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月別アーカイブ: 2017年10月

花神(下)

花神(下)司馬遼太郎 ようやく読了。

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先月中に読み終えるつもりが、長引いたのでした。

(上)(中)(下)各巻は、それぞれ500項ほどあり、読み始めは苦戦するかも・・・といった不安があったものの、希代の軍事戦略家・テクノクラートであり医師でもある村田蔵六(大村益次郎)の活躍に次第に引き込まれていきました。

幕末動乱期に「革命」という花粉をまきちらしていく、蔵六、西郷吉之助(西郷隆盛)。

「花神」とは花咲爺の意味だということが、巻末でようやく語られます。

戊辰戦争~の場面は、主に司令官である蔵六視線で描かれているが、現地は壮絶な戦場だったことは忘れないようにしなければ。

 

読み終えてホッとした~という一方で、終わってしまった・・・という喪失感も。

次は「世に棲む日日」に取り組もうかと・・・。


馬肥やせ

名将名言録 一日一言~十月十五日

「一筆啓上、火の用心、お仙泣かすな、馬肥やせ」 本多作左衛門重次

鬼作左とも言われたのは厳格な人柄によったが、その厳格さは、生来、くどいことを嫌い、手短に埒(らち)を明けることを好んだことに起因しているという。旅宿先、一般には陣中とされるが、郷里の妻へ送った書状の全文がこれである。

火の用心、陣馬の世話、一人息子のお仙の養育、気に掛かるすべての事柄をわずかこれだけの言葉で簡潔に記した。・・・

 

馬肥やせ~は、仕事に係わること。

火の用心とお仙泣かすな~は、家庭のことか。

家庭に送った手紙だから、家のことが主になるのは当たり前ですが、短文の中にも優しさと微笑ましさがありますねー。

現代なら電話やメールで、サッサと済ますところですが、当時の書簡やり取りは一大事だったでしょう。

なんともアリガタイ現代社会なのですが、電話の一本もしない場合も・・・ある?。


日々ムタムタ

10月に入ってもう2週間経ったんだー、と当たり前のことながら軽く驚いています。

仕事上の業務も含めて、あれやこれやでムタムタになっていたり・・・(いつもだが)。

本当は、思いつきで行動したらダメなんですが、思い立ったら直ぐにやることによって、案外に上手くいくことも多々経験しています。

もっとも、それなりの下準備があってのことかもしれないですが。

~というワケで、益々ムタムタになりながらも、日々動き回っております。m(__)m


能登の風土(フード)

能登~といえば魚料理ばかり連想しますが・・・忘れちゃぁいけない、能登牛というブランド牛があります。

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珠洲からの帰りに寄った輪島でいただいた石焼ステーキ丼が美味かった。

モチロン、能登牛。

値段は伏せますが、とてもリーズナブルなご当地価格!。

この店の前は何回か通っているはずだが・・・気づかなかった。

この記事を書きながら・・・能登の味覚に引き込まれて・・・また行きたくなっています。

あッ!、食べ物だけではなく、自然~風土がステキだからです。


奥能登国際芸術祭

「奥能登国際芸術祭2017」視察?のため珠洲市へ。
奥能登(珠洲)のほぼ全域を展示スペースとして、各地に屋外・屋内展示物があり、それらの作品を鑑賞するべく巡るのでした。
 

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打ち上げられることもあったであろうクジラや大型海洋生物は豊穣の源でもあった・・・。 

たまには、渡来人の船も。

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 浜辺に流れ着いた合成樹脂等のゴミで造られた鳥居は、現代文明への警鐘か?。

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赤い毛糸で包まれた空間は、血潮(塩)が巡る体内を連想させる。

 

現代美術・・・分かりにくいが、自分流に解釈すればいいのです。(多分)

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スタンプラリーたまりました、けっこう見れましたね。

作品を巡りながら、そこで出会う地元の方々との、あいさつや会話がこの芸術祭にスパイス(?)を添えます。

芸術祭を通じて、奥能登の風土・味覚~の素晴らしさを感じました。

イベントがなくても、是非また訪れたい場所。

 

海側からみると奥ではなく「前能登」なんだけど。


花神(中)

「花神(中)」司馬遼太郎

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本書の村田蔵六と違い読み進むのが遅いです・・・。

封建時代の身分制度では百姓身分だが長州藩の軍務大臣格に抜擢され、名も大村益次郎と武士らしく改名し幕府軍との対決に向かう。(長州征討

幕藩(旧)体制勢力VS長州革命(?)解放勢力。

 

・・・戦争にゆくには、身支度が要る。この男(村田蔵六)のことだから、大した支度はしない。

「わらじ五足、手拭い三本、ウチワ一つ」

と、この夕、蔵六は妻のお琴に手紙を書き、鋳銭司村(すせんじむら)まで飛脚を走らせた。(P.433)

頭には百姓笠をかぶり、ユカタを着て、半袴をはき、腰に渋団扇を差し、ちょうど庄屋の手代が隣り村へ涼みにゆくようなかっこうで、これでは長州軍の大将とはたれにも見えないであろう。・・・(P.437)

 

それでいて、数に優る幕府軍を次々と打ち破る。

元々士気が低い幕府軍は統制の乱れもあり、新式のライフル銃を装備した西洋軍式と大村益次郎の軍略で敗走を重ねます。

幕府軍の残した武器は骨董品としての価値しかなかった。

 

時代の大変革。

近代モノは読む機会が無かったが、これはオモシロイ。

現代とも照らし合わせてみたり。


あれもこれも

ダブルワーク?の日々が終わってヤレヤレ~と思うも束の間、なすべきことはタクサンあります。

そちらに、時間を振り分けて行かなければなりません。

あれもこれも・・・やらなきゃいけない!。

う~ん、後回しにしていたモノがズシリとのしかかる。

 

