月別アーカイブ: 2018年4月
2001年宇宙の旅~現在
2018年4月13日 ブログ
4月11日の日経春秋に「2001年宇宙の旅」のことが書かれていました。
映画公開が1968年4月なので半世紀前経っています。
タマにネットでチラ見しますが、今見ても全く古さを感じない。
コラムでは、木星へ向かうディスカバリー号内で、HAL9000が「反乱」を起こしボーマン船長に機能を止められた~ことが書かれています。
「AI(人工知能)」への警戒感を先取りしていた・・・なるほどですねー。
ディスカバリー号は実現していませんが、現在、木星には探査機ジュノーが周回軌道上にあり画像を送って来ています。
見たり聞いたりに堪えない?報道が多い中、こういう夢のある内容が増えればいいなぁ。
半世紀前・・・50年といっても、宇宙では無視してもいいくらいの時間なのかも。
Many Aoba に教えられ
2018年4月12日 ブログ
毎年、若葉の季節(チョッと早いか?)にアップしている絵柄です。
今年も芽吹いてきました。
青空に映えます。
この樹々を見上げて感じました。
ここしばらくは、会社~個人的にドタバタやっていますが、この樹々は時期が訪れれば芽吹き~繁り~落葉~そしてまた芽吹いています。
人間が・・・ましてや、”自分”という、しょーもない人間が、あーでもない、こーでもないとスッタモンダしているすぐ側で、自然な時間の流れの中で着々と、樹木としての営みとその役割を果たしている。
大きな自然循環のほんの一部。
自分自身の「役割」を考え、「営み」を考えることを教わったような気が・・・。
改正耐震改修促進法
2018年4月11日 ブログ
・・・3月29日に突如、東京都が「耐震診断結果」を発表した。この措置は、1981年5月以前の「旧耐震基準」で建てられた大規模施設などの所有者に耐震診断の受診、都道府県には診断結果の公表を義務づけた「改正耐震改修促進法」(2013年施行)に基づくものだ。
「震度6強で倒壊の危険性」を指摘された建物には、渋谷のシンボルともいえる「SHIBUYA109(道玄坂共同ビル)」や、サラリーマンの聖地と呼ばれる「ニュー新橋ビル」など古くから親しまれ、多くの人が訪れる商業ビルも含まれている。・・・
ネットニュースで知りました。
突如!とありますが、建物所有者側には事前に通知はあったと思います。
ウチもそうでしたから・・・。
新聞報道には載らなかったものの、金沢市ホームページ上では公表されました。
3階建て以上で延べ床面積5,000㎡以上の不特定多数の人が出入りする建物が法律の対象です。
耐震診断の結果、施設閉鎖を決めました。
今回の首都圏建物の公表は、所有者側はもちろん、公表する側もタイミングとか~いろいろな葛藤があったと思われます。
新聞等のマスメディアも、商業ビルや宿泊施設の場合は、広告クライアントかもしれないので、記事にしにくい・・・。
数年前のモヤモヤ~を思い出しました。
代表的日本人
2018年4月10日 ブログ
内村鑑三が英文で著わした作品を和訳した本書。
新聞の書籍紹介にあったので読んでみました。
西郷隆盛~新日本の創設者
上杉鷹山~封建領主
二宮尊徳~農民聖者
中江藤樹~村の先生
日蓮上人~仏僧・・・の5名について語られます。
慎ましい生活態度、自分(個)のことより人のこと、公のこと~が共通しています。
現代人が忘れがちなことを思い起こさせてくれる。
発刊された当時は、西洋文明・思想に対する日本の優位性を誇示する狙いがあったようですが、昨今、見聞する日本スゴイ!的な内容とはマッタク一線を画す内容かと思ふ。
現在の時点で、「代表的日本人」を著わすとすると、誰が載るのだらう?。
ゆく河の流れは絶えずして・・・
2018年4月6日 ブログ
閉館後の館内では、備品撤去・片付けが行われています。
