「それから」 夏目漱石

文学史に出て来るような作品は未読ばかりなので、徐々に読んでいきたいなーと。

51A621MNWWL__SX336_BO1,204,203,200_.jpg

高等教育(旧帝大卒)を受けたものの職には就かずに資産家の実家から、家と月々の生活費をあてがわれて、自由気ままに暮す代助(主人公)の恋愛譚。

物語の時代(明治後期)は、このような高等遊民を抱えることが出来た豊かな時代だった?。

実際に代助の実家は裕福で、生活風景も興味深い。

やがて、主人公の日常が描かれる、やや退屈な展開から急転直下~結末の落差・・・。

現実的ではないから小説なのでしょうが、もっと他の方法もあるでしょう?と、主人公に言いたくなります。

「それから」~のタイトルから穏やかな内容と結末を想像したのだが~。

 

それから・・・ジャマないんか!!。