まあ、草むしりとか掃除とか~なんですが・・・。


時間泥棒?までは言わないが

仕事上はもちろん、プライベート含む日常生活でも時間は守っています。(守るようにしています。)

時間に遅れそうな場合は、相手に連絡を入れるのは当たり前。

先般、時間を決めてあったにも係わらず、時間を過ぎても誰も現れなかった件がありました。

連絡もありません。

何かあったかな?と優しいワタクシは10分待ちました。

そのうちやって来るだろう~と、さらに10分経過。

どうしたのか?~さらに10分経過します。

次の予定があるので、そろそろ限界・・・もう10分待つ。(イライラ・・・)

結局、時間切れで退出・・・。

 

僅差で入れ替わりだったのですね~、40分待った後にやって来たことを、翌日聞きました。

仕切り直しです。

 

で、今度は時間厳守だろ~と思っていたら・・・またしても10分遅れていらっしゃる・・・。(^_^;)


意思決定

~ドラッカー365の金言~

10月7日 意思決定のステップ

「1つでも必要なステップを省くと、意思決定はできの悪い壁のように崩れる。」

・・・意思決定にはプロセスがあり、ステップがある。

資源を明日に投ずることにはリスクがともなう。しかし忠実にプロセスを守り、必要なステップを踏むならば、意思決定のリスクは小さくなり、成功の確率は高まる。

意思決定には六つのステップがある。

第一に、意思決定を行なうべきときを知る。

第二に、本当の問題についてのみ行う。

第三に、問題を正しく定義する。

第四に、何が正しいかを考え、何が受け入れられやすいかを考えない。

第五に、やがて妥協が必要になることを覚悟しておく。

第六に、実行の手配がすむまでは決定したことにはならないことを知っておく。

『経営者の条件』・・・

 

 緊急の場合は、即断せざるを得ないこともあるが、エイヤーッ!と決めてしまうことも。

その結果はヨカッタリ、そうでなかったりです。

たまたまヨカッタこともあるかもしれないが。


カズオ・イシグロ

カズオ・イシグロ氏が、2017年ノーベル文学賞を受賞!。

以前に「日の名残り」「わたしを離さないで」は、読んだことがあります。

2冊だけど、既読だとチョッとだけ優越感?。

大々的に報道されたので、作者・作品とも一気に注目を浴びるのでしょうねー。

もうじき文庫化される「忘れられた巨人」を、読んでみようかな・・・と。(ミーハーや)

 

毎回受賞候補に挙がる、村上春樹氏の受賞は遠のいた?か。


いつもの・・・

食欲の秋!・・・とはいうものの、食べるものはほとんど変わりないが・・・。

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めん処あかさかの、いつものいなりうどんをいただきます。

いつも安心?の定番メニューでした。

炭水化物ばかりだけど、昼はこんな感じですかねー。


みんな、つながっています

スマホ顛末続き。

新しい機種になったのはいいんだけど、新たに設定し直すことがケッコウあってメンドくさい。

電話帳はバックアップしてスムーズに移行できたのだがSNSは・・・パスワード忘れてます。

あらためてだけど、人間関係だけではなく所有する電子機器もたくさんつながっているのでした。

IDやらパスワードやらが乱れ飛んでいる・・・一度にやろうとするから~、こんがらがってしまうのだが。


スマホ・クラッシュ

約4年半に亘り愛用していたスマホが・・・。

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まさかの路面落下で画面割れ!。

ガーン!。(”Д”)

操作は可能だが・・・これでは使えない。

・・・ということで、新機種へと更新しました。

ややバッテリー性能が落ちていたものの、手頃な大きさで不自由は無かったのだが~残念です。

何回も落としたり、紛失騒動があったりしたが、いつも手元に置いていた(だったら失くすなよ)愛用機。

そろそろ新機種に変えようかな?と思っていた矢先にクラッシュさせてしまった。

持ち主の代わりにトラブルを背負ってくれたのかも?。

 

お疲れさま、ありがとう。


意思決定と妥協

ドラッカー365の金言~10月3日~

「何が受け入れられやすいかではなく、何が正しいのかを考えなければならない。」

・・・やがて妥協が必要になるからこそ、何が受け入れられやすいかではなく、何が正しいかを考えなければならない。そもそも、何が正しいかを知らずして、正しい妥協と間違った妥協を見分けることはできない。その結果、間違った妥協をしてしまう。

私はこのことを、一九四四年、はじめて大きなコンサルティングの仕事としてGMの組織構造と経営政策についての調査に手をつけたとき、教えられた。会長兼CEOだったスローンはこういった。

「何を調べ、何を書き、何を結論とするかはお任せします。ただし、正しいと思うことはそのまま書いてください。反応は気にせず、妥協など考えないでください。妥協できない経営幹部はこの会社にはいません。しかし、何が正しいかを教えてくれなければ、正しい妥協もできません」

意思決定を行なう者は、この言葉をネオン・サインにして机の前に飾っておくべきである。・・・

『経営者の条件』

 

妥協、折り合いをつける、落としどころ、引き分け・・・。 

妥協・・・というと5~6割の成果で終わらせた・・・という、マイナスイメージがあります。

 

ここでは「何が正しいか」を見て、決める「正しい妥協」がある~という。

目先ばかり見ていたら「間違った妥協」になるのかもしれない。

何が正しいか?、目指すところは何処か?。

「正しい妥協」・・・難しい。


秋もあけぼの

早朝の秋空~。

あけぼの・・・というには、明るすぎるか?。

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空が高く感じる。

本日も、姿勢を正して胸をはってまい進。

正々堂々、正々堂々。


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