日に日にモノが減っていき、空っぽになりつつある館内を見ていると無常観を感じる。
~ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。
よどみに浮かぶうたかたは、かつ消え、かつ結びて、久しくとどまりたる例なし。
世の中にある、人と栖(すみか)と、またかくのごとし。~(方丈記)
人が作ったものはいつかは朽ち果てる・・・当たり前のことが、現実として目の前にあります。
商売でも開店や開業は華々しいが、ひっそり閉めたり、いつの間にか無くなっていたり~と、その後は様々。
いろんな見方はありますが、多くの方に惜しまれて(多分)、閉鎖できたことは結果的には良かった・・・と思いたい。
さぶ
2018年4月4日 ブログ
「さぶ」 山本周五郎
新聞コラム等でよく引用されていたので、気になっていた小説。
・・・小舟町の芳古堂に奉公する栄二とさぶ。才気煥発な栄二と少し鈍いがまっすぐに生きるさぶ。ある日、栄二は身に覚えのない盗みを咎められ、芳古堂から放逐されてしまう。自棄になった栄二は身を持ち崩し人足寄場へ送られるが・・・(本書カバー)
栄二が主人公なのか?さぶなのか?どちらもとてもキャラ立ちしています。
もっとも、誰が主人公だとかはマッタク関係ないか。
奉公人や下働きの人びとの厳しい暮らしぶり~囚人扱いの人足寄場での過酷な環境の描き方は、臨場感があります。
さぶの仕込む糊がないといい仕事ができない~立派な襖を仕立て上げる有能な職人の栄二が語るくだりに感動!。
所々に、弱い~社会の隅っこの存在への温かい眼差しが感じられます。
「・・・栄さんはきっと一流の職人になるだろうし、そういう人柄だからね、尤も、栄さんだけじゃあない、世の中には生まれつき一流になるような能を備えた者がたくさんいるよ、けれどもねえ、そういう生まれつきの能を持っている人間でも、自分ひとりだけじゃあなんにもできやしない、能のある一人の人間が、その能を生かすためには、能のない幾十人という人間が、目に見えない力をかしているんだよ、ここをよく考えておくれ、栄さん」
年寄りになるとこういう口をきくから嫌われるんだね、と云って与平は笑った。・・・(P.388)
本書は最近復刊されました。
こういう本が求められている時代なのでしょうか。
赤プラの歌
2018年4月2日 ブログ
館内からの什器備品~もろもろの、搬出作業が始まっています。
ワリと静かなスタートか?。
昨日、「赤坂プラザ」時に送迎バス等で流していた「赤プラの歌」についての問い合わせが、お客様からありました。
音源が残っていないか?と。
残念ながらありません~とお答え。
意外な問い合わせに驚きました。
ひょっとしたら何処からか出て来るかもしれないが・・・。
メロディーラインは記憶あります。
赤坂~赤坂~赤坂プラザ~♪でフィニッシュ・・・だったかと。
また、閉館直前にはカメラを手にした方々の姿をよく見かけましたねー。
パレットの姿を記録と記憶に留めるためかと思われますが・・・。
卯月 朔日 初日です
2018年4月1日 ブログ
昨日で「パレット」としての営業を終えました・・・。
館内あちらこちらで記念撮影する、お客様と館内スタッフの姿が見受けられました。
「パレット」という建物に加えて、お客様との交流がとても濃かったのだなー、とあらためて感じます。
そして、初めて経験する日を迎えました。
「パレット」という建物は存在しているが、活動(営業)していない。
時節柄もあり学生服店のみ暫定営業していますが。(4月10日まで)
連休や改修工事~で似たことはあったが、これがず~~っと続く。
店舗片付けでの人の出入りはあります。
これが途絶えたら、どんな感じになるのだろう?。
そのうち、日常の景色になるだろうけど。
トップページは、まだまだ~これから変更していきます。