日経紙朝刊に連載されている「迷いの旅籠」の第3編が佳境に入っています。

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第2編の「ひだる神」の話から、一転して~かなりシリアス内容。

雪深く、満足な作物も取れない、上村と下村に分かれた洞ヶ森村での奇譚です。

そこは、世間から隔離されている閉ざされた場所。

極寒と山村の厳しい生活が目前に次々と現れてくるが・・・読み手は、温く温くとした場所にいる。

毎朝2~3分で読み終え、現在の環境にいることに安堵する~を繰り返しています。

物語でヨカッタ。

しかし、この話の基になった現実があったのでしょう。

もしかしたら現在も、地球上のどこかで起きている出来事かもしれない。

国内でも、形を変えて起きている・・・?。