星稜高校 野球部 準優勝おめでとうございます!・・・に沸くなかの、日経紙8月23日(金)朝刊 北陸経済面。

 

百貨店頼みの街作り 転機~イオンが「金沢包囲網」の見出し。

・・・百貨店に頼る北陸の中心市街地の街づくりが転機を迎えている。富山県第2の都市、高岡市では大和高岡店が25日に閉店する。大和は高岡市と同様、金沢市や富山市でも自治体などが資金を出した会社が管理・運営するビルに入居。二人三脚で街のにぎわいを支えてきた。ただ顧客は郊外のショッピングセンターに流れ、同社に大がかりな集客策を講じるだけの体力はない。主役の存在感低下は、にぎわい創りの在り方に再考を迫る。・・・

なかなかシビアな書き方。(;一_一)

七尾パトリアの事例も念頭にあるのだろうか。

・・・昨年まで、小さいながらもショッピングセンターの管理運営に携わっていた視線で考えると、郊外大型SCも決して盤石ではないと思います。

記事でも指摘されているが、SCの同質化、企業内競合の問題があります。

加えて小売業全般の問題として、ネット販売が主流となっていること、10月からの消費増税や将来的な少子高齢化が及ぼす影響が読み切れない。

消費者の生活防衛傾向はますます高まる。

にぎわっているように見える大型SCも、売上数値は厳しい現実があると思います。

 

少子高齢化の進行で、徐々に人口の中心市街地回帰が始まりつつある。

地方百貨店として、果たす役割と需要はまだまだあると思います。

世代的に百貨店への信頼感は大きいのでした。