ドラッカー365の金言~5月24日 「知識労働の仕事」

いかに行なうかは 何を行うかの後に来る問題である。

 

・・・肉体労働では、なすべき仕事は決まっている。家事従事者が行なうべきことは、家の主がいう。工場の肉体労働者が行なうべきことは、組立ラインや機械が規定する。

これに対し知識労働では、何を行なうかが第一の、しかも決定的な問題になる。知識労働はプログラム化されていないからである。なすべきことを決めるのは知識労働者本人である。なぜならば、最も高価な生産手段すなわち教育を手にし、最も重要な道具すなわち知識をもっているのは、知識労働者本人だからである。

(中略)

知識労働の生産性を向上させるためには、知識労働者自身に対し、行なうべき仕事は何か、何でなければならないか、何を期待してよいか、何が邪魔であってなくすべきかを問わなければならない。知識労働では、いかに行なうかは、何を行なうかの後に来る問題である。・・・『明日を支配するもの』『知識労働者の生産性』

 

ACTION POINT

~あなたは何によって報酬を得ているか、何によって報酬を得ているべきかを考え、知識労働者としてのあなたの仕事の内容を明らかにしてください。~

 

肉体労働と知識労働の対比は、一見すると高飛車なコメントに感じます。

まぁ、ドラッカーさんが語っていますから。

それにこれだけ言い切るのは、実績と自信に裏付けされているからでしょう。

 

・・・あらためて「仕事」の手段(いかに行なうか)と、目的(何を行なうか)を考えました。

目的を見出して、至るまでの仕組みを創造するのが知識労働。

その仕組みの、具体的な手段を担うのが肉体労働・・・でしょうか。

 

零細企業は、このように二極に分けられない部分もあります。

上から目線っぽいが、知識側の方がなんでもやらなきゃいけないのでタイヘン?。

大きな組織だと完全に分けられているでしょうね。

 

現在、普及が進められている「リモートワーク」は、大組織の知識労働層には最適な仕組みだと思います。

業種業態にもよるが、設備や運用規定も十分整っていない中で、「リモートワーク」という言葉だけが独り歩きしている気がする~とムタムタ思ふ。

「リモートワーク」することが目的になっていない?。