FBで紹介されていた「ブラック企業~日本を食いつぶす妖怪~」を読了。

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某有名飲食店チェーンや有名企業名が「ブラック企業」として載っています。

海外展開中の有名アパレル企業もそうらしい。

X社となっていますが、どう考えても「ユ**ロ」としか思えない。

載っている企業を「ブラック」だ!何とかしろと!叫んでも解決にはならないし、本書がいうところの「戦略的思考」で対処しても根本的な解決にはならないと思いました。

そもそも、民間企業は程度の差こそあれ「ブラック」ばかりではないか?。

24時間365日、モノが買えたりサービスを受けられるというのは、「ブラック企業」がないと成り立たないと思います。

 

世界経済のスタンダードの真っただ中にいる以上は、誰かがハズレを引く。

欧米やアジアでは、貧しい地域からの出稼ぎ者が日本でいうところの「ブラック企業」に属することになる。

場合によっては、ブラック以下のもっと過酷な暗黒企業かもしれない。

「なるほど~ヒドイな!」と感じる一方で、それらの企業に支えられた便利な社会に慣れきってしまっていることに気づきました。