月別アーカイブ: 2020年10月
ワイルドサイドをほっつき歩け
2020年10月14日 ブログ
「ワイルドサイドをほっつき歩け」 ハマータウンのおっさんたち ブレイディみかこ
恋と離婚、失業と抵抗・・・。
絶望している暇はない。
日常をゆるがす大問題、社会の変容を前に、右往左往しながら立ち上がる中高年を描いた、笑って泣ける待望のエッセイ集!。(本書帯)
「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」が、現代イギリスの若者版ならば、本書はオッサン(5~60代)奮闘記。
登場の面々は「ベビー・ブーマー世代(1946年~1964年生)」で、英国紳士・・・とは程遠い、「地べた」の労働者階級の白人たち。
さすがに、以前!のようなハチャメチャな生活はしていないが、なかなか複雑な家庭環境や事情が見え隠れします。
ブレグジットや政府の緊縮財政に翻弄されながらも、したたかに生きている。
中高年世代なので、何がしかの身体的な不都合があります(他人ごとじゃないが・・・)。
ほぼ無料で受けられる英国の医療制度~NHS(国民保険サービス)が、緊縮財政政策で利用しにくくなって来ている~と本書にある。
英国でのコロナ蔓延原因の一つでしょうか?。
日本の保険制度は何とか維持して欲しいと感じる・・・(将来の日本を暗示しているのかも)。
・・・「まあなー、でも死ぬこたあねえだろ。俺ら、サッチャーの時代も生きてたし」と連合いは言う。
そりゃそのとおりだ。英国のおっさんたちは、スウィンギング・ロンドンも、福祉国家の崩壊も、パンク時代も、サッチャー革命も、ブレアの第三の道やイラク戦争も、金融危機も大緊縮時代も見てきた、というか、乗り越えてきた。
政情がどうあろうと、時代がどう変わろうと、俺たちはただ生き延びるだけ。
彼らを見ていて感じるのは、そんないぶし銀のようなサバイバル魂だ。ちょっと愚痴は多いし、やけくそっぽい性質もあり、いい年をしてどうしてそんな無謀なことをするのかと呆れることもあるが、杖をついてもワイルドサイドを歩きそうな彼らのことを見守っていくことになるんだろう。・・・(P.250)
間違いなく優等生ではなく、自分の好きな(出来ること?これしか出来ない?)道をフラフラ~ヨタヨタながらも歩み続ける、おっさんたち。
おっさん(&おばさん)は、頑張って生きている!。
これも著者前作同様~おススメ、良本です。
イマドキ・・・なのか
2020年10月12日 ブログ
経理用新PCの設定をしてもらいました。
設定に来たアンちゃん・・・イマドキは、こんナンなんや。
TKCから機器設定を請け負っている某社の従業員。
会計事務所を通じて訪問日時を決めたのだが、16時(午後4時)~と決めたつもりが、14時(午後2時)だという。
確かに間違い易い時間表示・・・どこかで聞き間違いか伝え間違いがあったと思われます。
確認電話がかかってきた際のアンちゃんの言い方は「午後2時以外ダメ・・・」と、聞こえた。
コチラは、時間変更しても特に問題なかったため、アンちゃんに合わせます。(・∀・) (結果的には早い時間でヨカッタが~。)
初対面ということで、アンちゃんから名刺を渡されたので、コチラも名刺を出そうとすると不要とのこと・・・。(・∀・)
作業時間は1時間~と聞いたが30分オーバー・・・。(・∀・)
パスワード・・・アカウント・・・接続機器のドータラコータラが・・・いろいろ聞かれるが、即答できるモンとワカランモンがある。
なんか、事務的というか、取っ付きにくいキャラを醸し出していました。
コレが普通?ニューノーマルなのか?。
アンちゃんも、ITオンチのオッサン!と思っただろうが・・・。(^_^;)
キャリントン・イベント
2020年10月11日 ブログ
10月8日(木)日経紙朝刊 大機小機
「磁気嵐のリスクに備えよ」
・・・2012年7月23日に発生した非常に強い太陽表面の爆発が生んだフレア(プラズマ粒子の嵐)は地球軌道の一部を越えていった。この爆発が1週間早く発生していたとすれば、地球は1859年に世界規模で発生した強力な磁気嵐と同じ現象に見舞われていたとみられる。・・・
