日経紙連載「日本史のネコ」十選(4)

「白描源氏物語絵巻貼交屛風」若菜上

・・・昨今、「かつて猫は繋いで飼っていた」ことは雑学知識となった。分かりやすい一例が「源氏物語」若菜上で、16世紀以降に繰り返し絵画化された場面である。

光源氏の六条院で若い公達らが蹴鞠に興じていたところ、猫に付けた綱が御簾をまくり上げ、女三の宮の姿を見てしまった柏木が恋慕の情を抱く。・・・

 

小説伊勢物語 業平」つながりで入手した、源氏物語関連の積読本があったので、照らし合わせて端折り読みします。

やはり、いろんな意味を込めて~「みやび」な世界・・・(^_^;)。

女三の宮が飼っていた猫を柏木が手に入れるようですが、どういう扱いをされたかどうか心配になります。

猫と同様に女三の宮も、いろんな存在に繋がれていたのだが。