GAP・・・衣料チェーンを思い浮かべますが違います。

Good Agricultural Practice⇒農業生産工程管理 だそうです。

金沢販売士協会で知り合った、土江さま(北陸農政局 勤務)からの案内で、このGAPについての講演を聞く機会がありました。

※農業従事者が守るべき法律やルールをチェックリストに沿って、①実施 ②記録 ③点検  ④評価 を行い改善を行う。

※正確な記録と第三者の確認を受けることで、取引先や消費者に対して、食の安全や環境保全を証明できる。

GAPで適切な農場管理を行うことにより、作物の品質保証につながる。

作物の安全・生産者の安全・環境の安全、以上3つの安全がポイント。

工場で行う行程管理を農場でも行うことのようです。農業版ISOか?。

JGAPなどいくつかのGAPと認定機関があり、世界で通用するのはグローバルGAP 

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現在、日本の農産物への品質面での国際評価は高いと言われます。

今後、GAPは、農産物輸出の際には必要になるかもしれませんね。

このGAPやら、以前少し記事にした有機認証やら~モロモロあって混乱します。

認証マークがタクサン付いていれば安心!なのは、間違いないでしょう。

 

日本の残留農薬基準は厳しいと言われますし、国内流通しているほとんどの”作物の安全面”はクリアしていると思います。

その一方、無農薬農産物崇拝は根強いですね。

〇✕農法とか、イロイロありますケド、ウサンクサイのもありそうだな~。

 

そして、”生産者の安全”がポイントに挙げられていることは特筆すべきことだと思いました。

従事者の福利厚生・作業時の事故防止があります。

一般企業ではアタリマエのことが、農業では重要視されていないのでは・・・との感想を持っていたので・・・。

 

世界各国から様々な作物が入ってくる現在。

それらの”安全”を担保する認証制度です。

工業製品はモチロン、食料も世界基準に組み込まれているな~とあらためて思ったのでした。