石川県中小企業家同友会 教養学部 「この人に会いたい」で、金沢大地さんを訪問。

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「有機栽培農家」を名乗る代表の井村辰二郎さまの講演と河北潟に拡がる農場見学です。

 

国内では生産量が少ない有機農産物に着目し、農産物だけではなく、それらを原料とした商品を開発。

顧客を創造し、販売ルートを開拓しています。

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鶏糞ともみ殻を混ぜて堆肥を作る施設。↑

JONA認証・USDA認証・EU認証等の有機認証を得るためには堆肥の原料?となる鶏糞の流通履歴まで(鶏のエサも!)必要とのこと。匂いもありなかなか過酷な環境。

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東名阪のデパートや有機農産物専門店へ出荷するための野菜ハウスは、専属の人しか入れません。

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今年、初めて収穫するという河北潟に拡がる蕎麦畑・・・。乾麺のそばを作る予定だとか~食べてみたい。

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場所を移しての講演。

スピーチやプレゼンがとても上手な方です。

 

100年どころか1000年は持続する農業を目指し活動中。

農業(agriculture)は産業、衣・食・住の全てに農業が関連する。

持続するには基礎となる自然環境に負荷をかけてはいけないということで、有機栽培に取り組んでいる。

 

でも、河北潟という特殊?な環境と減反政策のために農関連の補助金を受け取っており、それが収益の※※割にもなっているというのは・・・ウラヤマシイと思えばいいのかな・・・とモタモタと思う。

 

井村さまは、自称農家・・・とは名乗っていらっしゃいますが、プロデューサーであり、素晴らしい経営者。

ファーマー(農場経営者)ではなく、アグリカルチャリスト(農業経営者・実践者)。

先月の「川北わくわくファーム」さんに続き、「金沢大地」という農業に関するところを訪れる機会に恵まれまれて、とても貴重な体験をさせてもらいました。

 

井村さま、ありがとうございます。

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このようなヴィジョンをもって仕事に取り組まれている。

スゴイ・・・。