月別アーカイブ: 2018年11月
農業崩壊 誰が日本の食を救うのか
2018年11月15日 ブログ
「農業崩壊 誰が日本の食を救うのか」 吉田忠則
著者は日経新聞編集委員。
目次・・・
プロローグ『砂上の飽食ニッポン「三人に一人が餓死」の明日』
第1部 「農業と政治」の相克 第1章 農政に挑んだ「未来の総理」 第2章「札束農政」解体への暗闘
第2部 「植物工場」悪夢と光明 第1章 誤算続きの「夢の工場」 第2章「工場野菜」大躍進へ
第3部 「企業参入」成功の条件 第1章「お試し参入」の苦い教訓 第2章「企業だからできる農業」に挑む
エピローグ 企業と脱サラと篤農が拓く農業の未来
第1部は興味が湧かず読むのに時間がかかる。
ただし、票田としての「政治」との関係の理解が進みました。
補助金頼りの「農業」は不自然な姿だと思っているが~改善が進むかどうか?。
第2部以降は、興味深いです。
農業へ華々しく参入したものの数年でひっそりと消えていく、上から目線企業の現実。
もともと疑問を持っていた6次産業化~も同様かもしれない。
現役農業者の現場力は強い!。
付箋がいっぱい入りました。
企業経営も農業経営もやるべき事は変わらない。
農業だから~昔からそうだから~といって、許されたり曖昧になっていることも「カイゼン」できる。
「カイゼン」しないと将来に亘る持続はできなくなってしまう。
本書では取り上げられていないが、人手不足問題が拍車をかけることになるでしょう。
技術ではなく、理念やマーケティングを含めた「経営」が重要!と説くあたりは日経らしいです。
「上農は草を見ずして草をとり、中農は草を見て草をとり、下農は草を見て草をとらず」『農説』
ICT・IOT・AI
2018年11月10日 ブログ
「自分たちのICT・IOT・AIを見つけよう!」(一社)石川県中小企業診断士会 主催
ちゃべちゃべと参加してきました。
どちらかというと、製造業向けの内容かな?と思ったが、何かのヒントになるかも~ということで。
世間で話題になっているようだが、まだまだ試行錯誤でしょうか。
業種を問わずに、何でもかんでも取り入れることは現時点では適わない。
企業規模や内容にもよりますね。
ただ、AIでサツマイモの等級判定をする試みは興味を持ちました。
他にも応用できる?かも。
先入感を持たずに見聞してみることは大事ですね。
耐震関連記事
2018年11月9日 ブログ
「震度6強倒壊リスク858棟」11月7日 日経一面。
・・・国は2025年までに耐震化するように指導しているが、まだ5割強が改修計画を策定していない。・・・
日経は、耐震関連記事が多いような気がします。
建設業からの手回しか?~と勘繰らなくても、大事なことですが。
旧パレットも改正耐震改修促進法の適用対象でした。
耐震改修ではなく、除却(解体)を選択しました。
建物強度だけでなく施設の老朽化もあり、加えてその他諸事情もあって・・・。
今でこそ客観視できますが、もし当事者だったら~と思うと気が気でないでしょう。
日経が独自に取材したという都道府県別の倒壊の危険性の高い建物~が電子版に掲載されている・・・というので、見てみたら~かなり忖度・配慮がされているのかなぁ~と思ふ。
電源落ち騒動
2018年11月5日 ブログ
先日から突然電源が落ちるデーターサバー問題。
ヤレヤレ~解決した~と思っていたら、電源落ちしていることが2日おきくらいにある。
機器本体の問題ではなさそうだが・・・。
そうなった際の状況をみてみると、共通事項を発見しました。
通常使用に設定してあるプリンター電源を入れたタイミングで電源落ちしているかも?。
試しにプリンター電源の入切してみると~デターサーバーの電源落ちが発生!。
同時に、ネット回線機器の電源も瞬間電源落ちしていることが判明しました。
プリンターの電力消費が大きいために、コンセントからの電圧低下が原因か?。
一箇所から電源取りすぎかも。
そこで、同じ壁面にある他のコンセントからプリンター電源を取ってみたところ、まだ同様の症状が・・・。
