月別アーカイブ: 2021年11月
明るい未来!?
2021年11月11日 ブログ
機会ありまして、テスラの後席に乗せてもらい金沢~富山間の高速道路移動体験。
2年前に同実車には乗せてもらっていますが、長距離移動は初めてです。
前席中央にあるディスプレーには、通常は地図が表示されますが、駐車後退時は後部と両サイドのモニターに切り替わる。
当初は無かった機能が、アップデート時に加わったそうです。
マサに走るスマホ!。
高速道路上では、手をハンドルに添えるという条件付きで自動運転可能。
目的地をセットしての完全自動もスペック的に可能だという。
国内稼働のテスラ車台数分だけ、各種走行データが蓄積されアップデートに活用されていく・・・。
SF映画に登場するような車内インテリアと相まって、しばし未来への移動を楽しみました。
また、同乗者のKM2021参加ランナー氏の完走談話で、フィニッシュ地点での完走証は、ネット上からダウンロードするように変更された・・・との内容を聞き、DX化(~だと思う)は、怒涛の如く押し寄せて来ていることを感じる。
先端技術で明るい未来を築く!・・・期待していいのかも?と思った。
未来は望めば起こるわけではない
2021年11月9日 ブログ
「ドラッカー365の金言」11月9日 ~ 短期と長期 「未来は望めば起こるわけではない」
・・・未来を築くには、今決定を行わなければならない。リスクを負い、行動しなければならない。資源を割り当てなければならない。とくに人材を割り当てなければならない。仕事をしなければならない。
長期は短期の決定によってつくられる。したがって、長期が短期に組み込まれず、しかも短期を基礎にしていなければ、いかに精巧な決定であっても無駄な作業に終わる。逆に短期が長期に位置づけられていなければ、決定はその場しのぎ、当てずっぽう、間違いとなる。何が短期で、何が長期かは時間では決められない。数か月で行えても短期ではない。問題はどれだけの期間、影響を与えるかである。
今日のトレンドを単純に引き伸ばしたり、今日の製品、サービス、市場、技術が明日のそれであると仮定したり、資源とエネルギーを昨日の防衛に使ってはならない。・・・
『マネジメント ー 課題、責任、実践』
ドキリ!とする、気持ちが引き締まる金言。
「短期」の連続が「長期」です。
当たり前のこと~のように捉えがちだが、かなりシビアな内容。
過去を振り返ってみてどうだったか?現在の立ち位置~そして未来は?。
目先のことばかりに目が行っている・・・。
本書を開きだして10年あまりになるが、この項を見落としていました。
仮に見ていたとしても、響かなかったのだと思う。
気付くべくして、気が付いたのでしょう。
このタイミングで良かった。
ナイキ ブレーザーLOW ’77 ホワイト/ハイパーロイヤル
2021年11月8日 ブログ
以前に購入した「ナイキ ブレーザーLOW ’77」が、馴染んできて心地良い~。
この馴染んで~は、表皮(人工皮革だが)が馴染んで履きやすくなったということと、このシューズに合う(と思っている)服装が出来る季節になった~ということの二つです。
・・・で、2ヶ月ほど前から、PC画面右側にナイキPRサイトが頻繁に表示されるようになる。
購入や閲覧履歴を参考にした、おススメ商品がこれでもか~コレデモカ~と現れるのでした。
当初は、無視?して消していたのだが・・・。
後で欲しくなっても、廃番になっていたり、サイズが無い場合もあります。
ある時に購入しないと後々に後悔するかもしれない・・・と、理由のこじ付けをしていました。
ナイキ ブレーザーLOW ’77のカラー違い(ホワイト/ハイパーロイヤル)購入に至る。
リアル店舗は、その場に行かなければ商品をススメられることもないが、ネットはガンガン攻めてきます。
物欲?と戦っていたのだが、AIに絡めとられたー。(^_^;)
結局は、サイトに根負け!したのですが、少し清々しさも感じる(シューズカラーのせいかもしれないが)。
盲導犬クイールの一生
2021年11月6日 ブログ
日経紙連載「犬と日本人 十選」(10) 盲導犬クイールの一生
・・・日本盲導犬協会(1967年設立)によれば、日本で初めて盲導犬が導入されたのは39年、ドイツで訓練を受けたシェパード4頭であったという。戦闘で失明した傷痍軍人のためにドイツ語の命令を日本語で訓練し直して活動させた。 (中略) 子イヌの時から盲導犬としての育成、訓練、引退後の生活まで文字通り一生を描いたのが「盲導犬クイールの一生」だ。テレビ、映画の題材になり、書物の多くは学校で課題図書として採用された。・・・
タマに見かける盲導犬、介助犬、聴導犬たち。
よく躾けられていて、スゴイ!と思います。
愛玩動物とは一線を画す存在。
でも、その原点は「戦争」であることは忘れないでおこう。
この連載を通じ、あらためてイヌとヒトとの非常に長く深いつながりを感じました。
