この時期の恒例~実家でのホンコさん(報恩講)。

金沢(北陸)では、ハロウィン~クリスマスに匹敵する年末の宗教イベント!。 

手あぶり用火鉢の炭の匂いが、はるか彼方の記憶として残っています。

火鉢は無くなりましたが、仏間の寒さと足のシビレは今でも引き継がれて?います。

 

~自分があるのは、代々引き継がれている命のリレーのおかげ。

その命を維持するには、動植物の命を食べなければいけない。

命をいただいているのです。

その動植物の命も、人間同様に代々引き継がれている。

商店で売られている肉や魚の価格は、生産や流通にかかった価格であって「命の値」ではありません~と、御経を終えたゴボ(御坊)さんが述べていました。

分かりきったこと~とはいえ、ホンコさんの場で聞くと、なるほど~そうやな~と思い返すことができます。

ありがとう~の反対は「当たり前」だそうです。

感謝を忘れずに。 

暖かいぬくぬくとした環境では、感じにくい気持ちをいただくことのできたひと時でした。