ドラッカー365の金言~8月29日

機会志向型組織の特徴

仕事ができる組織は仕事を楽しんでいる。

・・・組織には重みがある。その重みのために問題志向となり、問題解決に追われる。成功の利用に長けた組織はあまりない。しかし、世界最高の電子機器とエンタテインメントの企業ソニーは、テープレコーダーでの成功を基盤に事業を展開していった。

成功の展開が機会志向の体質をつくりだす。組織も伸びる。学問的な言い方ではないが、仕事ができる組織は仕事を楽しんでいる。

私は、どういう組織をクライアントにしているのかとよく聞かれる。訪ねてみれば、二分もしないうちに仕事を楽しんでいるかどうかがわかる。私は、仕事を楽しんでいない組織のコンサルティングを引き受けない。仕事が好きで、かつ楽観的であれば、それだけで組織の空気は違ってくる。・・・「心の出会い」

ACTION POINT 仕事を楽しんでください。

 

ソニーの部分はやや時代が感じられるが、書いてある通りかと・・・。

 

かつての自社組織を思い出してみると・・・自分自身は仕事を楽しんでいた(一応)かもしれないが、会社全体がそういう雰囲気であったかというと・・・違う。

できるだけ問題が起きないように、もし何か問題が起きても蓋をして分からなくするような、事なかれ主義が感じられた。

その結果、成功体験にも乏しくなり、新しい発想や何かにチャレンジするような環境ではなかったのかもしれない。

空気を~ムードを変えられないまま、自分だけで走っていたようなものでした。

本日の金言を見て、反省しきり。(._.)