月別アーカイブ: 2013年4月
週のはじめに考えさせられた
2013年4月15日 ブログ
4月14日(日)の北陸中日新聞社説、「攻めの農業という前に」から。
・・・作り手は規格にあった品物を効率良く育てて淡々と送り出す。
買い手の側は値段の安さをひたすら求め、消費する。
その繰り返しでは農業の持続可能性が、もう保てないということを・・・。
二月の終わり、第七十二回中日農業賞授賞式のあいさつで、審査委員長の正源寺真一・名古屋大学教授が言いました。
「世界一鋭敏だった日本人の食べる力、味わう力が、衰えているような気がします。」
農学者が消費者の心配をしています。・・・
抜粋前段の”規格にあった品物を効率良く・・・値段の安さをひたすら求め、消費する。”は、農産物だけではなく、工業製品全般にもいえます。
農産物は”生き物”であり、工業製品とは違うのだが・・・。
そのような農産物を摂取し続けたことも、正源寺教授の言われることに至った原因の一つかもしれない。
また、工業製品も同様の繰り返しでは持続可能性が保てないのではないか?。
海外富裕層向け高級農産物の輸出や販売の好調が報道されて、華やかな面ばかりに目が行きますが、地に足が着いた活動を考えていくことに気付かされました。(農業だけに・・・。)
私は燗さ!
2013年4月13日 ブログ
先月末で、某役目の任期を終えたのですが、一部業務が残っていました。
会計監査と報告!。
それも複数に亘る集まり(団体)の監査です。
モットモ、もう一人の同じ役目の方がいるので、多少は気が楽ですが・・・。
預金通帳・現金出納帳・出金伝票・領収証・決算書・・・と目を通していきます。
各団体の書類書式はバラバラで、書類の不備や、誤りもあったり・・・。
金額の大小はあるものの、金銭に関わるチェックは気が張ります。
書類を作成するのもタイヘンだったでしょうが、それをエラそうに“監査”するのもタイヘンなのでした。
数時間(!)かかって何とか終了。
あ゛~疲れた・・・。
監査より~、オレは燗さ~飲みたい・・・。
ガストか?
2013年4月12日 ブログ
100語でわかるガストロノミ~グランシェフたちの料理にかける情熱~読了。
フランス料理界の重鎮100人に自由に書いてもらったというエッセイ集的な本です。
この本で初めて知った”GASTRONOMIE ガストロノミ”とは、美味しく食事するために必要なすべての学問のことか?。
調理法から生物学・化学・物理・歴史・芸術等々、まさに食べるために、生きるために必要な総べて!。
もっとも、この200ページ足らずの新書版で、それらを網羅できるハズもなく・・・、この本はグルメ的な見方で読みました。
なんとも、人間とは食べることに貪欲な生き物。
イノシシの頭 HURE、カエル GRENOUILLES、仔牛の頭 TÊTE DE VEAU・・・・。
ジビエや内臓系が苦手なもので、その調理法について書かれ箇所は感じの良いものではナカッタです。
食材についての記述が多かったのですが、こんなのも~。
シェフ CHEF (主要部のコピペ・・・)
「人は、シェフに生まれるのではない。シェフになるのだ。」
シェフは、センスと責任にあふれた肩書きである。~
~シェフはつねに「なぜ?」という疑問を抱かなければならない。
~シェフであることは、日々ベストを尽くしその誓いを守ることである。
~シェフは、最も味の良い、旬の最良の食材を選ぶ目を持たねばならない。食材やそれを届けてくれる人たちを敬う気持ちがなければ、料理をすることなどできないであろう。
~シェフは、スーシェフやシェフ・ドゥ・パルティ、コミと協力し合うが、規範であることに変わりはなく、自身の持てる技量を伝えること、共有すること、委任する義務を見失ってはならない。
~客がなければ、シェフは存在することができない。
自分のために料理するのではなく、人が楽しいひと時を過ごせるように料理をするのである。
客の声に耳を傾け、客の要望を先取りし、時にはあっと言わせたり、ほっとさせたりするのがシェフとしての務めである。
われわれは、幸いにも人びとに感動をもたらすことや、幸せの販売人になることができる。
店のテーブルで過ごす時間がたとえ束の間であったとしても、客にとって忘れられない思い出になる。
料理界の重鎮が語るとやはり重みがあります。サービス業の金言です。
少しはガストロノミを味わえたか??。
それにしても、ガストロノミって美食やグルメを感じさせない(少々オドロオドロシイ)言葉だな~と思う。
黒書院の六兵衛
2013年4月10日 ブログ
以前にも記事にした、「黒書院の六兵衛」に目が離せない!?。
とうとう、天朝様(後の明治天皇?)と的矢六兵衛といわれる人物との対面を向かえてしまった!。
その描写がとても、劇的であり大スクリーンで映画を観ているようでもあります。
~黒書院を繞(めぐ)る襖があちこち開いて、稲光と雷鳴が躍りこんだ。
明と暗とが、瞼をしばたたくように繰り返される。噪と寂もまた同時に去来する。
うろたえ騒ぐ人々の姿と声は、みな切れぎれであった。
とうてい現(うつつ)とは思われぬその光景を見渡しながら隼人は確信した。
六兵衛は何も言わず、何もなすまい。聖上(おかみ)もまた、何ひとつ仰せにはなるまい。
これはなしくずしに転ぜんとする時代を見かねて八百万の神々が設えたもうた、天下禅譲の儀にほかならぬ、と。~
あっ!六兵衛が立ち上がったぞ!何処へいくのか六兵衛?。
それにしても、お前は一体何者なんだ??。
作中の木戸孝充や加倉井隼人たち同様、六兵衛に振り回されている自分がいます。
まさか、天空からの使者が迎えに来ているってことはないだろうな・・・。
