月別アーカイブ: 2014年6月
個人のブランド
2014年6月14日 ブログ
親しくしていただいている某企業の営業部長さんがお見えになりました。
その所属部門が、他企業に譲渡されることになり、残る選択もあったが退職を決めた・・・ということを聞きました。
「30年以上、〇〇〇〇〇の看板でやって来た。残ったとしても、他社の看板で営業するのは自分には出来ない・・・。」
いろいろ考えたが、奥さまの「じゃ辞めれば?。」という一言で決意されたといいます。
経済面より自らのポリシーを貫かれたのでした。
献身的な熱血?営業を目の当たりにしていたので、その気持ちは分かるような気がします。
企業の看板より個人として、多方面から信頼され親しまれていた方です。
一段落着いたら、食事しましょうと約束しました。
わざわざ、ご来社いただきましてありがとうございます。
さみしい気持ちはありますが、今後ともご活躍されますように!。
スノーデン ファイル
2014年6月11日 ブログ
「スノーデンファイル」~地球上で最も追われている男の真実~ を読みました。
全世界のメール、SNS、通話は米国NSAの監視下にあった・・・と暴露した、エドワード・スノーデンとのコンタクトから、その報道をした『ガーディアン』紙の舞台裏。
窮地からの脱出や派手な銃撃戦は、ないものの現実に起こっている諜報活動の一端が、淡々と描かれています。
興味深く読みだしたが、後半はやや間延びしたように感じてダラダラ読みしてしまった・・・。
現在、スノーデン氏はロシアの何処かにいるという。
ビッグ・ブラザーが支配する世界。
スノーデンの公表以前からも世界を飛び交う通話やメールは監視されているという”ウワサ”はあったように思います。
携帯電話やスマホの位置情報サービスは個人を特定すれば、何処にいるのかも分かる。
SNSに至っては、個人情報や日常生活もアカラサマにしていたりします。(使い方次第ですね。)
効率や便利さを追求するあまり、脇が甘くなった?ってことですかね。
活用しているつもりが、ツールに使われ、第三者に利用されてしまう危険性が、天網には潜んでいるのでした。
ハイウェイ雑感
2014年6月9日 ブログ
最近、高速道路を使っての移動機会が続きました。
通常は法定速度内で走行ですが、追い越し時にはチョッとだけオーバーしてます。
営業用車両が、ドンドン車間距離を詰めてきたり、その後、明らかに法定速度オーバーで走り去ったり・・・という経験は誰しもあるのでは?。
よくある光景だと思います。
「危ないな~どこのクルマや?。」
速度オーバーで目的地に早く着くメリットはあるのだろうけど、事故や燃料消費やクルマやドライバーへの負担等のリスクを思うと法定速度で走れば十分なのではないかと思います。
距離にもよるが、早く着く・・・と言っても30分も違わないのでは?。
スピード感を楽しんでいる?のか。
若い頃ならそういう感覚もあったかな。
覆面パトカーも見ました。
高速道路上でシルバーの〇〇〇〇を見つけたら気を付けましょう。
時間に余裕を持って出発すればイイのだが、移動時間が惜しい方もいるのだろうな。
そう思いながらも、ついスピードが出ていて、手のひらに汗していた・・・。
金沢市商店街連盟80周年記念事業
2014年6月8日 ブログ
去る6月6日に「金沢市商店街連盟80周年記念事業」が行われ参加。
1年前の準備段階からチャベチャベと混じっていたりします。(といってもホンのお手伝い程度・・・。)
当日は、会場誘導や分科会設営にムタムタ~ウロウロ~としていました。
まだまだ~先の話やなぁ~が、今年に入ってからは、アレヨアレヨという間に時間が経ち、開催日を迎えることに。
北海道から沖縄まで、全国から集った各商店街の面々との(夜遅くまでの・・・)交流はとても楽しい。
このような事業やイベントは、設営側と参加者が一体となって作り上げることで、成果が生まれるということを再認識。
素晴らしい式典でした!。
さまざまなご縁があって、ムタムタと商店街連盟活動に参加させてもらっています。
加えて、このような大きな事業に内側から参加することも出来ました。
感謝・感謝!、ありがとうございます!。
おじさんと若者
2014年6月6日 ブログ
「だから日本はズレている」 古市憲寿 著を読みました。
「誰も戦争を教えてくれなかった」以来、著者の本は2冊目です。
読みやすくスイスイとページが進む。
現代日本をシニカルに語る口調に反感を持つ人も多いでしょうね。
でも、とても冷静に捉えていると思う。
「おじさん」VS「若者」や「過去」VS「現代」と対立軸で書かれているが、結局は日本に存在する以上は同類相憐れむ的になってしまう?。
巻末に、「2040年の日本」の姿が描かれているが、かなり現実的かもしれない。
そうならない為にも敢えて刺激的に描いたのかもしれないが・・・。
~たとえばマヤ文明は一つの理由で崩壊したわけではない。
気候変動、内情不穏、食料不足、人口爆発。
それらはマヤ文明が崩壊するずっと前から起きてきたことだ。
しかしある時期からマヤの人々は問題を先送りにすることにしてしまった。
考えることを放棄したのだ。
「何か色々やばそうだけど、もう訳わかんない。別に明日文明が滅びるわけじゃないし」と。
この国も同じかもしれない~。
結局、今も昔も社会を変えられるのは「おじさん」のようです。
著者も「若者」から「おじさん」へと成りつつあります。
「おじさん」世代が元気ハツラツでなければいけない。
若者気持ちのおじさん出でよ!。
しずくとハナタレ
2014年6月5日 ブログ
とても美味しいお酒をいただく機会に恵まれました!。
「黒龍 しずく」(大吟醸)
美味さが、あまり感じられない画像ですが、香り高く澄み切った味です。
スイスイ飲めるのがコワイ・・・。
続いては、「爆弾 ハナタレ」(焼酎)
ネーミングもさることながら、アルコール度数が45%はあろうかというスペシャルな焼酎です。
グイグイ飲むと爆発?してしまうかも・・・。
たまたま知り合った某大手企業の偉い(?)方々からお誘いいただいた宴席。
とてもスペシャルな時間を持てました。
お酒の合間に飲む和らぎ水のように、美味しいお酒と楽しい会話で心も和らぐのでした。
ありがとうございます!。
百閒(ひゃっけん)
2014年6月3日 ブログ
東京日記 他六編 内田百閒作。
初めて手にして読んでみました。
文学史に登場するような大正期~昭和初期が舞台の作品は、当時の服装・飲食物・交通手段・家屋等の日常生活が描かれているのが面白い。
話のテンポもゆっくりした感じなので読みやすいと思います。
言葉使いは、現代より丁寧です。(スローに感じるのはこのためかもしれない。)
そんな見方で読み出した本作品だったが、次第に?が乱舞し出すことに。
日常の中に突如ひらける怪異な世界・・・とカバー裏にあったが、マサに不思議な世界のオンパレード。
魑魅魍魎が跋扈(ばっこ)するトワイライトゾーンです。
特にタイトルの「東京日記 その十」に描かれているのは、九段の富士見通りから見える噴火中の富士山!。
その光景は噴煙が立ち上る・・・というのではないが、夕暮れ時に山のカタチが赤く浮き上がる描写はとてもリアル!に感じます。(かえってコワイ・・・。)
あらゆる面から人間社会をみると怪異な世界に見えてくるのでしょうかね?。