛丼チェーンの価格競争が例に挙げられていました。そして、ヒトもその対象になってきた。
数々の資格を有していても、全世界的にみれば人材もコモディティ。
TPP交渉に代表されるように、資本主義社会のグローバル化は、ますます進行していく・・・。
衝撃的です。全てが、直ちにそうなることはないですが、いずれそうなるでしょう。
で、その対策はどうする?ということで、様々な「武器」について述べられています。
実は、ショッピングセンターを始めとする商業施設は、既にコモディティ化しています。
何処でも、ほぼ同価格で、ほぼ同じモノが買える。違いは新旧・規模・店舗数・立地だけ。
商品だけ見れば、ネットショップの方が安く買えることもあります。
武器は配られました。武器は使い方の手引き書もあります。同時に自らを傷つけるリスクもあります。
そして、あとは実践あるのみ!。
~後記~
ブログ記事を書き終えて、昨日の記事が目に入りました。
なんだか正反対の内容になってしまいました。
本書の考えに同感できる部分は沢山ありますし、これらが現在から将来への主流になるのでしょう。
でも、お互いに「おかげさんで~、あんやと~。」と言い合える関係や社会は、大事にしたいです。
・・・甘ちゃんかもね。
おかげさんで・・・あんやと。
2011年11月13日 ブログ
11月13日の北陸中日新聞「中日春秋」の内容。
・・・山本周五郎の名作『さぶ』に好きな場面がある。屏風やふすまなどを張る経師屋(きょうじや)で働く英二が、理不尽な罪で島送りになった後、一流の職人を目指してやり直そうとする時のことだ。人足寄場の仲間から言葉を掛けられる。<生まれつきの能を持っている人間でも、自分ひとりだけじゃあなんにもできやしない、能ある一人の人間が、その能を生かすためには、能のない幾十人という人間が、眼に見えない力をかしているんだよ>。天賦の才があっても、一人では輝けない、そんな道理をさりげなく教えている。・・・
コラムの主旨は、先日あった某人気プロ野球球団の一件についての批判であったと感じましたが、冒頭の抜粋部分は日常生活でも当てはまります。
才能の有無を問わず、生活していくうえで、朝目覚めた瞬間から、様々な人たちのお世話になっています。
顔を洗うために蛇口をひねると水が出る。⇒水道局があるおかげ。
新聞を見る。⇒配達してくれる人・新聞会社のおかげ。
テレビの電源を入れる。⇒電力会社・放送局のおかげ。
着替える。⇒衣服を販売しているお店のおかげ。
食事をする。⇒食べ物を生産してくれた農家・工場のおかげ。
出かける。⇒舗装された道路は、行政のおかげ。・・・
一人一人の生活は、周りの人たちの”おかげ”で成り立っています。みんなで支えあっています。
ショッピングセンターも、毎日定時に開店営業できるのも電力・上下水道の供給があり、メンテナンスの方々、警備関係方々が仕事をキチンと、やってくれているおかげであります。
それとモチロン、地域社会全体と、ご来店いただいているお客様のおかげです。
とても当たり前のことで、普段は意識することは無いですが、コラムを見て再認識しました。
伝統の食文化
2011年11月12日 ブログ
金沢販売士協会11月例会は、美川 任孫(とうまご)商店さまにて。
美川は海産物の糠・粕漬けが有名です。
任孫さんは昔ながらのやり方で商品を作っています。
工場は代々使われている土蔵。糠の匂いが、たまらん!。(しばらくならOKですが、長時間居ると・・・。)
少し遅れて会場に到着したので、説明は聞けませんでしたが、どんなお宝が漬かっているのだらう?。
画像では分かりにくいですが、蜘蛛の巣がびっしり膜状になっています。
食品の製造現場で・・・と、一瞬感じましたが、土蔵と漬けこむ樽等の備品が一体となり発酵食品が熟成されていくのでしょう。蜘蛛の巣も土蔵の一部?。
子供の頃に食卓に出されたら閉口した糠・粕漬けですが、気が付けば~ごはんの友・お酒の友として、好物になっています。
店主の任田さまから説明を聞く会員の面々・・・。
場所を変えて、任田さまも交えての懇親会。 美川「こめや」さんにて。
商品としての需要が減っているなか、減塩にしたり、料理素材として洋食に取り入れたりと様々な工夫をされています。
お酒に合う食べ物ということもあり、食べる側の指向や食べ方・販売方法について、熱心に話し合われた?販売士協会らしい例会でした。
金沢~石川には、連綿と続く伝統食文化があります。
普段、何気に飲食している食品も製造現場をみると、そのありがたみが、とてもよく理解できます。
先月のお酒に続き、今回も楽しく学べました。
任孫商店さま、誠にありがとうございます!。
ムタムタな主観
2011年11月10日 ブログ
会話していて感じることについて。
言葉尻を捉えているだけで、あまり意味がないことかもしれないのですが・・・。
「・・・このようなスキームが考えられます。」と言われることがありますが、
「・・・このようなカタチになります。」と言われた方が聞きやすい。
「こんなんになるわ~。」はモット聞きやすい!。
TPOで使い分ければいいのですが、あまりかしこまって言われると、聞く側も多少身構えてしまうような気がします。
