新聞広告の新刊案内で面白そうだな~で入手。

「ネットのバカ」 中川淳一郎 著 読了です。

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この帯の裏側には・・・

金目当てにステマをやる芸能人。

課金ゲームに大金をむしられる中毒者。

来店した有名人情報をリークする店員。

陰謀論に飛びつく”愛国者”。

ネットで一攫千金を喧伝するエヴァンジェリスト(先端を行ってるイケてる人、だと思っている人)。・・・

・・・このバカだらけの海をどう泳いでいくか? と、かなり言いたい放題です。

ネットニュース編集やネット上の業務にドップリ浸かっている著者が見たり経験した、リアルに”痛い”人々(バカ)が登場します。

ホントかね?と疑うような内容も・・・。

ネット上の情報真偽は自身で判断するしかないのが現実。

 

日頃、ネットを見ながら思っていたことが本書では、快刀乱麻を断つのごとく述べられていて、読後は爽快感のようなモノを感じました。

 

本書は、次の言葉で締めくくられます。

「まずは自分の能力を磨き、本当に信頼できる知り合いをたくさんつくれ。話はそこからだ。」

ネット上だけでなく、社会生活をおくるうえではアタリマエのことです。

でも、このようなストレート過ぎるコメントは、ネット上で叩かれたり、”炎上”するのでしょうね・・・。

 

タマタマ、「インターネット依存」の中高生が51万8千人に上る・・・というニュースがありました。

ネット依存=この本のタイトルではないが、深刻な状況下にあることは間違いない。