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月別アーカイブ: 2016年11月

若冲

「若冲」澤田瞳子

読書会メンバーのお薦め本です。

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若冲展に行こうと思ったものの~あまりの人の多さに、断念したことがありました。

ハードカバーの分厚い本だが、断念することなくたどり着けるか~?。

・・・と思ったが、小気味よいスピード感の展開でスイスイ読めます。

本書には若冲はモチロン、池大雅円山応挙与謝蕪村谷文晁市川君圭といった著名な画人とその作品が登場します。(初めて聞くお名前もありますが~)

 

作品を見たい!。

ということで、ネットで作品名を検索しながら読み進める。

極彩色でチョッと変わった絵を描く作家・・・伊藤若冲のイメージが変わりました。

本書を読まずに若冲展を見ていたら、おそらく「あー変わった絵だったねー」との感想しかなかったでしょう。

創作部分が多いと思われますが、こういう展開も有りかと・・・。

大渋滞に挫折してヨカッタかも?。

 

「鳥獣花木図屏風」jyakucyu1.jpg

これが集大成なのか。


一人紅葉狩り

昨日の雲一つない快晴!青空!。

秋は空を見上げる機会が多いです。

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紅葉、青空とも鮮やか~。

風もなく穏やかな日は、出歩きたくなります。

遠方の紅葉の名所ではなくても、近所で十分かと。

自分だけの紅葉ポイントを見つけるのも一興。

全面が色づいていなくても、一部分だけ紅くなっている景色も美しいと思います。

名所・・・という場所へは敢えて行かない、自己満足で超マイナーな紅葉狩りもアリ。

 

決して、天の邪鬼な偏屈モンぢゃアリマセン。

 

まだ、何日かはこのような日がありますように・・・。


コウバコ

遅ればせながら季節の味覚を賞味。

香箱蟹、それも食べるばっかり状態のやつ!。

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カニ身を出すのが下手くそなのでアリガタイ。

カニにしてみれば、身体をバラバラにされてヒドイ姿になっているのだが・・・。

実に美味い!。

北陸~金沢に住んでいて「ヨカッタ~」と思う瞬間ですね。

地酒とよく合いますし。

アリガタイことであります。


晩秋の杜

朝の三口新町第一児童公園から三口日吉神社を仰ぐ。

晩秋に向かう樹々がザワザワ。

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春の桜花見から、涼を求めて木陰を選んで歩いたことが遠い過去のように感じます。

落葉し、やがて薄っすらと雪化粧へ。

柄にもなく季節の移ろいにやや感傷的になってみる。

いずれの限られた季節も大切に楽しもう・・・と神社の杜を見てムタムタと思ふ。


シビアです

昨日は、半日以上に亘るミーティング。

スッキリした面もありますが、新たな課題も出てきましたね。

珍しく集中したためか、とてもツカレマシタ・・・。

そして夜は別件で会合~懇親会。

日中の緊張が解れてホッとしたこともあってか、少々お酒が過ぎました。

 

ボーっとした今朝です。(反省ばかり)

 


街場の現代思想

「街場の現代思想」 内田 樹

やや時事ネタが古いが、久しぶりの「街場~」本。

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小難しい内容ながらスラスラ読めます。

人生相談~が身近?であるためかも。

 

・・・私たちは誰でも失敗を犯す。失敗しない人間はいない。

だから重要なのは、「失敗しない」ことではなく、「失敗から学ぶ」ことである。

「失敗しない」ことに固執する人間は「失敗を認めない人間」になる。

一方、「失敗から学ぶ」ことを厭わない人間は、身に起こるどのような些細な失敗の経験かたも、あるいは他人の失敗からも多くを学ぶ。失敗の経験は貴重なる「データ」であり、ほとんど「財産」と言ってもよいものなのだが、それをひた隠しにしたり、失敗したのに「失敗していない」と強弁する人間がなにを考えているのか、私にはうまく理解できない。

勘違いしている人が多いので、ここできっちり申し上げておきたいが、知性というのは「自分の愚かさ」に他人に指摘されるより先に気づく能力のことであって、自分の正しさをいついかなる場合でも言い立てる能力のことではない。・・・(P.126)

 

失敗ばかりを繰り返していたら・・・嫌でも自分の愚かさ(アホさ)に気づく・・・でも知性があるということにならないですねー。

勘違いしないようにしないと・・・。

 


ネゴシエーター

とある案件で取引先を訪問。

概要説明~先方の意向を聞く。

コチラが難しく考えすぎていたのか?こういう選択肢もあったかもしれない。

まだ交渉は始まったばかり~一考してみる。

コスト、時間、労力・・・いろいろと秤にかけてみなければ。

ネゴシエーション~お互いにとって何がベターか?、どうやってベストに近づけるか?。

その落としどころは?。

 

仕事は楽しくやりませう!。


英語帝国主義

「英語の帝国」ある島国の言語の1500年史  平田雅博

新聞書評で見つけて読んでみたのだが・・・時間がかかったうえに難解でした。

 

・・・立身のために子どもへの英語教育を熱望したウェールズの親たち、アイルランド人のナショナリズムと英語への抵抗、アフリカでのキリスト教と一体化した「英語帝国主義」。そして、日本英語教育の始まりと、森有礼の「日本語廃止論」の真相を解明する。(本書カバー裏面)

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 タイトルにある「ある島国」とは、ブリテン諸島。

・・・後に英語と称されることになる言語は、五世紀に海を越えてやってきたゲルマン人によってイングランドにもたらされた。・・・(序章「英語の帝国」とは何か)

