アラレが降っています。

いよいよ、本格的な冬の到来・・・。

 

「京都ぎらい」 井上章一

 

「ええか君、嵯峨は京都とちがうんやで・・・」

 

あなたが旅情を覚える古都のたたずまいに、じっと目を凝らせば・・・。

気づいていながら誰もあえて書こうとしなかった数々の事実によって、京都人のおそろしい一面が鮮やかに浮かんでくるにちがいない。

洛外に生まれ育った著者だから表現しうる京都の街によどむ底知れぬ沼気(しょうき)。(本書カバー)

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千年の都に根付く(!)深層がズバリ描かれてオモシロイ。

しかし、京都・・・がヤリ玉?に挙がっているが、実は日本全体でも言えることかも。

特に、「歴史」を前面に出してPRしているトコロは。

金沢も似た面があるようにも感じるが・・・どうでしょうか?。

 

また、キライも好きも表裏一体ということもありますね。

 

終盤は、京都から離れて政権批判っぽくなっていますが~。