日経紙連載「境界のクリーチャー十選」(10)   ガルゲンメンライン

・・・ドイツ語で「ガルゲンメンライン」とは「絞首台の小さい人」という意味。なんとも薄気味悪い名前である。前面がガラスのランタン型の箱の中に封印されているのは、つぶらな瞳に大きな鼻、薄汚れたマントの下から植物の根のような足がのぞく小さな人。・・・

 

人の形をした根を持つ不思議な植物(薬草)マンドラゴラ~アルラウンとも呼ばれるモノらしい。

高麗人参・・・とも違う、摩訶不思議な植物?生物?妖精?のようです。

 

画像のガルゲンメンラインは、いかにも作り物っぽいのですが~「もどき」なんですかねぇ。

イワシの頭も信心から・・・「もどき」が、まことしやかに語られるようになって・・・博物館に鎮座しています。

 

「境界のクリーチャー十選」は今回で終了。

今日はどんなクリチャーと出会えるのか?と楽しみにしていました(芸術的クリチャー?)。

コラムにあるクリチャーの源は~人の心の中で生まれ、沸々と湧き出て来るものなんですねぇ。

人とクリチャーの境は・・・。

誰しもクリチャーを心に宿しているのか。