イギリスでは昔から英語が話されていた~と単純に思っていたが、「ウェールズ語」「コーンウォール語」「ブルトン語」「スコットランド・ゲール語」「アイルランド・ゲール語」・・・と「英語」以前の言語があったらしい。

支配層が「英語」を使うので、仕事を得るため、また支配層に近づくために「英語」を学ぶ必要があったようです。

英語が通じるということは、かつての植民地。(他の言語もあるが。)

「ある島国」とは日本のことでもある?。

 

 

英語の話だが、日本国内でもかつては、さまざまな言語があったでは?。

漢字は大陸からもたらされた文字。

消え去ってしまった言語や、方言という名で日本語に組み込まれてしまっている言語も。

 

金沢弁ちゅうもんを大事にせんといかんがやな~。


視線を変えて見る

秋晴れの大清水(おおしょうず)に来ました。

しゃがんで水面(みなも)を見てみると・・・。

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少し色づいた樹々が映り込んだ逆さ紅葉。

空の青さも分かりますねー。

こうやって、間接的に見ると美しさが際立つかも。

 

こういう見方は、今まで気が付かなかった。

なんかウレシイ。


こすかん

突然PCが更新作業に入った?。

知らずにキーを押したのかも。

それはそれでいいんだけど、なかなか終わらないのです。

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いつまでたっても終わらないうえに見慣れない表示がされるし、やや不安になる。

 

~ようやく終了した。

おや?画面左下に「何でも聞いてください」と出ている。

突然、現れてそう言われても特に聞くことも無いのですが~。

今まで使っていなかった機能のようです。

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「消えてください。」とでも言いますか?。

・・・と入力したら、「消えてください」の検索結果が表示されました。

ジョークが通じないのか、意趣返しされたか?。

これもAI(人工知能)ってヤツですかねぇ。

こすかんヤツや。


会議は(字も)躍る

手帳を見て来週以降の予定をチェックしていたら、謎?の書き込みが・・・。

なんだコレは?。

そういえば・・・、「あの時」何かを書いたような記憶があるが~曖昧。

アンオフィシャルな何かを打ち合わせしていたか?。

酔っていたか、半分寝ていたか?、字だけ見事に躍っていて一部は判別不能です。

メモした意味が無い・・・。

ノーテンキなお調子もんになっていました。

 

関係者と思われる方にあたってみたところ~判明。

恥ずかしい思いをするところでした。(既に恥ずかしい。)

反省至極。


チューショーキギョウ

集団として行動していながら自分だけが先走っていて、振り向いたら他は遥か後方。

進む方向が同じならばいいが、違う方向を向いていたり。

マッタク組織の体を成していないじゃないか!。

戦場ならば早々全滅に至る。

 

・・・チョッとばかり、このように感じることがあります。

抽象的表現ですが~難しく、上手くいかないことは多々。

企業ならぬ虚業か?。

リアル中小的企業。

 

それよりも小さい零細企業ですが。


靴磨き日和

過ごしやすい穏やかな気候なので~というワケでもないが、靴磨き。(本日は雨ですが。)

ブラシをかけて、靴墨を薄く伸ばして、ナイロン繊維で磨き上げます。

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ケッコウ、表皮にキズが付いているなぁ。

カカトの減り方が・・・ガニマタ。

表皮の踵部分も脱ぎ履きの際に擦れて、傷んでいるなぁ。

酷使しています。

 

右の紐のヤツは、半年前に靴底の全面張り替えをしました。

今風のシュッとしたタイプじゃない、ズングリむっくりの形。

でも、幅広楽ちんタイプなので、ついつい履く機会が多くなります。

きっちりとメンテナンス&修理すれば、まだまだ履けますね。

元々、そういう使い方に憧れて?長く履くつもりで購入したので。

大事に使う「文化」いいですねー。 

これからも共に歩んで行きます。


読書会

3ヵ月ごとに行われる読書会に参加。

今回の課題書は「怖い絵」です。

時間が経っているのでパラパラ~と見直し。

 

印象派以前の絵画は、見る側が描かれた題材に関する知識を持っているのが大前提。

絵を描かせて見る側が非常に限られた範囲でしか存在しなかったため、絵を見ながらアレコレ想像することはなかったらしい。

それを怖いように解説する「怖い絵」の著者の方がコワイ?。

 

見たまんまに怖がるのは、子どものようです。

でも、絵の楽しみ方は幾通りあってもいいと思いますね~。

 

個人的に怖かった「キュプロプス」↓をカワイイ~と言う方がいてビックリ!でした・・・。

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夢に出てきそう・・・。


霜月 朔日 ~笑うな~

「笑うな」筒井康隆

ブラックジョーク(毒)満載の短編集。(シリアス作もあります。)

読書ならぬ毒書?、あら~どくしょな~。(面倒な~。)

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作品の端々に登場する昭和の香りは、ブラックさを引き立てるエッセンス。

こんな表記しても大丈夫?というのもあります。

おそらく世代はよっては、何が面白いのかワカラナイと思う。

 

短い文章で、印象深い内容を著すのは長編より難しいかと。

過激なことを書けば記憶に残るが、それだけでは下品になります。

それがいい塩梅なのが筒井作品なのかな。

 

収録の34編全てが、タイトル通り「笑うな」!と言われているような気がします。

 

今月も、笑われない?ようにしないと。


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