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月別アーカイブ: 2021年2月

雄牛

ネーデルランド日常の発見 十選(6) 日経朝刊文化面(2月8日)

ポッテル「雄牛」

・・・堂々たる姿で立つ中央の雄牛は実物を目の前にして描いたかのように迫真的だが、実際には年齢の違う様々な牛のパーツを集めて描いたものだ。・・・

・・・ということは、すぐ側の顔の白い牛や山羊、羊もそうなんですかね。(人間も?中央の雄牛の他は、とってつけたみたいにも見える?。)

こういう絵画には、何かしらの寓意が込められているのでは?と思いつつ見るのですが、記事では何も述べられていません。

牧場でのワンショット的な光景のみで描かれているのでしょうか。

一匹の山羊だけ、他とは違う方に顔を向けています。

それと画題の雄牛が振り返っているのも気になる。

あなたは見られていますよ!との寓意?と想像しています。


接待を伴なう飲食店

緊急事態宣言以来、全国的に飲食店並びに接待を伴なう飲食店の苦境が伝えられています。

先の飲食店の方は、テイクアウトメニュー開発や固定客の回復で徐々に復活しつつあるような気がします。

実際、一部には予約困難店もあります。

 

それに比べて「接待を伴なう飲食店」の状況は~あまり芳しくない。

かつて訪れたことのある、そのようなお店の数店から、連絡が来ることがあります。

来店を促す内容のお店と、そうではないお店がある。

後者は日常の出来事を伝えてあったり~と、至って普通の内容。

厳しい状況はどのお店も一緒でしょう。

イソップ話の「北風と太陽」を思い浮かべています。

チョッと上から目線だけど、状況沈静化の暁に訪れるのは~どっち?。


麒麟がくる

一週間遅れの録画で見ていた大河ドラマ「麒麟がくる」最終回 『本能寺の変』~を放送から一日遅れで視聴。

ネット上でネタバレが広まっていたため、早めに見た方がいいと思ったので~。

 

気になっていた、家康饗応シーンの顛末はこうだったのか~、愛宕山での「ときは今、あめがしたしる五月かな」は無かったなー。

光秀と信長の葛藤はよく描かれていたが、意外とアッサリとした「本能寺の変」だった気がします。

秀吉の中国大返しもアッサリ、「山崎の合戦」も、光秀は秀吉に敗れた・・・と、アッサリとナレーション終了。

 

・・・本能寺の変から3年後に、馬上の明智光秀らしき人物が駆け去るシーンで「完」。

歴史ロマン仮説である、明智光秀=天海僧正?。

なるほどーこうきたかー、何とも含みを持たせた終え方です。(ネタバレ)

 

1年以上に亘り楽しませてもらいました。

しばらく麒麟ロス・・・。

 

どうやら~麒麟がくるのは、2023年大河ドラマ「どうする家康」ということになるようです(個人の感想)。


M&A?

会社の電話に出たら営業トークでした。

社名が「M&Aナンチャラ~」とかいうところからで、番号表示を見ると首都圏からでしょう。

 

「・・・御社に興味のある会社がありまして、連絡しました」~だそうです。

「そんな奇特な会社は、何処のなんという会社ですか?」と尋ねたところ、それは言えないらしい。

「何処の誰ともワカラン相手とは何にも話できませんし、そもそもM&Aって何ですか?興味ありません」~と言ったら、失礼しました~と電話終了。

 

たまにある営業電話での会話。

いきなりM&A~だなんて不快の極みだが、電話をかける側も楽しくないでしょうね。

下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる~的営業は、時代遅れも甚だしいし、それを強いる企業は限りなく真っ黒なブラックとしか思えない。

 

M&Mの話なら食いついたのに~。(^_^;)

 


WEB会議(懐疑)

WEB会議~セミナー・・・首都圏を始めとするエリアの緊急事態宣言が来月まで延長されて、以前よりもさらに一般的になっています。

しかし~WEBを介しての集まりへの参加は皆無、したことがない。

かたくなにWEB会議を避けています。

あくまでも?リアルにこだわり~実際に顔を合わすもの以外は、参加していません。

当然ながら、そのような集まりは激減していますけど・・・。

 

今のところは、特に支障無し~(これからあるのかもしれないが)。

このようなシステムが合う・会わない業種業態がありますが、当社は今のところ必要が無い。

仕事外のコミュニケーションツールです。

 

でも、チョッとだけ、疎外感が感じられつつあるような気もする~。

さて~いつまでWEB会議を避け続けられるでしょうか?。


生クリームの誘惑

会社の近くにスーパーがあるは、便利な反面~欲望がコントロールできなくなることもあります。

買う予定のなかったモノまで欲望(食欲)にまかせて買ってしまった件・・・。

ベーカリーコーナーでフルーツサンドを発見・・・カロリー低いから食べてもいいかな?。

間食に平らげる(完食)。

食パンに生クリームが、密かに大好物だったりします。

満足・・・の後に、商品パッケージにある原材料表示をチラ見。

えーっと、脂肪分・・・?意外と表示数字が大きい!。

食べた後なので後の祭り(生クリームだから当たり前)。

今後はカロリーだけでなく脂肪分にも注意(一応)。

でも、タマにはいいか!(やはり、背徳感は絶妙な調味料・・・)。


豆の王様の祝宴

ネーデルランド日常の発見 十選(3) 日経朝刊文化面(2月3日)

