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月別アーカイブ: 2016年10月

理想企業の夢

「奪われざるもの」SONY「リストラ部屋」で見た夢  清武英利

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17年間で都合6度、目標削減数8万人の未曾有のリストラ。その時、無辜の社員はどう生きたか。

元海外営業マンは「公園居酒屋」で団結し、エンジニアはリストラ部屋でもモノ作りを続け、現場の女性は徹底的に抗った。

リストラ部屋の人々がすべて実名で、その苦しみと誇りを堂々語る。

嘆くな、前を向け、と。(本書帯~)

 

プライベートバンカー」が面白かったので、同著者作を読んでみました。

能力開発センター~キャリア開発室、時には追い出し部屋やガス室とまで言われる部署が、現在もあるらしい。

本書を読む限り、キャリア開発室へ送り込まれるのは定年間近だったり、仕事が出来ない人ばかりではないようです。

自ら志願する人も。

 

・・・新しい世の中や画期的な発明、発見はたいてい異端者によってもたらされてきた。

日本企業のなかで異端の才能を最も評価していたのは、かつてのソニーであった。

その異端者たちがリストラ部屋に収容されるところにその後のソニーの不幸があった。・・・(P.37)

 

SONY製品は憧れだった世代です。

ソコイラの電気製品とはチョッと違う、イケてる製品があった。

ウォークマン・プレイステーション(両方とも持っていなかったけど)。

SONYのロゴが燦然と輝く音楽カセットテープデッキは、今でも現役です。

VAIOのPCも使わないけど捨てられずに持っていたり。

それが何故?・・・ここに描かれたことが事実というのが信じられない。

 

ソニーの創業者である井深大は1969年1月、年頭経営方針でこう語っている。

「自分の働くところを、自分の才能をどう伸ばすべきかを本気になって考えてほしい。自分の能力が最高に発揮できる、もてる力をフルに発揮して自分というものをさらに高めることのできる場所を探すのは、あなたの権利であり義務である。

人に頼ってはならない。あなたのことをあなた以上に知っている人はいないのだ。」(P.294)

 

そもそも、ソニーのような世界企業の社員は優秀な人材が多い。

リストラされても、能力の高さと意志の強さで這い上がっていくことが出来る!と思うのは、ヒガミでしょうか?。


G線上のアリア?

先日、都心部で発生した大規模停電並びに原因となった地下送電線火災について。

停電は1時間程度で復旧したらしいので、今回のようなトラブル発生に備えてバックアップ用送電網があったと想像できます。

それにしても電力の最需要期でのトラブルでなかったのは不幸中の幸い?。

 

地下送電線は設置から35年以上経過しているとの報道でした。

パレットも数年前に館内への送電線が経年劣化していて、何時送電が止まるかワカラナイ!・・・との点検結果を受け、臨時休業を設けて改修したことがあります。

件の地下送電網も当然に点検をしていたと思いますが、大規模なので漏れがあったのでしょうか?。

 

また、ニュース映像で地下送電線の場所が特定されたのは、保安対策上マズイ!という話もあります。

とても便利で快適な生活は、とても脆弱な線上に成り立っているという現実をマザマザと見せつけられました。

 

有名な楽曲「G線上のアリア」をひねって、G線(Government→統治のための線・ライフライン)上のアリアならぬ~。

G線上の・・・アリャ~。(;´∀`)

 

失礼いたしました。<m(__)m>


気分良~し!

始業前に正面駐車場のゴミ拾い。

空き缶・吸殻・食べ物容器・・・いつも思うが、持ち帰って!とまでは言わないが、せめてゴミ箱近くに置くとか~してくれればな~。

他所からの持ち込みゴミが多いのです。

残念な気持ちになりますが、目の前のゴミは片づけなければ!。

・・・とブツブツつぶやいていると~。

 

「あら、ご苦労さんな~。どもならんね~。」

年配のご婦人に、声をかけられました。

「しゃーないですわ。あんやと~。」

 

残念な気持ちが、和らぎました。

反対に朝からいい気持ちになれます。

ヨカッタ、良かった!。


見守るしかないのでは?

