「日本人には二種類いる」1960年の断層 岩村暢子 著。

現代日本人は、男女ではなく、1960年以降に生まれた人「’60年型」と、それ以前(’50年代)に生まれた人「旧型」に分けられるとして、その理由が食卓を中心語られます。

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1960年(昭和35年)生まれの方の「母親」の生年は、1932年~34年(昭和7~9年)が想定されます。

終戦時(1945年・昭和20年)には11~13才で、これを機に、学校教育を始めとする、これまでの日本の仕組みや制度がガラリ!と変わるのを体験します。

旧来とはマッタク違う、「民主主義」・「自由・平等」「男女同権」が新憲法で謳われる、戦後新教育世代(男女共学・6・3・3制)の一期生。

‘60年を境に、本書で紹介される現代家庭生活の基になる生活パターンの黎明期を迎えます。

それは、生まれた時からテレビっ子・インスタント食品・欧米型食・あふれる子供用品・ファミリーレジャー等々・・・。

確かにそうですね~。

‘60年ごろに発売され、今も店頭に並んでいる数々の食品やお菓子。

昔、食べた味が懐かしく、身体に良くない・・・と思いつつインスタント食品やお菓子が食べたくなる。

昔はあまり食べなかった!とは言いつつも、少なからず食べています。

 

〇〇〇世代の親世代に、すでに〇〇〇世代の兆候や原因はあった!という当たり前のことに気付く。

 

そのうち「平成型」とか「21世紀型」とか、あらたに日本人は分類されるのでしょうか?。