9月22日の日経紙文化面。

先日、連載終了した「ワカタケル」の作家、池澤夏樹氏が寄稿しています。

「感謝と弁明」~「ワカタケル」連載を終えて

たしか、連載中にも弁明~の話があったと思います。

それだけ気にされていたのでしょうか?。

・・・どんな創作にも困難は伴うが、しかし今回は格別だった。まず、通常の新聞小説と大きく異なる手法をどこまで許容してもらえるかが問題。言い換えればどこまで読者がついてきてくれるか、そこのところを懸念したのだが、さすが日本経済新聞の読者。最後まで読んでもらえたようだ。・・・

 

なんとかついていきましたよ。

古代(古墳時代)は、大王(おおきみ)といえども、直情径行、思ったところをそのまま口にし、行動に移す・・・思考は自然態に近い。

よく言えば行動派だったのですね。

 

作者が弁明する態度は、物語の登場人物と対称的。

ここまで書いて「ワカタケル」完結。

よく練られています。(多分)