「聖地巡礼」リターンズ 内田樹×釈徹宗

本書流にいうのなら、この本の霊的なシグナルに導かれて読みだした・・・。

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今回は長崎・京都・大阪において日本独特のキリスト教?「キリシタン」を巡ります。

隠れキリシタン・・・の言葉があるように、ある時代では非合法で取締り対象だったキリシタン。

私自身、キリスト教徒ではないが、キリシタンたちの信仰の深さに畏敬の念を抱きます。

本書で紹介されているキリシタン遺跡や施設と、前著「聖地巡礼ビギニング」「聖地巡礼ライジング熊野紀行」での神社仏閣等の霊的ポイントは、日本が世界に誇る偉大な宗教資源であり、豊かな自然資源とともに注目し、日本を「観光立国」としてPRしていこう~との主張に賛同します。

新幹線とか、カジノとか外資系ホテルじゃなくて、自然・宗教・芸能・温泉。

 

内田:観光立国っていうのは、カジノやホテルじゃないんですよ。土地が持っている強い力に触れることで人間の心身が浄化されて、生きる知恵と力が甦ってくる。そういう経験のことなんです。僕の言う「観光」というのは。

 

本書を読んで・・・再び「聖地巡礼」したくなりました。

理想だけど、この巡礼部の一員として巡礼出来たら楽しいだろうなぁ~。

 

「観光」ガイドブックとしても使えます。

身体センサーの感度を上げて、現地を訪れて何かを感じること、エトセトラ・・・。

 

本書の意図はここなんでしょうね。