北陸中日新聞1月6日付夕刊の記事です。

面白いことが書いてあるよ~と知人から教えてもらいました。

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雑草学が、ご専門の稲垣栄洋(ひでひろ)静岡大大学院教授の記事。

「雑草」~というと、何度踏まれても立ち上がる「雑草魂」とか、種々雑多な集まりのタフな「雑草軍団」といった言葉が思い出されるが、実は競争に弱く群雄割拠の植物がひしめく森には、生えることができないといいます。

他の植物が生えることのできない、草取りされたり踏まれたりする場所を選んで生えている。

このような厳しい環境に生えるために必要なのは競争に勝つことではなく、外敵と戦うことを避けて厳しい環境と向き合い、「自分」と戦う道を選んだのが「雑草」と呼ばれる植物群だということです。

「雑草」は、何度も踏まれると立ち上がれない。

立ち上がることより、花を咲かせてタネを残すことを選ぶといいます。

植物の中では、とても弱い存在なのでした。

 

マサに地を這う「弱者の戦略」。

草むしり等で雑草退治しますが、「雑草」も一所懸命なんだ。

まだ雪に埋もれてはいるが、足元を観て教わることがタクサンありました。