本コラムによると、1859年当時のモールス信号電信網が磁気嵐によって火災を起こし、赤道付近でもオーロラが観測されたそうです。
太陽表面を観測した天文学者の名をとって「キャリントン・イベント」というそうな。
これほど強力な磁気嵐は数百年に1回らしいが、中規模のモノは百年に数回程度は発生する。
磁気嵐が発生すると、発電機や電力供給網が使用不可になり、コンピュータ類も磁気にヤラレテしまう。
地下深くの分厚い金属などで覆われていない場所でないと防げないらしい。
デジタルの弱点。
紙(アナログ)記録は、水や火には弱いがこの点は大丈夫です。
大磁気嵐が起こると、インフラが壊滅してしまう・・・オソロシイ事実。
コレに地震等の災害が重なったら・・・ゴジラの比ではない。
タマに、日経紙にはこういうオソロシイ記事がサラッと載っています。(-_-;)
街場の親子論
2020年10月8日 ブログ
「街場の親子論」 内田 樹・内田るん
・・・わが子への怯え、親への嫌悪。誰しも感じたことのある「親子の困難」に対し、名文家・内田樹さんが原因を解きほぐし、解決のヒントを提示します。それにしても、親子はむずかしい。その謎に答えるため、1年かけて内田親子は往復書簡を交わします。微妙に噛み合っていないが、ところどころで弾ける父娘が往復書簡をとおして、見つけた「もの」とは?・・・(本書カバー)
久しぶりの「街場の~論」ながら・・・チョッと思っていたのと違った!。
いつもの内田節?が薄いような。
娘さん主体だからでしょうかね~仕方ないけど。(内田樹も苦労した時期があったのだなぁ・・・。)
政権批判めいた具体的表記は、本書中ではしない方がイイかと・・・チャベチャベ思ふ。
それにしても、内田樹~思想家、内田るん~詩人・フェミニスト・・・って肩書がよくワカラナイのですが。
ゴミステーション当番
2020年10月6日 ブログ
また、ゴミネタです(どーでもいいネタ?ではないが)。
町内のゴミステーションにて、埋め立て処分場行きゴミの立会い当番。
朝イチで既に、ソコソコのゴミが溜まっている~。
もう一人の当番の方と、金沢市指定ゴミ袋に入っていないゴミを、他の余裕のある指定袋に入れたりして、ゴミの回収残置が少なくなるように仕分け&詰め替え作業実施。
それでも、コレとコレは、ルール違反ゴミとして回収されないだろうな~と、思われるゴミが何点かあります。
残念ながら毎回~数点見受けられる。
仕方ないねーという会話の後、当番終了時刻となり退散。
後片付け担当としては、ヤレヤレ感MAX~(^_^メ)です。
~当日、正午前にゴミステーション前にトラックが停まっていて、作業服の人物が3名・・・。
ゴミを漁る連中がいるようなので、一瞬ソレを疑ったが市職員さんのようです。
ワレワレが朝していたように、ゴミ仕分け?をしているように見受けられたが・・・。
・・・夕刻のゴミステーションは、残置物が無くスッキリしているのでした。
指定回収業者が作業しやすいように、残置クレームが来ないように、金沢市も何かとご苦労されているのですねぇ。(多分)
ありがとうございます~ルール守りましょう。
残念至極
2020年10月5日 ブログ
会社前に、紙ごみや不要と思われるポリ袋があることがあります。
当初は風で飛んで来たのか?と思いましたが、そうでは無い?ような気がする・・・。
アルビス笠舞店駐車場に、ゴミが放置されていることはあるが、当社にも余波・・・。
何とも不快な気持ち。
監視カメラ設置してやろうか!と思った・・・けど「犯人」が映像に残っていても特定出来なければ意味がない。
抑止力くらいにはなるが。
ゴミ捨てるな!の張り紙でもするか?。
しかし、非常識な相手に対し、まともに対応しても~どうなのだろう。
・・・淡々と落ち葉を掃いたり、路上のゴミを拾う感覚で対応した方がイイと判断しました。
落ち葉のような自然に向かって憤っても仕方ない。
残念な悲しくなる人物が、存在する現実・・・。