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月別アーカイブ: 2014年4月

銀河鉄道の夜

新編 「銀河鉄道の夜」 宮沢賢治を読みました。

本題の「銀河鉄道の夜」や「セロ弾きのゴーシュ」等の14作品が収められています。

タイトルは知っていたが、恥ずかしながら読んだことが無かった。

ということで、中味はマッタク知らなかったのでした。

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擬人化された星空、鳥、植物、動物、構築物、そして人間との不思議なつながりや対話。

それらを慈しみ、時には社会風刺を交えた童話・・・というか、なかなか深く考えさせられ、大人が読んでも難しいストーリーもあります。

弱者を労わる内容にシンミリしたり、弱者を見守る存在があったり、と勧善懲悪的な内容も。

特に、巻末収録の「ビジテリアン大祭」は、宗教観や現代の食料問題をも示唆するような内容にハッ!として興味深いです。

とても高尚な童話。

だから、今まで読んだことが無かった(読めなかった)のかな~と。

 

今でも怪しいモノだが。


春の一斉清掃

昨日(13日)は、金沢市全市春の一斉清掃。

側溝の泥揚げがメインなのですが、そんなに溜まっていなかったので、気になっていた箇所の除草清掃を行いました。

当日に作業しているのは少数派?。

ご近所では、事前に作業される姿を多くお見かけしました。

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日差しと気温は、ホドホド、風も無く、格好の外作業日和です。

ただし、ホコリは舞い上がるプラス花粉症対策で、マスクと保護用のサングラスは必須アイテム。

慣れない姿勢で、暫らくしゃがんでいると腰がダヤクなるな~。

 

まさか、後日は筋肉痛でアチコチ身体が痛いということは無いと思いたい・・・。

 

自分に対しご苦労さま!です。

 


白犬の眉書れたる日永哉(一茶)

犬のはなし~古犬どら犬悪たれ犬 出久根達郎=選 日本ペンクラブ=編 を読みました。

表紙のスリッパを咥えたイヌの姿に惹かれたのです。

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小説家・詩人・随筆家・児童文学作家・翻訳家・大学教授が著した短編集。

どの作品も犬をテーマにして、犬への愛情・慈しみ溢れるモノばかりです。

とても読み易く、犬がマスマス愛おしくなりました。

犬好きにはタマラナイのでは・・・。

 

「犬」 鈴木三重吉 では、船が難破してしまい、大の犬嫌いの主人公が大型犬ガリヴァーと漂流し助け出されるまでのドラマにハラハラ・・・。

「氷原を走る犬ぞり」 波多野完治 では、極寒のアラスカ大地を決死の覚悟で進む犬ぞりと御者にドキドキ・・・。

ストーリーは至ってシンプルなので結末は想像できます。

それだけに作中の登場人物や犬の心理描写がストレートに伝わってきて、とても印象深いのです。

 

巻末の解説にもありましたが、一般的に犬がペットとして飼われるようになったのは戦後期から。

それまでは、どちらかというと危険な存在で軍事や狩猟用で飼われていた。

つい近年までも、野良犬がウロウロしていた記憶があります。

また、戦時中は、お国のために「供出」させられたことも。

 

解説の最後に胸が詰まるな~。

「人間と犬が一緒に過ごす歳月は、しあわせを互いに半分ずつ共有しあう時間なのである。」


UPS騒動

事務所内のUPS(無停電電源装置)が突然、ピー!という警告音を発し停止してしまった。

突発の停電時にPC保護のために設置したのだが、5年程でダウン・・・、幸い今まで役に立ったことは無かったのでした。

 

で、新しい商品を購入するため大型家電量販店へ行く。

PC周辺機器のコーナーで探すが見当たらない。

店内アナウンスで、「御用の際はお近くの係員までお声掛け下さい・・・。」と言っているので声掛け。

「今、接客中ですので・・・。」と一人目に断られる。

近くにそれらしき店員さんが、見当たらなかったので、他の売り場で声掛け。

「UPS?多分、あのコーナーです。」

ずっと探してた所なんだが・・・、ヒョットして見方が足らないのかも・・・。でも、そもそもこの人UPSって分かっているのかな?。

との、疑問を抱きつつ、またその辺りを探すが、やはり無い。

 

