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月別アーカイブ: 2012年12月

正しいことも多すぎると・・・

合成の誤謬(ごうせいのごびゅう)」という言葉を教えてもらいました。

経済用語らしいのですが・・・初めて聞いた・・・。

~ミクロの視点では正しいことでも、それが合成されたマクロ(集計量)の世界では、かならずしも意図しない結果が生じることを指す経済学の用語。~

 

商品を安く売れば、一消費者としては安く買えて良いこと。

ただし、安価での商品提供は、利益の低下と価格競争を招き、廃業する商店を生み出すことになり、経済全体で見れば、マイナスに働いてしまう。

デフレの説明にありますね~。

 

将来、増税される消費税も、購買力がそのままなら税収増が期待できますが、買い控え・節約指向が強まれば、結果的に税収減となることもあり得ます。

 

多少、間違った解釈かもしれないけど考えてみました。

衆院選挙の結果が出て、”その後”がどうなるのか気になります。


ご当地スーパーの逸品

よく目を通すブログで紹介されていた本です。

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「日本全国ご当地スーパー 掘り出しの逸品」

スーパーマーケット研究家 菅原佳己 (すがわらよしみ) 著

 

著者がすべて自腹で購入・試食済みの、各地のドメスティックな食べ物たちが紹介されています。

中には、見たことや食べたことのあるモノもありますね~。

昭和チックな商品が多いです。B級グルメのスーパー版か?。

 

旅行などで各地に行った際には、デパートの食品売り場や、食品スーパーをウロウロすることがあり、初めて見る商品や、変わった商品に興味がわきます。

同じことを思っている方は、やっぱりいらっしゃるもので、本まで出されたんですね。

見ながら~「コレ、ウマそう!」「なんか、見たことあるぞ!」「ホントにウマいのか?」などと、一人ツッコみをしています。

 

残念ながら北陸地方のスーパーと商品は紹介されていません。

もし、自分が選ぶとすると・・・何かな~と考えるのも面白い。

 

是非、続編で全国津々浦々の”掘り出し逸品”を取り上げてクダサイ!。

何がエントリーされるのでしょうか?。


徒歩15分に潜む商機

元気な高齢者にとって、心理的に歩くことが苦にならないのは15分。

距離にすると1km。足に衰えを感じると、700m程度に縮まる。

・・・年間230兆円程度とされる個人消費のうちシニア(65歳~)は100兆円をつかう。

高齢者世帯の食費を22兆円とする試算があり、徒歩15分の生活圏に潜む需要は大きい。

・・・との記事を見ました。(日本経済新聞 シニアが拓く 消費の実像)

現在、自動車を利用しているシニアも取扱いが楽な小型車に乗り換えたり、運転免許の返上で、日常の買い物は近くの商業施設を訪れる機会が増えると思います。

季節がら、積雪があるとよりその傾向が強いか・・・。

実際、パレットでもシニアのお客さまが、多くご来店いただいています。

 

また、この記事では、ある食品スーパーの実例として、少量多種の刺身盛り合わせや、通常より20~30cm低い陳列台が紹介されていました。

お客さま目線で商品開発・・・とは、よく耳にする言葉ですが、商品が乗る陳列台までは気付かなかった。

 

当たり前!なんですが、少しかがんで店内をみることも大事やな~と感じた次第・・・。


睡蓮って読めた?

日本経済新聞 文化面 幻の花影 十選

モネ「睡蓮の池」monet06.jpg

睡蓮・・・と名の付く作品は、複数あることを初めて知る。

紙上で紹介されていたのは1907年の作品でブリヂストン美術館が所蔵しているものらしい。

この作品かどうかは?ですが、バブル経済真っ盛りの頃に、高額で取引されたのではなかったかな?。

絵が~より、金銭価値で見ようとしてしまいます。

誰でもが分かりやすい価値基準。

ボヤ~ッとした画風に”幻の花影”と”幻の経済”が重なって見えてくるか?。


温まる裏メニュー

本日は比較的穏やかな日・・・。

でも、寒い日が続きます。除雪作業もあって身体が冷え切ってしまう~。

こんなときは「めん処あかさか」の温かいうどんが欲しくなる。

鍋焼きうどんが、この季節のマストアイテムですが、こんなメニューをリクエスト。

~天ぷらかき玉あんかけうどん~

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あつあつのとろみに、揚げたて天ぷらと薬味のおろしショウガがとてもよく合う!。

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慌てて食べて舌をやけどしないように・・・・。

いただきます!。

見かけは、あまりよろしくないけど温まるしカロリー摂取もバッチリ?。

これで、午後からもパワー全開であります。


ぼおるぺん 古事記

移動中の車内で聞いたラジオ番組で紹介されていた”本”です。

ぼおるぺん 古事記 天の巻 地の巻 こうの史代 著

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ボールペンで描かれた?マンガ。

古事記~は興味ありますが、文字のみで書かれた本は、長すぎる人物(神)の名前で途中停止してしまう。

宇摩志阿斯訶備比古遅神(うましあしかびひこぢのかみ)とか・・・。

 

