日経紙7月2日朝刊「大機小機」~コロナ禍の不都合な現実~

・・・新型コロナウイルスは日本の経済社会に多面的な影響を及ぼしつつある。その中で、以下では誰もが言いたくないことをあえて言ってみよう。・・・(要約)

① 景気は、22年1~3月期になってもコロナ危機前の水準には達しない。

② コロナ前に予定されていた大きなプロジェクト(東京五輪)は見直しを迫られる。

③ 財政再建問題~与野党ともに積極的な財政支出に熱心で、政治的にはほとんど誰もその後始末(増税)に言及しない。

・・・誰もが漠然と考えてはいても、誰もこうした話をしないのは、誰も聞きたくないからだ。しかし、我々が耳をふさいでいても厳しい現実はなくならない。・・・

 

特に③~目先の対応に追われて、大事なことは後回し~。

それだけ非常事態ということだが、事態が長引くと非常が通常になった感も少しだけ。

慣れ~惰性はおそろしい。