新たな店員さんに、また聞いてみる。

「あ・・・〇〇〇の応援なので、詳しいことは・・・。」

この時点で、チョイ怒。

 

気を取り直して、別の店員さんに聞いてみる。

ヤット!、インカムを通じてまともな対応。

「スミマセン、当店では取扱いしていません。お取り寄せになります。」

 

サッサと店を出て他店へ向いました。

何店か電話で問い合わせたところ、UPSの扱い店は少なく野々市の某店で入手。ヤレヤレ~。

 

電話で事前に問い合わせれば済んだことなのだが、たらい回しというか応援部隊ばかり店内にいて連携がマッタク取れていない(怒)!。

専門店なら事前に商品の問い合わせをしたかもしれないが、大型店だから、”あるだろう”との思い込みはありました。

店が大きいからといっても何でも揃っているワケではない。

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チョッとイライラしましたが、大型店の弱点を経験しました。

人のフリ見て我がフリ直せ・・・です。

 

U(うっかり)P(パソコン関係のこと)S(スタッフに)は聞けない店なんだな~。


流通雑感

会合で駅前に行きました。

やや、早めに到着したので、付近の大手流通グループが手掛ける商業施設に入る。

ワリと大規模な店舗の出入りがあるようで、改装中または閉鎖された区画が多く見受けられました。

既存店舗の移動もあるようです。

商環境やお客さまの動向をみて、定期的に商品棚の商品を並び替えるように、施設内の店舗を並び変えたり、入れ替えたりするのが、商業施設の在るべき姿で理想型。

まさにココは、それを行っています。

従来あった地元資本の店舗が無くなって、その場所にはマッタク別業種店。

ヤッカミもありますが、大手は大手同士で連携していき、地元資本や中小は、大手に都合よくアシラワレテいるような気がします。

パレットのような小さな商業施設では、店舗が抜けるとなかなか後継店が決まりにくい現実があるし、店舗の移動は至難のワザ・・・。

大手流通グループのパワーをヒシヒシと、コレでもか~コレでもか~と感じる。

オソロシイくらいにレベルが違い過ぎ。

ココとは違う土俵で営業展開しないといけない。

 

もともと、立地も建物の性格も資本力もケタが違い過ぎるが・・・。

もっともっと、パレットにしかない特徴、他がマネのできないことを際立たせていかなければ。

そして、他店を意識するより、もっとお客さまの方をしっかりと見ていかなければ。


満腹なんだが・・・

石川県中小企業家同友会 経営指針委員会 報告意見討論会参加のため、宇ノ気にある魚料理で有名な民宿を訪問。

有意義な討論会後は懇親会!。

実はコレが主目的だったりします。

前菜?は、鯛のアラ煮。3~4人分らしいが迫力あります。

味加減もグッド!。

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続いてブリ焼き登場!この切り身の厚さにビックリ!。

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その後、煮魚やブリ大根、また違う煮魚がゾクゾクやってくる~。

モチロン刺身もテンコ盛りであります。

一人前がナカナカ完食できない~。手を付けない(付けられない)料理続出・・・。

 

もうそろそろ、料理は終わりかな?と思った瞬間、串カツ登場!・・・。

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手を付けた料理は、なるべくキレイに食べてはいたのだが、ギブアップ。

参加者一同、「もうお腹いっぱい!」の大合唱。

 

残った料理はどうなるのだろう?との考えも過るが、余るくらいの料理の品数が最高のもてなしとも言えます。

山海の幸満載に、満座、満腹、満足、満点でした。

 