学問のすすめ
2013年4月9日 ブログ
現代語訳 「学問のすすめ」 齋藤 孝(訳)、なんとか読了。
昨年の初夏頃から、ズぅ~ット積読状態だったのです。
有名な~「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず」から始まります。
国の独立性を保ち、欧米並みの文明社会になるには、役に立つ”学問”を身に付けなければならない。
明治初期の時代背景もありますが、現代にも十分通じる内容かと・・・。
訳者もビジネス書として読むことを薦めています。
ただ正直なところ、***でなければならない~、@@@しなければならない~、###である~、といった表現に多少、壁易してしまい、読むのに時間がかかってしまいました・・・。
先日の致知メルマガにも、この本の抜粋がありました。
【今日の言葉】
人間が自分で衣食住をまかなうのは難しいことではありません。
それができたからといって誇れるようなことでもないのです。
こんなことはアリでさえやっているのに、世の中にはそれで満足している人がいます。
自分自身の活動を広げて、大きな仕事をしていこうとしないのは「蠢愚」(無知で愚かなこと)と言えます。
福沢諭吉
あと何冊か積読があるのだが・・・。
FB
2013年4月7日 ブログ
春の嵐が何事もなく収まれば良いのですが・・・。
さて、Facebookを始めて約2年経過。
こちらから投稿せずに、もっぱら記事を見るだけの消極的参加です。
友達リクエストで、マレに妙齢の女性からリクエストがあったりします、それも顔写真付きで。
誰だ?コレ?。美人局か・・・。
基本、面識ない方からのリクエストには応えていません。
最近も、顔写真なしで、〇〇子・・・と女性らしき名前の方からリクエストがありました。
名前をクリックしてプロフィール欄をみると~性別・男!ナンじゃコリャ?。
即、リクエスト欄から削除しました・・・。
投稿への反応が気になる”FB疲れ”が拡がっている~とか、個人情報がダダ漏れしているとか~、ネガティブ情報もあります。
天網空間は何でもあり。
上手く利用すれば、便利なツールなのにな~。
レッド・オーシャンとブルー・オーシャン
2013年4月6日 ブログ
会計事務所セミナーに参加。
レッド・オーシャン戦略とブルー・オーシャン戦略・・・。
~ブルー・オーシャン戦略の説明には、対立するレッド・オーシャンという概念が必要になります。
レッド・オーシャンとは、競合企業との競争によって血塗られた既存の事業領域を指しています。レッド・オーシャンでは、限られたパイを奪い合うため競争も激しく、競合との血みどろの戦いが不可避な状況になりがちです。また、レッド・オーシャンでは、コモディティ化なども進みやすく、継続的に業績を上げることは困難です。
一方、その対極となる概念が、ブルー・オーシャンです。まったく新しい市場を切り開いて創造されたブルー・オーシャンでは、競争自体が無意味になり、高成長・高収益が期待できます。~
そうか!、競争のないところに市場を作ればいいんだ!~なんて、そんなところは何処にある?。
ブルーな場所を求めるには、他業界の知識・情報も集めていなければならない。
そしてブルー・オーシャンを見出しても、次から次へとアノ手コノ手を打たなければイケナイ・・・。
なぜなら、競争相手もブルーを目指して進出してくる可能性があるから。
結局、ブルー・オーシャンといっても自身との戦いが続いているのでした・・・と感じる。
言葉はカッコいいケド、ブルー・オーシャンなんて、そうそうあるワケないですね・・・。
【zou-gan】
2013年4月4日 ブログ
深夜に地震があった?そうですが、爆睡していてマッタク気付かず・・・。
ホントに能天気ですわ~。
さて、加賀象嵌の作品展へチャベチャベと行ってきました。
象嵌って何?クラスのレベルなんで、先ずは見ることが大事かな?っと。
どれどれ~。
キレイです。重量感がありますね(案外軽かったりして)。
香道の道具らしい。
他にも伝統の中にも遊びゴコロがある作品があったりと、なかなか目にすることがない品々を間近に見ることができました。(無料だし・・・)
気持ちの保養になったか??。
この作品展会場は石川県国際交流サロンです。
なじみがない施設かもしれませんが、個人的には好きな空間。
以前は何方かの御屋敷だったのでしょうね。
お座敷に座って庭をながめる~。
どこかしらナツカシイような、ホッとするような感覚が湧きます。
庭園もナカナカのものかと・・・。
こんなロケーションでお酒をいただいたらステキだろうな・・・と思っていたのでした。
伝統工芸文化に少し触れ、お座敷に座り込んでお庭をながめて、しばしの間、ノンビリ気分に浸れました~。
知らない地元のコトって、まだまだありそうです。
卯月 朔日
2013年4月1日 ブログ
新年度になって・・・、というか昨年度で、ある役目を終えることになりました。
任期中は、さまざまな経験をさせてもらいました。
メンドクサイこと、ややこしいこと、手間がかかること・・・等々。
ふり返ってみると、日常の業務の範疇や延長だったのではないか?と思えることも多々ありました。
結果としては貴重な経験をさせてもらったな~、面白かった(?)というのが感想です。
しばらくは、後任の方々のお手伝いをすることもあるでしょう。
本心は、ヤレヤレ~という気持ちが大きいですが・・・、多少の物足りなさも感じていたりします。
イヤイヤ、その他にもやるべきことはたくさんあるし、後から後から湧き出るように迫ってきています。
安堵しているヒマは無いのでした・・・。
・・・でも、少しくらいはイイかなぁ~。