9月7日(土)日経紙「私の履歴書」 野中郁次郎(一橋大名誉教授)

(一部抜粋)・・・米国の経営学の概念を受け売りする日本という関係は、残念ながら今もあまり変わらない。後に詳しく触れるが、日本の経営学は一言でいえば「解釈学」に終始してきた。海外の学問を紹介し、解釈するのが学問だとされてきた。

(中略)

かつて日本的経営の特徴として「三種の神器」といわれた年功序列、終身雇用、企業内組合を指摘し、欧米に紹介したのは第2次大戦で日本軍と命をかけて戦った元海兵隊の経営学者ジェームス・アベグレンである。

近年ではROE(自己資本利益率)経営が典型例で、最近は内容をよく理解しないままにSDGs(持続可能な開発目標)経営とみんなが口にする。もう海外の模倣はやめよう。・・・

 

そうです!、SDGs(持続可能な開発目標)~は、よく聞きますが、以前から流行語みたいな感じがして違和感がありました。

考えとしては素晴らしいし、実現すれば明るい未来が拓けると思います。

それはそれで置いて、自社の使命(理念)を明確しに、自ら出来ることを着実に進めるべく努めることが大事ではないでしょうか?。(それが、結果的にSDGsにつながるのかもしれないが・・・。)

猫も杓子も(失礼!)SDGs!ってのは、どうなのだろう?。

数年したらそんなキーワードあったね~ということになっているような気がするのでした。

ISO取得ブーム?みたいなのが以前あったような。

企業に外部のお墨付きが付き、信頼性が増す~今は当たり前になっている?忘れ去られた?。

 

SDGsを否定するのではなく、それに飛びつく風潮に抵抗があるのでした。

まぁ~時流に乗る?というのも大事だとは思いますが・・・。

 

チョッと溜飲が下がる思いの野中教授のコメントでした。