現代風にデフォルメされた神々の姿に引き込まれ、見入ってしまった。

原自然で、自由奔放で、そして残酷な、古事記ワールドが繰り広げられます。

神様なんだろうけど、とても野生でとても人間らしい登場人物(神)たちをマンガで再認識。

古事記ブームだそうです。(古事記編纂1300年)

トテツモナイ年代記をマンガで楽しむのも一興。


人生は笑って楽しく

金沢販売士協会&K・C・G(金沢コンサルティンググループ)の合同例会(忘年会)開催。

例会講師は元金沢聖霊病院 院長の大下陸郎(おおしたみちお)先生です。

「人生は笑って楽しく」の演題でスタートですが・・・・。

大下先生が某地方紙に連載中の「ラブラブクリニック」の内容を超えるリアルな内容とコメントが、パワポ画像とともに会場内に炸裂!ちう。

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講話の途中から入ったのですが、その瞬間、耳と目を疑いました・・・。

中学生・高校生向け性教育の講演も、ほぼ同内容でお話しされるとのこと。(ダイレクト過ぎないか?)

まァ、全員が興味ある内容なんで、オブラートに包んだような表現をしなくてもいいのか。

人は”触れ合い”と”生きがい”がないと、早々にボケる!と、ゴモットモなお言葉。

確かに触れ合う際のアプローチの仕方は、接客・サービス業に通じるものがあります。

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一時間の講演予定を軽くオーバーして無事?終了。

皆さん・・・どのような感想をお持ちになったでしょうか。

この余韻を引き継いだ懇親会も大盛り上がりでした。

大下先生、ご参加の皆さまありがとうございます!。

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早速、実践するのか?できるのか?。


昔から読書

~名将名言録 一日一言~ 12月10日

「書を読むは、酒を飲むが如し。至味(しみ)は会意にあり」   藤田東湖

酒を楽しむように読書に勤しんでいたといいます。

当時の読書は、娯楽~ではなく研究・研鑽の方が強かったと思います。

 

時節柄、酒を楽しんでばかりで読書が疎かになりがち。

娯楽も兼ねていますけど、読まなければ~。

酒を楽しむように~とは、なかなか出来ないが。


ホンコサンにて

昨夜から雪が舞っている・・・。

朝、起きて恐るおそる~外の様子をうかがうと・・・・。

薄っすらと積雪、でも大したことなくてヤレヤレ。

 

さて、ホンコサン前に、御内仏の大掃除をします。

晩秋から年末にかけての風物。

香炉やらロウソク立てやら~名前を知らないモノもありますが、取り出してホコリを落したり真鍮製仏具を磨きます。

揮発性の薬品で磨くので、火気厳禁。

寒い~さぶい・・・、修行?です。

もっと、気候のいい時にすればいいのに~と思いつつ、もともと農閑期に行われていた行事ですからね~。

御参り以外に御内仏に向かう機会はほとんどありません。

仏事等の御参りで御内仏に向かうことが”オフィシャル”であるとすれば、日常の御参りや清掃の機会は”デイリー”または”カジュアル”なのか?。

“デイリー”の方はやっていないので、まさに、ご先祖に間近(直)に触れる大掃除なのでした。


ロボットと仏教

ホンコサンです。

この季節の定例行事で、しばし足のシビレと寒さに耐える・・・・。

 

そんなのを意識したわけではないが、こんな本を読みました。

~「親子のための仏教入門 我慢が楽しくなる技術」 森正弘著~

子どもが読んでも理解できる仏教の本?のようです。

著者は宗教家ではなく、ロボット工学の専門家で通称ロボコンの創始者でもあります。

 

仏教と言っても、いろんな宗派がありますが、この本で述べられているのは広い意味での仏教。

根底にある考えは同じかと思いますが、ホンコサン~浄土真宗とは表現が違います。

坐禅の組み方解説もあり、仏教の宇宙感、哲学感にまでふれられていて、体感できることや具体的例えがあり、何となく分かったような気になれます。

紙が鉄を切る~という内容で説明される、すべてはすべてに関係していて、ひとつの小さな出来事が及ぼす影響はどこまでも及ぶ。

すべてがつながっている代表として、全宇宙に影響する”万有引力“がある・・・。

 

かなり異質な仏教書?かもしれませんが、腑に落ちるというか、モノゴトの見方が変わる良書かと思います。

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でも中学生あたりまでは難しいかな~、大人でもやはり難しいけど・・・。

 

