歴史探訪~その四・・・「熊野大社

須佐之男命を祭神とする出雲国一宮ながら「縄文が息づく一宮の秘密」には記載がありません。

高名な出雲大社の影になっている?。

相変わらず天気に恵まれています。

社殿と青空、少し色づいた樹木が神々しさを引き立てる。

ここに訪れると心穏やかになれる・・・ような。

 

・・・一宮の多くは、一宮と呼称される以前からすでにその地域では特別に篤い信仰を集める神社であったところが多い。たとえば下総国は国府は市川であったが、一宮・香取神宮ははるか遠方に鎮座している。信濃国の一宮・諏訪大社も国府の所在する松本からこれもかなり離れている。(中略)これは本来的な信仰より政治的な位置付けによるところがあったと解釈して良いだろう。・・・「縄文が息づく一宮の秘密」(P.15)

 

神様も政治に翻弄されている(いた)のだなあ。