こうなったら、室内の反対側にあるコンセントから延長コードでプリンター電源を取ってみよう!。
これでもダメだったら根本的に室内の電気工事やり直し!。
・・・結果、問題なく使えるようになりました。
しかし、今までは問題なかったのだが?。
これで一件落着となりますように!。
真摯
2018年11月4日 ブログ
会計事務所主催セミナーで「真摯」のお話。
本セミナーの主題では無かったが気になったのでした。
・・・真摯さを絶対視して、はじめてマネジメントの真剣さが示される。それはまず人事に表れる。リーダーシップが発揮されるのは真摯さによってである。範となるのも真摯さによってである。
真摯さはごまかせない。ともに働く者とくに部下には、上司が真摯であるかどうかは数週でわかる。無能、無知、頼りなさ、態度の悪さには寛大かもしれない。だが、真摯さの欠如は許さない。そのような者を選ぶ者を許さない。
このことは、とくにトップについていえる。組織の精神はトップから生まれるからである。組織が偉大たりうるのは、トップが偉大だからである。組織が腐るのはトップが腐るからである。「木は梢から枯れる」との言葉どおりである。
範とすることのできない者を高い地位につけてはならない。・・・『マネジメント~課題・責任・実践』
気になった~ということは、そうではなかった・・・ということの裏返しかも。
これまでの活動・行動を振り返って、どうだったか?。
「真摯」に取り組んでいるか否か。
「真摯」sincerity~誠実・正直・本気。
破船
2018年11月3日 ブログ
「破船」吉村昭
吉村昭作品は、綿密な調査に裏付けされ史実を、作者の感情が排除された淡々と書き綴る文が印象的です。
それがとてもリアルで臨場感あふれる。
・・・僻地の寒村に幸をもたらす難破船「お船様」。しかし、今度の「お船様」は疫病神だった。・・・(本書帯)
島国日本で、かつては海岸に難破船や鯨などの大型の魚や哺乳類が流れ着き、それを「神」として祭られることがあった~ということを聞いたことがあります。
大型の海洋生物は食料となり~その後、祭られることもあったでしょう。
そして、航海技術が未熟な時代において難破は珍しいことではなかったため、時には外国船も流れ着くこともあったでしょう。
その難破船は、貴重な物品をもたらす「お船様」として待ち望まれていた。
今は紅葉の季節ですが、物語の舞台では山が赤くなる~ことは、「お船様」がやって来る季節を示すものです。
ノンキにきれいだな~と眺めている余裕は無い。
「塩焼き」をする場面があります。
能登で今でも行われている揚げ浜式塩田を連想しました。
かつては、物語の舞台のような寒村では当たり前のように、同様のことが行われていたのではないか?。
単に塩を採取するだけでなく、もっと切実な意味があった。
個人よりも、家族~そして家族よりも「村」を存続させなければならない・・・という藩政時代の厳しい寒村の現実がすさまじい。
生活ではなくサバイバル。
その地に代々伝わる風習や祭事の原点は「生きること」か・・・。
民俗学の一端を含んだ、とても考えさせられる作品でした。
お米・・・大事に食べなければ。
霜月 朔日
2018年11月1日 ブログ
先日の金沢マラソンフィニッシュ会場でのボランティア中・・・チョットは余裕?があったのでしょうか~ランナー諸氏がどんなシューズを履いているのか、足元を見ていました。
ブランド・カラー・スタイル・・・多種多様。
その中で意外と目立っていたブランドのシューズがありました。
以前からその存在は知っていたが、実物を手に取ったことがなかった・・・。
マラソンボランティア終了後も脳裏に焼き付いていて・・・沸々と物欲が・・・。
・・・堪えきれずに購入に至る。
寒さが進む今月も、このシューズブランド名のように上昇!前進!・・・でも、コレを機にランニングすることはないでしょう。
ウォーキングが関の山か。
宝の持ち腐れ。 (;”∀”)