ヨルダーンス「豆の王様の祝宴」

キリスト教12日節(1月6日)に行われていたという農民たちの宴会風景。

豆を一粒入れたケーキを切り分け、豆の入った部分が当った人が王様となり、他の参加者に王妃や侍従などの役を振って疑似宮廷をつくり、宴を盛り上げるらしい。

人形が入ったケーキ~ガレット・ド・ロアの元となった、元祖「王様ゲーム」?。

「王様」が杯を上げる際には、取巻連中の「王様が飲む!」で、どんちゃん騒ぎ。

何とも楽しそうに見えますが・・・。

「酔っ払いは狂気と紙一重」~絵画上部には、ラテン語でこう書かれているようです。(^_^;)

 

お酒での失敗は後を絶たない~洋の東西や、今も昔も変わらない光景。

特にコロナ禍の現在では、取り返しのつかない状況に陥ることも・・・。

 

夜ダーンス!・・・なんて、バカなことはココだけにしておきます(自戒しないと自壊・・・)。


忘れないように

3年前の豪雪を思い出す時期。

駐車場除雪が追い付かず途方に暮れていた・・・(^_^;)。

除雪作業可能な専門業者を必死で探して、何とか対応してもらえてホッとしたのも束の間で、再び雪が・・・の繰り返しだったな・・・。

思い返すのもゾっ!とします。

・・・そのおかげで?今があるのかもしれないが。

 

除雪に限らず何事も油断なきように。

3年前の画像を見て、嫌々ながらも、臥薪嘗胆?忘れないようにします。

雪に埋もれた3年前の旧商業施設屋上駐車場・・・見ているとゾワゾワしてきます。(>_<)


商業施設受難

地元紙に県内大型商業施設での、テナント退店が増加しているとの記事・・・。

先日のGINZA SIXの件も含めて、都会も地方も関係なく商業施設大受難の時期です。

 

空きスペースへのテナント誘致が最優先~極力同業種店、無理なら施設コンセプトが乱れない範囲での他業種誘致。

それも無理ならば、隣接店舗へ店舗拡張依頼~無理ならベンチやテーブル、観葉植物を設置(休憩所)。

もしくは、空きスペース全体を囲ってしまい「改装準備中」や「テナント募集」告知・・・。

以前の経験では、すべてを同時進行で行なっていました。

売上減・・・背に腹は代えられない~と、不本意な業態店入居を認めることに。

その繰り返しの結果、施設コンセプトなんか関係無くなってしまい、全体の陳腐化・場末感が増してしまう。

そして、テナント退店が加速。

わかっちゃいるけどやめられない~負の下降スパイラルに陥る。

加えて、退店しないまでも、その中で不良テナントが発生し始める・・・全て経験済のこと。

コロナ禍の影響大ながら~今、考えただけでもゾッ!とします・・・。

 

大手企業なりの、先手対応は取っているとは思いますが。


ファシズムの教室

「ファシズムの教室」なぜ集団は暴走するのか 田野大輔

 

ファシズム

・・・「なぜ人は、大勢の仲間がいると、過激な言動ができてしまうのだろう。いじめ、ヘイトスピーチ、ネット上の私刑・・・。戦時中は、隣人同士でお互いの言動を監視し合っていた。不寛容な空気が、今の日本にも漂っていないか。その正体に少しでも近づきたいと思い、ある大学の体験学習に参加してみた」

この授業では、学生が一斉に「ハイル、タノ!(タノ万歳!)」と叫んでナチス式の敬礼をし、笛の音に合わせて教室やグラウンドで行進や糾弾をおこなうのだという。教師扮する指導者のもと、独裁体制の支持者と化した学生たちが、同じ制服を着てファシズムのような示威行動をくり広げる授業。それが「ファシズムの体験学習」である。・・・(はじめに)

 

こんな変わった~というか、アホな授業を行なうなんて~と疑心暗鬼で読み出す・・・というか、買うんじゃなかった!の気持ちが大きい。

指導者役のタノ~は著者本人です。

実際に賛否両論の授業ながら250名もの受講生がいることが驚き・・・。

制服~といっても、白いワイシャツにジーンズで、敢えて授業のアイコン的にナチス式敬礼を取り入れ、集団目的は「リア充」糾弾?~ですから、ファシズムのさわり疑似体験と偏向しないようにフォローしながらの授業のようです(「リア充」カップルはサクラ・・・)。

集団行動、制服、指導者に服従・・・これは、学校生活に始まり~社会に出て、働きだしても続いている「普通の生活」だということに気づく。

 

