「人口と日本経済」 吉川 洋著

 

人口減少が進み、働き手が減っていく日本。

財政赤字は拡大の一途をたどり、地方は「消滅」の危機にある。

もはや衰退は不可避ではないか?。(本書カバー)

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人口減少は大きな問題だが、しかしその一方で、日本経済の「成長」については、「人口減少ぺシミズム」が行きすぎている。

人口が減っていく日本経済に未来はない、といった議論が盛んになされるが、これは間違っている。

先進国の経済成長は、基本的に労働人口ではなく、イノベーション(技術革新)によって生み出されるものだからである。(P.50)

 

「経済学」からみた人口問題の説明が縷々(るる)語られます。

横文字の経済学者名にクラクラしながら何とか読み切る。

・・・ペシミズム(悲観論)になるな!希望はある!・・・ということですか?。

何らかの「答え」を期待していましたが、決定打はないようです。

 

天気、景気も気分次第(精神論)か~。