先月末の「パレットお客さま特別ご招待会」には、多くのお客さまにご来店いただきました。

あらためて御礼申し上げます。

ありがとうございます!。

 

~「心臓に毛が生えている理由(わけ)」 米原万里 著を読む。

これも新古本で購入、約半額です。

 

主にロシアや東欧(本書内では中央ヨーロッパ)で、著者が体験したことを基にしたエッセー集。

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エッセーなので、読みやすく中断しても直ちに再開できます。

職業柄か、各国の言葉や文化や歴史をとても大切に扱われているな~と感じる。

また、学校の様子などの生活がとてもリアルに感じられました。

 

ヨーロッパは国と国とが互いに国境を接しています。

国境が無くなったり新たな国境が出来たり~を繰り返した歴史背景。

民族によっては国が無くなり各地に分散の歴史もある。

そのため一人ひとりが強烈なアイデンティティを持ち、国や民族というもの背負っている・・・という意識が強い。

日本にいるとあまり感じない・・・ともすると怪訝な見方をされてしまう思想もヨーロッパでは至って当たり前のこと。

 

短文の中に、強烈なメッセージもあれば、ニヤッとさせる内容もあり、とても文才あふれる方です。

心臓に毛が生えているのも当たり前?ですか。

 

今日から8月、(暑そうだな~)。

ハートも熱くなる?。