「闇に葬られた歴史」 副島隆彦 著を読みました。

トッテモ、タイソーなタイトルです。著者は経済学者なのか?と思っていましたが、モノゴトを深掘りするのが得意な方のようです。

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歴史上の人物や出来事について、当時を現代風の世界観や経済的常識に照らし合わせてみる副島史観で推測してみると・・・、歴史の”齟齬”や”矛盾”が炙りだされる。

では、真実はどうだったのか?。

信長を本能寺で討った黒幕は・・・。

家康すり替わり説。

日本建国と聖徳太子の真実・・・等、興味深い内容満載。

 

ややハナに付く表現?もありますが、まえがきにもこう書かれています。

~歴史の真実を巡る大論争を私自らが喚起する。さあ、どこからでも、誰からでもかかっていらっしゃい、の、いつもの副島隆彦の構えである。

私の大風呂敷(ビッグ・マウス)の始まりである。

歴史学者たちからはどうせ全く相手にされずに時間だけが経ってゆくだろう。

だが、そういうことは恐れるに足らない。

大きな真実はどうなのか。私は国民の中の歴史好きの読書人に問いかける。

私がここに書いて紹介するこれらの歴史書の真贋の判定を各々やっていただきたい。~

 

中には~明らかにしないで、そのままやウヤムヤのままでいいコトもあるな~。

歴史は勝者や権力者によって創られるのでした。