当事者同士の人間的な距離感ですかね。
そして「・・・カタチになりますし、そのために・・・なカタチにします。だから・・・カタチでお願いします。」という言い方を聞くことがあります。
あまり自信がないから「・・・なカタチ」という大げさに感じられるだろう~の言い方を繰り返すことになるのかな?。
会話としては成り立ちますし、別に問題はないのですがこんなことを考えたりします。
主観ですけどね。
また、車での移動中、たまにラジオの国会中継を聞きます。
ワザと小難しく話をしていることもありますね。その方が国会らしいのかもしれませんが、聞いている方は???。
音声から、その場を想像してナビ画面を国会中継画面にすると、想像したとおりだったり、チョッと違ったな~ッと思ったり。
わりと楽しかった。(地デジ化されてTVは見れなくなりました・・・・。)
でも、国会のヤジは聞き苦しい~。無いとさびしいけど。
商店街交流
2011年11月9日 ブログ
片町商店街振興組合が主催するイベント「金沢まち飲みラウンド」に参入?。
友人と二人でラウンドしよう~としていたのですが、たまたま来沢していた「板橋区商店街連盟」ご一行さまと、アテンド中の金沢市商店街連盟関係者と偶然に遭遇。
合流して、十数人で片町ラウンドすることになりました。
「板橋区商店街連盟」と「金沢市商店街連盟」は、かつて加賀藩の下屋敷が区内にあった(加賀1~2丁目がある)ということで数年前から相互に行き来し交流を行っています。
筆者は、板橋へ伺ったことはありませんが、以前に熊本視察の際、現地で板橋の方々とお会いしたことがあります。
1年半ぶりくらいの再開。
個人・団体を問わず、他所と交流を行うことは、新しい文化や歴史を生み出す契機・原動力になると思います。
今回はあいにく短い時間でしたが、何かが生まれた?かな?。
熱唱中のお名前は・・・?。プロレベルの歌唱力!。
決闘の辻
2011年11月8日 ブログ
藤沢周平を読む。
読書中や読んだ後に、ふわッ~とした安堵感のある作品のイメージがあり、そんな感じを求めて読みだしたのですが・・・・。
タイトル通りです。
駆け引きあり、リアルなチャンバラシーンありと、生死を賭けた決闘の描写がスゴイです。人間のドロドロとした汚さが描かれています。
短編集でまだ2作品しか読んでいませんが、読み終えると自身も、その決闘の場に居合わせた感じがして疲れます。
さて次の作品・・・と読み続けられない。休憩が必要です。
作者に持っていた印象と作品が正反対に感じますが、これも同じ人が書いたものなのですね。
人間のドロドロとした・・・と書きましたが、誰しもこんな暗黒面は持っているのだなァ。
作品中に登場した、晩年の宮本武蔵もそのように描かれていて、筆者の持つ印象とはかけ離れていました。
人間の機微を描くには、汚い部分も知る必要がある?。
業務雑感
2011年11月6日 ブログ
各地で、お店の開店があり、その様子が華々しく伝えられています。
他方面でショッピングセンターなどの商業施設では、お店の入れ替わり(開店&退店)が有ります。
出来るだけ長い間、お店としてあって欲しいのですが、様々な理由での退店が有ります。
売上不振・会社の戦略変更・病気、怪我 等々・・・。
残念ながら、先日も退店についての話がありました。
その中で、店舗責任者の方が、お客様のところへ伺って事情説明をしたところ、これまでの感謝を伝えられたと聞きました。
お詫びに伺ったのに、お客様から感謝され反対に励まされたといいます。
そのようなことが何件かあり、責任者の方は目が潤んだ・・・と述べられていました。
退店・・・はとても残念なことです。
しかしこのような話を聞くと、このお店(テナント様)と取引をさせてもらって本当に良かった!と感じます。
また、同じだけの開店も有ります。
新たに取引を始めたお店も、長い期間に亘り、地域に根付いた商いをしていただきたいと思っています。
何事もいつかは、去る時があります。その時は、周囲から惜しまれて・・・。
遠い将来を案じるより、今できること、やるべきことに全力で取り組むこと!。
それが前述したことにつながっていくハズ!!。
インターミッション2
2011年11月5日 ブログ
某会合の後に一人飲み。
家飲みするより酒量が増します・・・。
普段は寡黙(?)な筆者もコレで饒舌(?)になれます。
一日を顧みたり、明日への英気を養うための時間と空間~。
でも、ホドホドに・・・。
新聞広告
2011年11月4日 ブログ
新聞紙上での2011年度「新聞広告クリエーティブコンテスト」の結果発表の全面広告。
その中、優秀賞「きび団子のため、だけじゃない。」
最優秀賞もなるほど!と思いましたが、動物のヴィジュアルが目を引きました。
オリジナルもモノクロです。
何故、仕事するのか?。本質的な問いかけであり重いテーマなのですが、ニンマリさせられる作品。
業務の小難しい理屈?や言葉を並べるより、こんな表現を出来たらいいな~。
最優秀賞の「頑張れ、父ちゃん。」
父ちゃん、
きょうもいい肉
獲ってきてね。
オッシャー!まかしとけーッ!。
元気の出る広告。いいですね。