先日来の除雪ザンマイで、溜まった未読の新聞イッキ読み~。

 

・・・大戦末期の1945年6月8日。政府は御前会議を開いた。ドイツの降伏を受け、現実的な対応を求める時期にきていたのである。会議には、国力の現状や世界情勢を率直に示す資料も提出された。しかし新たにまとまった戦争指導大綱には、結局その気配もなかった。

「七生尽忠の信念を源力とし、地の利、人の和をもってあくまで戦争を完遂し・・・」。文書にはこんな言葉の羅列である。リアルな数字や予測を前にしながら、誰もが思考停止に陥ったのだ。あの戦争をめぐっては、こういう「空気」に支配されたような場面が少なくない。それはしかし、遠い昔の出来事と言い切れようか。・・・

1月10日付け日経春秋です。

この後に続くのは、「コロナに打ち勝った証しとして」この夏に通常開催する!と言われる東京オリンピック・パラリンピックの件。

コラムは大会開催に疑問を呈しています(日経の英断!?)。

確かに戦争と平和の祭典を同列で比較するべきではないが、76年前と状況は似ているのでは?。

各種世論調査では大会開催に否定的な意見が多いようです。(個人的にはコロナ禍以前から否定的でした!。)

民意が反映されていない・・・(というか、元々国民の祭典ではないからそうなのか)。

大会中止または再延期となったら~出場選手と関係者は悲しむだろうが、現状では開催しない方が賢明だし、ついでに真夏の開催も考え直した方がいい~とムタムタ思ふ。