「データ農業が日本を救う」 窪田新之助

・・・転換期にある日本の農業は、ポスト・コロナ時代にどうなる?作って農協に卸すだけの従前のシステムが大きく揺らぎ、生産・収穫の現場から流通・販売に至るまで、徹底的にデータを取り、活用する「データ農業」の時代が到来する。作物そのものの「生体データ」、成長に影響する温度、光、土質などの「環境データ」。オランダから北海道まで、それぞれの先鋭的な取り組みを取り上げ、日本農業の未来を探る。・・・(本書カバー)

 

農業を個人の経験値と勘から切り離し、科学的根拠に基づき、AIを活用し作業の省力化と作物収量のアップを図る未来志向の内容です。

米、ジャガイモ、タマネギ、トマト、イチゴ・・・が事例としてありました。

自動走行作業が可能な農業機器、AIで作業時期判別・・・スバラシイ、カッコイイ農業!。

成功事例もあり、ワクワク感あります。

 

・・・少し客観的に考えた。

土壌分析、照度、温度、湿度、収量等をデータとして蓄積・活用するとしても、先ず確固とした営農目的・ヴィジョン・理念が必要だと。

でないと、お金ばかり費やし徒労になってしまうのではないか?。

企業経営も同様(当たり前)。

ツールや手法よりも、その目的が大事。

 

さてと・・・足元を見つめ直すキッカケになりました。(あくまでも個別案件としてです。)