「街場の五輪論」 内田 樹・小田島 隆・平川克美
リオ オリンピックが開会しました。
でも、ここでは「2020年東京大会」についての鼎談がなされます。
やっても地獄、やらなくても地獄?~もう、言いたい放題です。
真のオリンピックの姿が見えてくる。
まだ、記憶に新しい新競技場建設騒動やエンブレム問題のドタバタに加えて、招致に関わる裏金疑惑。
丁度、本書を読み終えるタイミングで、新たに野球・ソフトボール等の5競技18種目が加わったという報道がありましたが、競技場や施設整備で再びドタバタする予感・・・。
何故?オリンピックだけが特別扱いなのか?。
オリンピック開催万歳!の同調圧力にメディアも沈黙。
高揚感が不都合な事実を覆い隠し、オリンピック反対!の声は、非国民扱いされる。
戦前の巨大な潮流にも似た流れが次回のオリンピックに存在するという?。
そういえば、以前読んだ「東京劣化」でもオリンピックなんてやっている場合じゃない!とありました。
とても、面白く読みましたが~かなり危ない話ですね~。