シャープの高橋興三社長は同日、東京都内で記者会見を開き、これまでもテレビ向け大型液晶パネルの生産工場を共同運営している鴻海(ホンハイ)について「信頼関係は醸成され、互いにリスペクト(尊敬)しあっている。新たな商品を一緒にやれば大きなシナジー(相乗効果)が出せる」と発言。交渉に「社内外の(人材などの)リソース(資源)をかけている」と明らかにした。(2016年2月5日 北陸中日新聞朝刊)

 

経営再建中のシャープが台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業傘下に入る可能性を伝える内容です。

経済のトップニュースですが、記事内容より社長コメントに横文字が多いなぁ~と思いました。

そのまま「尊敬」「相乗効果」「資源」と言えばいいのに・・・。

 

世界各地に展開する大企業だから英語は必須~なんですが、海外企業傘下へ入る準備も折込済みだった?。

グローバル企業という言葉があるように、「国」と「企業」の関係はどんどん希薄になっていくのでしょうか。

日本の企業・台湾の企業・他の国の企業~といった国での括りではなく、液晶パネル製造企業の〇〇〇、家電製造企業の※※※、パソコン製造企業の△△△のように、企業が提供する商品やサービスで括られてしまうようになって来ている。

ある国で多大な売り上げを上げながら、本社は違う国だから・・・ということで法人税を免れている某企業とか?。

タックス・ヘイブンに本社があるとか・・・。

 「国」の存在が揺らいでいる~というのは杞憂か。

そのうちに、「日本」の世界に冠たる製品やサービス・・・の「日本」部分が無くなり、単に企業名になる日が来るのかな~と、ムタムタ思ふ。