「逃げる力」百田尚樹

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・・・会社から逃げる、人間関係から逃げる、目の前のピンチから逃げる・・・逃げることは、消極的で後ろ向きなことだと考えていないだろうか。実は逃げることは戦うことと同じくらい積極的な行動である。戦う時に分泌されるホルモン「アドレナリン」は、逃げる時にも分泌されるのだ。本当に大切なものを守るために、戦っても勝ち目がない、得るものがないと判断したら、さっさと逃げるべきである。・・・(本書カバー)

次回、読書会課題本です。

読書会的にはどうなのだろう?と感じながらも、食わず嫌いは良くない~と思って読み出します。

「永遠のゼロ」以来の百田作品~。

確かに読みやすく、納得できる面が多いのは、さすがベストセラー作家さん。

ご自身の主張が強すぎることで「炎上」することも、しっかりとネタにされています。

働き始めたばかりの社会人へのメッセージでしょう。

 

・・・しかし、共感できる面も多いが、失礼ながらやや斜に構えて読んでいました。

後半で政治的主張が(やっぱり)現れましたから。)

憂国の士なのか・・・。