商店街連盟関係の某イベント手伝いをした際のことです。

本部テントで作業中に、お客さんから声をかけられました。

「蜂を追払って欲しい!。」

???

状況が分からないので、取り敢えず見に行く。

スズメバチと思われる大型の蜂が、お客さんが食べていたと思われる飲食物に取り付いています。

退治することは出来るが、飲食物は諦めていただくしかない。

また、下手に追払うと凶暴になって周囲のお客さんのところへ向かうことも考えられる。

そのお客さんは、食べ物を諦めきれないようです。

「(蜂の取り付いた飲食物を)食べたいのでしたら、見守るしかないですね。」

「取りあえず主催者に話してみますが、新たな商品の提供はなんとも言えません。」

・・・・・

その後、蜂は去りました。

自分だったら強風で地面に落ちた~と思って諦めます。

誰も悪くないし、誰かの不注意でもない。

 

いろんなクレーム?があるな~。

 

食べ物のことは忘れられないでしょうけど。

一番、得をしたのは蜂ですか。


(゜_゜>)?

午前8時ごろ自宅で揺れを感じる。

あれ?地震か!でも、震度1くらいで通電しているし、大したことはないだろう~。

念のためネットで震度確認。

あれ?地震情報なんか出ていないぞ。

早すぎて、まだ反映されていないのか。

しばらくしてから再度確認します。

あれ?無いな~地震じゃなかったのかな~。

確かに揺れたのに。

気象庁も把握できない、とても局地的な地震だった?。

それとも、大型車が通る際の振動?、航空機のソニックブーム?。

いや~そんなハズはない。

 

数少ない経験からも地震としか思えない。

森本・富樫断層なる存在があることも忘れてはいけない。

それ以前に日本は地震大国です。

当たり前の事実を再認識。


陰翳礼讃

「陰翳礼賛・文章読本」谷崎潤一郎

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読書会メンバーが絶賛していたので読んでみました。

日本の古来から建築、漆器、陶器・・・は、現代では明るい場所で見ることが当たり前。

以前の照明は自然光、行燈、ロウソク等のほのかな灯り。

その中で美しさが最も際立つようになっている。

歌舞伎の派手な衣装も、僧侶の袈裟もそのような灯りで美しい。

そう言えばそうかも。

LEDが明るすぎてイマイチ好きになれない、昭和世代。

電球や白熱灯がなつかしい。

 

「まあどう云う工合になるか、試しに電灯を消してみることだ。」

 

他に収録されている「厠のいろいろ」も陰翳の部分か?。

なんとなく、なつかしい気もするが~もう以前には戻れない。

 

また「文章読本」を熟読すれば、ベストセラー作家間違いなし?。

 

そして、巻末の筒井康隆の解説が秀逸です。


心のつぶやき

思考停止になっていないか?。

想像力の欠如?。

ず~っと変化がない。

何故、もっと良くしようと思わないのか?。

もっと、もっと工夫しなければ、改善しなければ、周囲から完全に取り残されてしまう。

追いつき、追い越せなくとも、追従するくらいの機動力・行動力が求められる。

 

う~ん、かなりモヤモヤ~しています ((+_+)) 。

アッ!自分のことですわ。

猛省中です。

そして、同時に動け!ってこと。

動きながら考える。

座っていても何も起こらない。


これから10年なくなる仕事

お誘いを受けて経営支援セミナーを受講です。

その中で「これから10年なくなる仕事」がありました。

関連深い仕事を拾ってみると・・・。

スーパー店員・ビル清掃員・レジ係・受付係・一般事務員・ビル施設管理技術者・銀行窓口・警備員等々。

野村総研49% HP

・・・人工知能やロボット等で代替される確率を試算しました。この結果、10~20年後に、日本の労働人口の約49%が就いている職業において、それらに代替することが可能との推計結果が得られています・・・。(HPより)

