ドラッカー365の金言~2月5日

ネクスト・ソサエティは目前にある。

・・・ネクスト・ソサエティを左右する最大の要因が、高年人口の増大と若年人口の減少である。とくに若年人口の減少は、ローマ帝国崩壊時以来のことであって、重大な意味をもつ。すでにあらゆる先進国が、人口維持に必要な出生率2.2を下回った。

このことは、外国人労働者と移民の受け入れが国論を二分する問題になることを意味する。それは政治地図を一変させる。

経済的には、若年人口の減少が国内市場を根本的に変える。これまで先進国では、国内市場は家族形成の増大によって成長してきた。だがこれからは、大量の移民流入でもないかぎり、家族形成は確実に減少する。・・・『ネクスト・ソサエティ』

 

少子高齢化という言葉がよく聞かれるようになったのは「デフレの正体 経済は人口の波で動く(藻谷浩介)」がきっかけで、この本が出版された2010年頃だと思います。

これを見て、このままではイケナイ!と色々と考えだした。

他にも理由はあったが、考える大きなきっかけになった一つ。

その結果が、現在の企業スタイルです。

 

そして、このドラッカー365の金言の初版は15年前の2005年。

ドラッカー本は、さらに以前から「ネクスト・ソサエティ」を指摘していたのですね。

2010年頃には、本書も購入していました。

あらためて「未来予想」の大切さを感じています。

「未来予想」を自らに当てはめるとどうなるか?という「想像力」も。

こちらの方が重要か。

 

現在の我が国の出生率は1.4程・・・。

移民~とは言わないが、外国人が普通になっています。

あまり危機感ない?・・・。