・・・「ファシズムの体験学習」から得られる最も大きな教訓は、ファシズムが上からの強制性と下からの自発性の結びつきによって生じる「責任からの解放」の産物だということである。指導者の指示に従ってさえいれば、自分の行動に責任を負わずに済む。その解放感に流されて、思慮なく過激な行動に走ってしまう。表向きは上からの命令に従っているが、実際は自分の欲求を満たすことが動機となっているからだ。そうした下からの自発的な行動をすくい上げ、「無責任の連鎖」として社会全体に拡大していく運動がファシズムにほかならない。・・・(P.183)

 

思い返してみると、身近にも思い当たる節が・・・在ったような無かったような~。

 

この体験学習は10年間続いたものの、内外からの様々な意見や、大学当局と一部政治的影響?もあり2019年に終了しました。

疑似体験することで、ファシズムへの危機感を察する感度を鋭くすることができると思います。

終了せざるを得なかったということは~、社会が妙な方向に向いつつあるのかも?。

 

冒頭に本書批判の気持ちを書いたが~ファシズム理解の入門書としては読めてヨカッタ(と思ふ)。


正真正麵(銘)

立春!暦では春ながら~実際に寒いのに加えて、世の中全体も冷え切っていて春は遠い・・・雰囲気。

例年ならば~昨年の今ごろはまだ・・・と言っても埒が明かない。

外での会食回数も減りました。

 

そこで、ウチご飯?。

今まであまり食べなかったモノを、この機会に食べるのでした。

本当は大好きなんだが、健康の為?控えていたインスタント麺焼きそば~です。

この「マルちゃん正麺シリーズ」がウマい!とのウワサを聞いたので実食。

コノ手の焼きそばは、他の具材を入れない方がウマい!と勝手思っております。

それも、フライパンで直接食べる方がよりウマい(行儀悪いが)。

こんな食べ方は、誰にも見せられない!・・・この背徳感?が絶妙な調味料となる。

あー!ウマい!。

先行する老舗ブランド「日清焼きそば」に引けを取らないウマさかと思ふ・・・正真正麺のウマさ・・・。

いつもより、サラにどうでもいい話でした・・・またコッソリ食べよう。


カスタマーサービス再び

修理に出してあったCDプレイヤーが早くも帰還。

カスタマーサービスとの電話では4週間待ち!と聞いていたのが、1週間も経っていません。

 

スピーディーな対応はありがたいです。

やはり優秀なオペレーターさんと会社組織でした。

送られてきた製品状態をみてから、修理費用見積り~云々のやり取りもなく、電話で症状を伝えるなり「費用は○○○円です!」と即答。

おそらく製品内部は、部品ユニットの集合体で通常故障の場合は、中身をそのまま入れ替えることで、修理完了!なのでしょうね。

その後、動作確認して問題なければ即座に依頼主宛へ発送。

機能を絞ったシンプルな製品(修理が容易)、カスタマーサービスは電話とネットのみとし海外で一元化(おそらく)、システマティックで無駄がない。

本当の内情はワカラナイが、一連の流れから仕組みを想像するのもオモシロイ。

人手をかけない、非接触、単純化・・・は、いろんな業種へマスマス拡大していくだろうなぁ。

その流れがブランディングにもつながる。


如月 朔日 歴史の峠 再び

ドラッカー365の金言~2月1日「歴史の峠」

われわれは、新しい現実へといたる峠を超えつつある。

・・・数百年に一度、際立った転換がなされる。われわれは峠を越える。そのとき社会は数十年をかけて次の時代のために身繕いをする。世界観を変え価値観を変える。社会と政治の構造、芸術と機関を変える。そして、五〇年後には新しい世界が生まれる。この転換期を超えた後に生れた世代にとって、祖父母の生きた世界や父母の生れた世界は想像することもできない。・・・

2018年2月1日にも「歴史の峠」~をネタに書いていました。

この時は、旧商業施設閉鎖に関する意味で取り上げました。

 

今回は「コロナ禍」です。

「世界観を変え価値観を変える」・・・その過渡期が現在。

 

本文には続きがあります。

・・・これらの新しい現実は、政治家、エコノミスト、学者、企業人、労働組合幹部が関心をもち、書き、論じていることとはまったく異なる種類のものである。・・・

 

50年経過しないうちに~急激に、わずか数年で想像を超えた「新しい世界」になっている。

アフターコロナ~ウィズコロナの社会について、それぞれ論じられているが、どうなっていくかは想像の世界で、実際にはワカラナイ。

どうなっても対応出来るように、あの手この手を考えて準備。

・・・しかし、どう対応出来るのかは、その時になってみないとワカラナイ(なるようになる?万事塞翁が馬?)。

少なくとも、心構えだけでも持っていなくては~でしょうか?。

数年後に振り返ってみたら「歴史の峠」だったな~ガラリと価値観変わったな~という時期だったな~という感想を言ってみたい。


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