「神社の解剖図鑑」 日本各地の神様とご利益がマルわかり 米澤貴紀

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神頼みという言葉もあるように、初詣、七五三、厄払いなど、ことあるごとに訪れる神社。

日本人と神社は日々の生活と密接につながっています。

とはいえその神社のことをあまり知らないのではないでしょうか?(本書カバー)

 

身近にあって、地域探訪する際には目印にして、必ず訪れるのが神社です。

本書で取り上げられているのは有名な神社ばかりですが、小さな神社でも立地場所とその由来を知ることは楽しい。

 

太古の人々は何を思いこの空間や建築を造ったのか。

それぞれの時代に生きた人の、神社へのまなざしに思いを巡らすことで、古来つむがれてきた時空の物語をも見つけることができるのではないだろうか。(あとがき)

 

ふんだんなイラストと分かりやすい解説とが相まって、とても読みやすく難解な?神社への理解が深まりました。(多分)

観光やパワースポットとしてではなく、その地域の安らぎの場、祈りの場として神社を見れるようになったかな。