イワユル、ルーティンワーク(定型業務)はなくなる。

全部が全部なくなることはないと思うが、社会的には省力化の対象として見られているということか。

 

反対に、人にしかできない仕事は今後も残るといいます。

アートディレクター・アウトドアインストラクター・アナウンサー・アロマセラピスト・犬訓練士・医療ソーシャルワーカー・インテリアコーディネーター等々。

・・・この研究結果において、芸術、歴史学・考古学、哲学・神学など抽象的な概念を整理・創出するための知識が要求される職業、他者との協調や、他者の理解、説得、ネゴシエーション、サービス志向性が求められる職業は、人工知能等での代替は難しい傾向があります。一方、必ずしも特別の知識・スキルが求められない職業に加え、データの分析や秩序的・体系的操作が求められる職業については、人工知能等で代替できる可能性が高い傾向が確認できました。・・・(HPより)

 

この一覧を見ると、一般的ではない仕事が多いかな?。

そもそも、需要があまり多くない仕事。

でも、それぞれの分野へ仕事を求めて人材が集中すると、過当競争になって再び省力化の対象になって~何年か後には、技術進展もあって徐々に淘汰されていくことにならないか?。

 

社会的に不要と見なされたり、何もしなくなったヒトは、やがて劣化していき・・・人工知能に社会を委ねる恐ろしい未来の到来。

・・・というふうにはならないと思いますが、ドキリ!としました。


主ねこ

大分過ごしやすくなってきたためか、転がっている近所ネコを見かける機会が増えてきました。

寝ている画像ばかりになるので、向きを変えてみます。

少しは、躍動感があるようになった?。

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まだ、鉄板上やクルマの影が心地よいのですねー。

 

「ふん、来たのか。少しならさわってもいいぞ。」

「でも、肉球さわると爪たてるぞ。」

・・・と、言っているような。

相変わらず、ふてぶてしい態度です。

 

巷は猫ブームらしいです。

しかし、コヤツは人気者になれるのだろうか?。

ツンデレもありか。


今では、なつかしい札幌視察(夜の部)画像。

遅い時間にも関わらず行列ができていた~有名なお店です。

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食べた時点では、味も濃いし正直そんなに美味しいとは思わなかったが~。(深夜という時間もある。)

しかし時間が経つにつれて、また食べたくなってきた。

画像を(未練がましく)まじまじと見ているせいもあるかな~。

習慣性がある?。

 

なんでやろ・・・です。


台風一過

台風18号~各地で被害が発生しています。

被害に遭われた方にはお見舞い申し上げます。

 

台風最接近の昨日、午後7時半頃は自宅待機?そして、まさかの停電!。

外に出て見ると、お隣さんも辺り一帯が暗闇に包まれている。

パレットは・・・と見ると、照明が見えます。

営業中の、それも夜間に停電となると一大事なので安堵。

念のため会社へ電話、停電が無いことを確認して~ヤレヤレです。

 

懐中電灯とロウソクで灯りをとる。

非常時なんだけど、幻想的な光景だな~。

暑い時期でなかったのは不幸中の幸いか。

スマホで停電情報確認すると、小立野~三口新町、尾山町辺りが停電中らしい。

30~40分で復電しました。

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先ほど、建物周囲を巡ってきましたが、特に被害らしきものはなかった。

落ち葉が溜まっているので掃除は必要です。

災害が比較的少ない地域・・・とはいえ、油断できません。


朝の巡回にて

台風接近!が今夜というので、点検のため建物外周をひと回りしてきました。

ゴミ箱やコーンマークは移動しなければなりません。

看板は大丈夫・・・だと思う。

移動できるものは動かしておきましょう。

 

そして、一巡して正面駐車場に戻ったら・・・。

吸殻がやま盛りに放置されている!。

さっきは無かったのに!。

しょうがない・・・&、残念さと腹立たしさが入り混じった気持ち。

 