料理の持ち帰りは✕とのことだが、完食できる人はいるのだろうか?。


壮大な出来事

FBで紹介されていた本です。

「気候変動はなぜ起こるのか~グレート・オーシャン・コンベヤーの発見~」

ウォーレス・ブロッカー 著 を読みました・・・というか見た?。

理系はマッタクもって門外漢なので、2~3ページ読んでは中断、そして再開~を繰り返す。

海洋は水温と塩分濃度の違いで、約1,000年単位で沈み込みと湧昇をしながら地球規模の大循環をしているらしい。

この「グレート・オーシャン・コンベヤー」と呼ばれる海洋大循環が気候変動の原因。

この解説が、かなりハードル高いです・・・。

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地球という、とても壮大な存在の中にある大循環。

地球上の同じ場所でも、時代によっては気候がガラリと変わってしまう。

また、地殻変動による変化やミランコビッチの歳差運動説という地軸変化も、気候に大変動を起こすという。

これも、誰かが意図してそうなるハズもなく、全て自然に起きること。

1,000年~100万年単位の悠久な時の流れに比べて、文明社会がとても短期間でしかないことを再認識。

 

謙虚に成らざるを得ない。


桜~櫻~

桜が見ごろを迎えています。

通る度に華やかになってきた、三口新町第一児童公園の桜。

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やや枝が目立っていますが、桜の醸し出すホンワカ~とした風情は伝わります。

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観光地や名所旧跡の桜には敵わないが、地元の人々が愛でる地元の桜もイイ感じ。

お花見したいな~。(朝からそう思う。)

桜を愛でるこころの余裕・・・大切にしたい。


春の一コマ

春爛漫~。

桜の画像もイイですが、近所の春の一コマ。

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コヤツは、見る度に巨大化しているような気がする。

寝ているのか転がっているのか・・・。

「よぉッ!」と声をかけたら、「にゃあ~(なんや?)」と返事がありました。

 

ご近所の見張り番&影の主(?)は、全身で陽春を受け止めているのでした。


隔靴掻痒なんです

新聞コラムで知った言葉。

 

「隔靴掻痒(かっかそうよう)」

はいている靴の外部から足のかゆい所をかくように、もどかしいさま。モノゴトの徹底しないさま。(広辞苑)

初めて知りました。本当に物知らずです。

 

日常生活や業務の中にも、このように感じることは多々ありますね~。

最近では、消費税率変更に伴うシステム変更にドタバタしていたなァ。

様々な原因と過程があって、現状や結果に隔靴掻痒!と感じるワケですが、突き詰めるとその原因の源は・・・。

決して外部に求められないような気がする。

誰のせいでも無い。

 

その気持ちは、痒いほど分かる!。


辛口食評

定期訪問する某ラーメン店があります。

ほぼ一カ月ぶりに行ってきました。

定番メニューを頼もうと思っていたが、限定品「煮干白湯」なるメニューPOPが目に入る・・・。

ヨシッ!今回はコレにしよう!。

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オーダー品が目の前に来た途端、煮干の香り?匂い?が漂います。

細いちぢれ麺が期待を盛り上げる!。

一口、二口と口に運ぶと・・・イイ感じ。

・・・だが、食べ進めるうちに、煮干の匂いが鼻に付いてきた~。

 

麺は好みだけど、ここまで煮干~煮干していなくてもヨカッタのでは・・・。

限定品という言葉に惑わされてしまったかもしれない。

 

人気店なのでお客さまは、ひっきりなしに来店されますが、聞き耳を立ててみると定番メニューをオーダーする方が多いな~。

「定番」が定番と言われるのには、やはり理由があるのでした。

反面、新メニュー開発の難しさも。

 

その後に出席した、会計事務所セミナーで商品のポートフォリオ計画説明がありました。

資料の図を見ながら件のラーメンのことを思い出す。

定番は、稼ぎ頭だが粗利益率がやや低い。

「限定品」は、売上高伸び率や粗利益率が高いが、競争力や強みが足りない~未開拓から戦略的な分野への移行途中の商品なのだな~(多分)。

・・・とチャベチャベと分析。


安価のリスク!

