月別アーカイブ: 2019年2月
傍観者
2019年2月12日 ブログ
ドラッカー365の金言~2月12日
「傍観者には役者と観客には見えないものが見える。」
傍観者自身には取り立てていうほどの歴史はない。舞台の上にはいるが、演じているわけではない。観客でもない。少なくとも観客は芝居の命運を左右する。傍観者は何も変えない。しかし、役者や観客とは違うものを見る。違う見方で見る。彼は観察する。そして解釈する。
傍観者は自分の目で見、自分の頭で考える。屋根の上から叫んで人を驚かせることは感心したことではない。そのとおりである。だが、私自身はそのことをあまり気にしたことがない。『傍観者の時代』
あまりいい意味では使われない「傍観者」という言葉。
あえて「傍観者」になって課題を客観視することも大事~とのようです。
なんとなく分かるような気もするが~難しいかも。
考えすぎて?行動できなくなるかもしれない。
先ずはやってみて、ダメだったら他の方法を試してみることの方がいいかな~。
その見極めは大事だけど。
パレット跡地にアルビス
2019年2月10日 ブログ
2月8日北國新聞朝刊記事。
記事になるのは、もう少し後かな?と思っていたら早かった。
解体工事終了とほぼ同時に着工になります。
なんとか地域インフラとしての役目は果たせそうでヨカッタ。
大筋の流れは出来ていますが、細部の調整はまだまだ続きます。
その日暮らしの人類学
2019年2月9日 ブログ
「その日暮らし」の人類学 もう一つの資本主義経済 小川さやか
・・・わたしたちはしばしば、「働かない」ことに強くあこがれながらも、計画的にムダをなくし、成果を追い求め、今を犠牲にしてひたすらゴールを目指す。
しかし世界に目を向ければ、そうした成果主義、資本主義とは異なる価値観で、人びとが豊かに生きている社会や経済がたくさんあることに気づく。
「貧しさ」がないアマゾンの先住民、気軽に仕事を転々とするアフリカ都市民、海賊行為が切り開く新しい経済・社会・・・。(本書カバー)
本書の根底にあるのは~Living for Today~その日その日を生きる~人びととそこに在る社会の仕組みを論じることを通じて、生き方と社会を再考すること。
その日暮らし・・・と言えば、怠惰な生き方のような気もするが・・・実際は、誰しもその日その日を生きている。
成果を求めて懸命になっているか、のんびりしているかの違いはあります。
本書で紹介されるアフリカ商人と中国交易人達の、いい加減でもあり場当たり的でもありながらも日々活動している姿には力強さを感じる。
やってみてダメだったらきっぱりと商売換えし転職~そして転職を繰り返す。
金は天下の回りモノ~無いなら借りればいい~返すのを忘れる?返さない?、また違う人から借りる。
大量のコピー商品~まがい物。
そんなバカな、ルーズな!と、先進国ルールは通用しない原自然経済、未来を考えない。
見方を変えれば互助のような助け合う経済社会だが・・・。
論文調で読みづらい部分もあったが、先進諸国の資本主義経済の対極にあるもう一つのミニマム資本主義経済。
江戸っ子は宵越しの銭は持たない~も似たような感覚かも。
限定麺
2019年2月4日 ブログ
久しぶりに同級生のラーメン店を訪れる。
SNS上にアップされていて気になっていたメニューを食べる為に!。
そろそろ販売終了となる季節限定の柚子塩ラーメン。
柚子皮がドサッと乗っています。
ラーメンに柚子?と思うが、食べて納得。
皮をむいた柚子もついてくるので、少し食べてから果汁を絞って食べてみる・・・違和感無し。
美味い!クセになりそうです。
聞くと、柚子の熟度によってスープの味を調整しているとのこと。
今の時期は、柚子終了間近なのでやや濃いめだとか。
といってもシツコクなくサラッと食べられるのでした。
おいしゅうございます。
この店も、メニューを増やさないラーメン単品の個(小)商いです。
小さいことはいいことだ
2019年2月3日 ブログ
日経紙(2月1日)12面記事から~。
「個商い」の魅力・・・小さいことはいいことだ。
銀座にある海苔弁当専門店と1冊の本だけを売る書店の記事。
個商いは小商いにも通じる。
銀座で海苔弁?(3種類)・・・と思ったがデパ地下感覚なら有りです。
1冊だけ~は、1種類(詩集・画集等々)のようで関連雑貨も販売していて、1週間おきに本を入れ替えるようです。
小さいから出店コストも低いかもしれない~小さいから転換も容易かもしれない~おそらく、こういう理由で「小さく」なったのではなく、「個」にこだわった結果「小さく」なったのだと思います。
小売業は、何でもあります!的な品揃えをしていたGMSが凋落し、SPAのように専門化した小売業が全盛に。
やがて同じものなら便利に安価で買いたい!~で、ネット通販が席巻中。
このような世の中(マス市場)の大きなウネリに巻き込まれてしまえば、小さい企業は強みを発揮する間もなく余波の中でアップアップするだけ。
紹介された企業は大きな流れにのらずに、自らの流れの中を自らのペースで歩んでいます。
平成とともに「大きいことはいいことだ」も、終えようとしているのでしょうか。
わが道を往く・・・も、勇気がいることです。
コダワリなんですね~銀座ならではの商いかとも思うが・・・。