片付けながら思いました。

捨てていく行為は論外だが、ここに捨ててもいいだろう~と思わせるような環境にした管理責任みたいなものは無かったか?。

ナメラレテいる?ということも。

極端ながら銀座にあるような店の前では、吸殻を捨てていかないでしょうね。(多分)

田舎だから場末感があった?、だからいいだろう~。

 

捨てていった人物のとSCの管理レベルが似通っていたのか。

とにかく両方で残念。

対策は・・・ひたすらキレイにするしかないな~。


キング・オブ・ブレンダーズ

先週、金沢市商店街連盟青年部視察に参加しました。

なんと、札幌市商店街振興組合連合会との交流&狸小路商店街視察です。

7月から札幌の青年部との連絡役となり、電話とメールでやり取りしてきました。

あー何とか役目を果たせた・・・との安堵感、強し。

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ということで、(熱心な)一行は、ご当地の青年部の案内で夜間の視察へも向かいます。

札幌は大都会ながら、比較的に道が分かりやすいですねー。

 

翌日は、小樽~余市へ。

団体ではなく一人で移動しました。

車窓から見える海に旅愁を感じてみたり・・・。

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わずかな時間ながら、一人旅気分を満喫。

 

余市・・・といえば、有名なウヰスキー工場があります。

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ここでも、お見かけしましたね~、キング・オブ・ブレンダーズ氏。

各種ウヰスキーの試飲をタクサン致しました。

蒸留所でいただくと、雰囲気もあるのでしょう、とても美味しく感じます。

 

そして、札幌といえばラーメン!ということで深夜の麺探訪の日々。

そのため、多少容積が増えてしまった・・・。


公園清掃にて

久しぶりに、三口新町第三児童公園清掃に参加。

ほぼ顔ぶれが決まっている~が、新参加の方もいらっしゃいます。

居住者高齢化の進む地域ですが、住む方々が長年に亘り培ってきた当地への愛着心が、このような奉仕活動を定期的に継続できる基になっていると思います。

高齢化・・・というと全般にネガティヴに捉えがちだが、地域の民度が高い、横のつながりが強いという点は肯定的にみてもよいかと。

・・・とムタムタ思いながら、草むしり。

 

あ・・・立ち上がると立ちくらみする。

自身も高齢化してきたか?。

 

皆さま、お疲れさまでした!。

最後まで参加出来ずに申し訳ないです・・・。


厭離穢土 欣求浄土

「戦国と宗教」 神田千里

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明日を知れぬ乱世に、神仏にすがることにどれほど意味があるのか疑問とみる向きもあるかもしれないが、どの国の戦国大名も他国の大名や武士との、あるいは国内の敵対者との戦いに際して神仏に戦勝祈願を行っていた。

当時の人々は、戦さの勝敗が単に(・・・)軍事力のみで決まるのではなく、人間の力を超えた摂理によると考えていたからである。(「はじめに」)

 

オカルトチックな敵方の調伏(呪詛)が行われたこともあるらしいが、極秘中の極秘。

効き目があったのか?なかったか?興味深い。

 

戦国びとの信仰においては、日本の神々に由来する神祇信仰、外来の仏教に由来する仏への信仰との区別は問題とならなかった。神と仏とは一体のものと考えられ、神祇信仰と仏教信仰は融合していたし、同じ仏教の間でも、例えば比叡山延暦寺と真宗本願寺とは共存し、外来のキリスト教も仏教に類するものとして、受容された。(P.150)

人間の運命をうむをいわさず決定する摂理

仏意・冥慮に適う、神明の加護がある

目上を敬い目下を慈しめ、正直であれ

祈祷など外面の行為よりも内面の倫理を重んじる

・・・といった古来からの「天道思想」が、戦国の宗教観のもとにあるようです。

 

戦国期も現代も日本人の信仰はあまり変わっていない。

 

有名な「加賀一向一揆」は、支配者と民衆の抗争ではなく、守護大名に匹敵する力を持つ本願寺勢力が一揆を起こした。

宗教の力はいつの時代も強大・・・。


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