正座してシビレた足が、カクカクとロボットのようにしか動かない・・・というのではないです。


季節はずれのひまわり

日本経済新聞 文化面 幻の花影 十選~

ゴッホ 「ひまわり

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「ひまわり」というとバブル経済真っ盛りのころに、数十億円で日本企業が購入~と報道があったのを思い出す。

変なことで有名になった絵でしょうか。どうしてもこの印象が強い。

 

「ひまわり」の同名作は全部で7作品あるとか。

全部で数百億円か~などと、下世話なことを考えてしまいます。

ホントは、値付けなんかしたらイカンのでしょうね~。

 

見ていると寒い季節ですが、色使いとひまわりから受ける暖かな感じがします。

このように暖かな印象を、周りにも与えることができる人になれたら・・・いいな。


忘年会

昨夜遅くから暴風状態。

現在のところ、建物周りに異常は無いが・・・。

 

さて、忘年会シーズン真っ盛り!。

あまり無理しないように・・・と思うのですが、ついつい調子にのってしまいがち。

 

そんな中、ある忘年会での挨拶で聞いた言葉。

~老年は過去を語り、壮年は現在を語り、青年は未来を語る。~

自分自身、業務上や普段から、どのような内容を話しているか?。

目先の事ばかりになっている?、以前はこうだった!といった内容が多いような~。

過去と他人は変えられないが、未来と自分は変えられる。

 

このように、こころに残る言葉に出会える、楽しいだけじゃない忘年会。

これからどれだけの出会いがあるか~楽しみです。

出会うだけでなく、言葉やこころのキャッチボールをしていきたいな。


ショッピングを哲学する?

読書会開催。

課題本は「ソクラテスと朝食を ~日常生活を哲学する~」

ロバート・ロウランド・スミス 鈴木晶 訳

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今回は、忘年会を兼ねての設営だった為か、14名の参加です。

さて、この本ですが・・・サッパリわからん~が感想・・・。

半月ほど読みさしで、読書会の2日前から斜め読みした程度。

一人づつ感想を述べるのですが、全員が一旦挫折?し、そのままだったり~何とか最後までたどり着くという内容ばかり。

少し安心?した。オレだけじゃ、なかったんだ!。

かつて、東洋哲学を専攻した方も、中断した~という難解本。

モットモ、理解程度は雲泥の差だとは思いますけど。

 

この本の中で、”ショッピング”という項がありました。

巨大なショッピング・モールに行くことが”哲学”されています。

~あなたがショッピングモールを「人工的だ」というとき、批判的なニュアンスを込めているのかもしれないが、ショッピング・モールのほうはこの言葉をお世辞と受け取るだろう。というのもショッピング・モールは「人工的」という語の定義を変えてしまった。もはや「人工的」は「自然」よりも劣るものではない。町のスーパーがしがみついているのは「自然」の価値だ。また、「人工的」な物はもはや自然の不完全な模倣ではない。ショッピング・モールの人工性は、自然よりも完璧に近い。その完全に制御された環境はたんに買い物客の楽園ではなく、まさしく天国である。あなたは不安に思うかもしれない----こんな傲慢な姿勢は神の怒りを買うのではないか、と。だが、ショッピング・モールに出かけるとき、私たちは言う、「そんなことはどうでもいい。」もう天国を待ちくたびれたので、先回りして、作ってしまったのだ。~

~ショッピング・モールが伝統的な市場を馬鹿にするのは、市場の田舎臭さを露骨に嫌っているからだけではない。市場というのは、町の中心にある広場に店を広げ、人びとは取引をしたり、ひやかしたりして、ありとあらゆる交換を推進するが、ショッピング・モールは非人間的な取引にこだわる。買い物客は、ほとんど機械的な微笑を浮かべた店員にクレジットカードを差し出すことは許されているが、両者が人間として交流することは固く禁じられている。~

ショッピング・モールへの偏見?断言することではないと思うが・・・。

パレットは、こんなんじゃ~ないんだが。モールでもないけど。

読書会では、著者が若いことと、訳者が哲学以外は門外漢なので表現が甘い!との意見も出ていましたね。

 

また、この本を開いてみようかな~と思う日は、やって来るかな?。


無題


花のいのちは・・・

日本経済新聞 文化面 幻の花影 十選~

ヤン・ブリューゲル「青い花瓶の中の花束」

青い花瓶の中の花束.png

花を活けてあると言うよりか、花瓶から花々が湧き出てきたように見えます。

咲く季節もバラバラの花々が、冬の暗闇を打ち破るように現われ出でた。

新聞上のモノクロ画では分からなかったけど、花瓶の青色といい、彩りから生命力みたいなものを感じます。

 

ほぼ同時期に似た絵も。「花」

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これは、夏枯れ?ドライフラワーのように見えるし、明るい地中海沿岸部を想像します。

 

両方の絵共、花瓶周りに花びらや葉が落ちている。

これがあることで、花々の生命がより感じられます。

知ったかぶり・・・。


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