体験其の二は、降下訓練塔(80メートル)での吊り下げ。

この高さからパラシュートを開いた状態で切り離し、着地態勢の訓練するというが、我々は切り離されるワケがない!。

そこで高さを直接感じます。

これも、安全ベルト・フルハーネス状態なので安心だが・・・徐々に地面が離れていくと・・・ドローンになった気分・・・。

 

60メートル付近で停止して、写真撮影!してもらいます。

右側にスカイツリーが見えます・・・最初は景色を楽しむ余裕はあったが・・・次第に足がムズムズしてきたぞ・・・。

地上に近ずくにつれて落ち着いてきました。(高い所はチョッと苦手だな・・・。)

 

不謹慎ながらテーマパークのアトラクション感覚で臨んだ様々な訓練体験ですが、空挺隊員にとっては、生死を分ける訓練でもあります。

実際訓練中に殉職された方も・・・。

 

そして第一空挺団の前身は、太平洋戦争初期にパレンバン空挺作戦を遂行し「空の神兵」と呼ばれた旧陸軍空挺部隊。

その歴史を語る「空挺館」も見学させていただきました。

 

第一空挺団が脚光を浴びるのは、災害を含め日常が失われた時です。

「部隊が訓練に励むことが出来る時が、少しでも長く続けばいいのです。」

・・・会食中に隊員の方がおっしゃっていました。

 

今回は本当に貴重な経験をしました。

高価なハイテク兵器や機器も必要かもしれないが、いざ有事の際は生身の人間が最前線に赴き、解決の突破口を開かなければいけないのだ~強く感じました。

 

普段はあまり意識することはないが、我々の日常~を維持するため、重要な任務を担っている方々に感謝であります。