I♥NY記事で知った「シビックプライド」(=市民が都市に対してもつ自負と愛着)という言葉。

そのものズバリの本があったので、ネットにて中古本を入手しました。

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「ライン引きあり」の表示があったものの、気にならんだろう~と思っていました。

 

到着後、早速ページを開いてみると、序盤から蛍光ペンでラインが引いてある・・・。

確かにポイントとなる箇所なんだが、ラインの箇所ばかりに目が行ってしまう。

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文章が読みずらいな。

自分でラインを入れた場合は、そうではないンだが・・・。

写真や図が多いので、通しで読まなくてもイイ本だと思いますが、ページがなかなか進まない。

少々のページの折れや汚れは気にならないが、ラインはダメでした。

 

中古本入手の際には気を付けよう・・・。


人生訓

某高級時計販売店の社長さんの人生訓。

 

一. 商いは 物ありきでなく 人ありきなり

二. 商いは 初めは自分 最後の覚悟は己なり

三. 覚悟とは 考える事より 生き様なり

四. 無い物はなく 有る物はある 有るときは 無い事が分かる己でいたい

五. 朝起きて目冴えれば生きている 今日が命と生きられれば それが人生か

六. 指を舐め空にかざして風向きを知る それが旅道なり

七. 分かりながら分からぬ自分 人を分かっている 何が分かっているのか 

八. 正しいか正しくないか 世の流れか自分の運命か

 

ご本人から直接拝聴する機会がありました。

淡々と現在までの経験談を語っていらっしゃいます。

テレビドラマのような波乱万丈なこれまでの経験が、この人生訓に至った。

 

お客さま・取引先との信頼関係を築くことの重要性がありました。

とても気持ちが高ぶりました。

 

ありがとうございます。

それを身に着けるに相応しくなって、時計を買いに行きたいと思います。


春だけど「蝉しぐれ」

「蝉しぐれ」 藤沢周平 を読む。

舞台は架空の海坂藩

映画化されているらしいが見ていません。

自分で勝手に思っている”藤沢ワールド”を堪能できたと思います。

 

主人公・牧文四郎の養父・助左衛門が、藩内騒動に巻き込まれて切腹を申し付けられてしまう。

その敬愛する養父との最後の面会を終えた後、親友の小和田逸平との会話がジ~ンとくる。

「泣きたかったら存分に泣け。おれはかまわんぞ」

「もっとほかに言うことがあったんだ」

文四郎は涙が頬を伝い流れるのを感じたが、声は顫えていないと思った。

「だが、おやじに会っているいる間は思いつかなかった」

「そういうものだ。人間は後悔するように出来ておる」

「おやじを尊敬していると言えばよかったんだ」

「そうか」

物語とはいえ、文四郎が十五才、逸平が十六才・・・。

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読みながら、文四郎自身になったり、時には外野から声援を送っていたりしました。

「秘剣村雨」の奥儀は、分からず仕舞いだが・・・。

 

安堵感に包まれ~ホッコリする、読後感。

歴史に名を残すような大人物ではなく、無名の下級武士や市井の人々が織りなす、人情味あふれる物語は、藤沢作品の王道ですね。

 

ちなみにこの本は、書店の新古本コーナーで見つけました、140円也!。

新古本とはいえ、とても新鮮な味わいがあったのでした。 


卯月 朔日

春暖の4月が始まりました。

今月も有意義な活動ができそうな予感?。

 

消費税率が8%になりました。

以前に較べるとわずか3%のアップとなるか、3%も上がるのか!となるのか?。

翌年には10%へのアップが予定されていますし~。

 

パレットは高額品や耐久消費財の扱いが少ないので、駆け込み需要はあまり無かったのでは・・・と思う。

そして、賢い消費行動をされるお客さまが多いので、これからは店舗の真価が問われるようになると思います。

ますます、お客さまの店を選ぶ目は厳しくなっていきます。

過去の経験通りには行かなくなってきている。

また、報道されるような大手企業のマネはできないし、やっても続かないと思います。

ただ、愚直に当たり前のことを当たり前に、ジミチにお客さまのことを考えて行動していくしかないのだな~。

 

残念ながら、施設面・人的サービス面でも、まだまだ改善余地はタクサンあります。

増税や競合相手が多い・・・と言う前に、まだまだ~当たり前のことが出来ていないのが現実。

 

新生活や新たにモノゴトが動き出す時期にあたり、反省もするし、ヨシ!やるぞ!とも思うのでした。 


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