日経紙連載「境界のクリーチャー十選」(4)

・・・預言者ムハンマドが天使ジブリール(ガブリエル)に導かれ、天馬ブラークに乗り、一晩のうちに「聖なるモスク」(メッカ)から「遠隔のモスク」(後にエルサレムと解釈)に移動し、さらに天国地獄巡りをした後に、神の御前に至った・・・。

右側の人間顔の馬(人面有翼)がブラークで乗っているのがムハンマドかと。

画像は地獄めぐり・・・。

 

確か~聖徳太子の伝説にも似たような逸話があったような。

 

・・・聖徳太子が献上された馬にまたがるやいなや、馬は空に駆け上がった。そして太子を乗せた馬は富士山を経て長野県から新潟県、北陸地方を駆け巡り、3日後に舞い戻った。・・・

 

洋の東西を問わず偉人は、超人的な力を持ったり、同じようにそれを持つ存在(クリーチャー)に導かれる。

聖徳太子が乗ったのは天馬だったのかもしれない。