日経紙(6月14日)「大機小機」~続・人生100年時代の罪。

 

人生100年時代~といわれています。

先日来、話題?になっている金融庁の報告書の内容は、公的年金だけに頼らず資産形成に励みなさい!ということのようですが、みんなが何となく薄々感じていたことを公的機関が裏付けた(認めた?)ということでしょう。

不都合な真実を。

みんなが、将来に備えるために貯蓄に励みだすと消費が落ち込みます。

貯蓄しても預金金利もほとんどないから、株式等の投資で運用しようとする。

預金税・・・なんてこともありうるし。

しかし、消費が落ち込んでしまうと企業の株価も低迷・・・。

ここでも「合成の誤謬」が出てきました。

 

・・・人口が減るなかで、国内にいかに投資機会を生みだすか。金融・財政政策による一時的な刺激策では十分ではない。潜在成長を引き上げる規制緩和など構造改革は避けて通られない。「改革と成長なくして、豊かな人生100年なし」である。・・・

 

政治とは難解で苦難の連続。