そして連載最後で、やっと選者( 溝口 元 立正大学教授 )が、社会福祉と生物学の専門家であることを知る。
タイトル「犬と日本人」はイヌが先にあります。
選者がイヌをとても大事に思う気持ちが理解できました。
彼岸花が咲く島
2021年11月5日 ブログ
「彼岸花が咲く島」 李 琴峰 第百六十五回芥川賞受賞作
・・・もがきながら少女は身体を起こして游娜(ヨナ)を見つめ、何度か瞬きをした。そして、「ノロ?」と訊き返した。「ノロの服着てるアー!」游娜はやや興奮気味に言った。「リー、ニライカナイより来(ライ)したに非(あら)ずマー?」・・・
彼岸花が咲き乱れる砂浜に流れ着いた少女(宇実)は、游娜に助けられて「島」で一緒に暮らすようになる。
この「島」はいったいどこなのだろう?大きな船が接岸できる港がある。
「女語」「二ホン語」が混在する言語圏?。
学校もあり電気も通じているしクルマもあるが、農林水産業以外の産業はなさそうです。
「ノロ」と呼ばれるシャーマンのような存在を中心とした島社会・・・疑問が明かされるのは物語の後半。
賛否両論~「男」は悪者扱い。
ファンタジー?だったのでしょうか。
時間の経過がゆっくり感じるのは南の島特有の感覚ですねぇ。
読むのに時間がかかりました・・・。
年賀切手シート(千葉犬・土佐犬)
2021年11月4日 ブログ
日経紙連載「犬と日本人 十選」(9) 年賀切手シート(千葉犬・土佐犬)
・・・切手の図柄が十二支になったのは60年の「米食いねずみ」からである。この流れのイヌは70年の「守り犬」だった。ここでは、94年の千葉犬・芝原人形と土佐犬・香泉人形を取り上げた。芝原人形は目のまわりの隈が特徴。香泉人形の土佐犬は高知の郷土玩具。土佐犬といえば、闘犬が思い起こされるが勇猛さはなく、むしろかわいさ、ほほえましさを感じる。・・・
連載を経るごとに、取り上げるイヌ年代が新しくなっております。
「平成」のイヌ~だけど、四半世紀くらい前なんだなー。
この頃は、携帯電話が普及し始めた辺りで、まだまだ一般的ではなかった。
電子メールも同様で、郵便物全盛時代。
今やその立場は大逆転している。
切手図柄の郷土玩具と同様に、切手も実用品から収集品的な見方をされつつあります。
そろそろ年賀状の季節ダナー。
KM2021
2021年11月3日 ブログ
先月末、金沢マラソン2021のスタート地点ボランティアに参加。
コロナ禍の影響で昨年は、中止となった金沢マラソンですが、ようやく再開できました。
流石に海外から参加選手は激減です~(でもゼロじゃない)。
また、担当場所も従来のフィニッシュ地点(県産業展示館周辺)ではなく、スタート地点(広坂・香林坊)担当となりハリキッテいました?。
ただし、集合時間は当日の午前5時30分・・・会場までは徒歩で向かう。
任務は、検温・手消毒、ゼッケン・セキュリティバンドの確認。
あらかたの段取りは、主催者の金沢市が整えてくれてあるので、ランナーへの声掛けが主作業になります。
午前8時35分のスタートから最終ランナーがスタート地点を離れた段階(午前8時55分頃)で終了。
ゴール地点と違い、朝は早いが終了時間も早くてイイ~一日が長い。
天候も穏やかだったので、ランナー各位は好成績が出たのではないでしょうか?。
お疲れ様でした。
コロナ禍鎮静化と行楽シーズンとKM2021も相まって、金沢市内は人出が多くなっています。
以前の状態に戻ったかのような感覚にも・・・。
しかしながら、おのおの方、油断めされるな。
南極物語
2021年11月2日 ブログ
日経紙連載「犬と日本人 十選」(8) 南極物語
・・・1958年、日本の第2次南極越冬隊は氷に閉じ込められ、犬ぞりなどに使う15匹の樺太犬をそのまま放置して帰国した。気にはしていたが、翌年、観測隊が昭和基地に向かった際、なんとタロ、ジロ2匹の生存を確認し驚嘆した。そして、83年に「南極物語」として映画化され上映された。・・・
映画は観ていないが感動的ノンフィクション作品かと思います。
越冬隊員を優先せざるを得ない状況下で、共に働く犬たちの処遇をめぐる葛藤~決断~そして翌年の奇跡的な再開。
どうしても動物モノは、お涙頂戴になってしまいます。
キャッチコピー「どうして、見捨てたのですか なぜ 犬たちを連れて帰ってくれなかったのですか」が突き刺さる。
・・・とはいえ、いまだに遺棄や虐待されるワンニャンがなかなか減らない現実もあるのだが。
ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー2 霜月 朔日
2021年11月1日 ブログ
「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー 2」 ブレイディみかこ
・・・13歳になった「ぼく」の日常は、今日も騒がしい。フリーランスで働くための「ビジネス」の授業。摂食障害やドラッグについて発表する国語のてすと。男性でも女性でもない「ノンバイナリー」の教員たち。自分の歌声で人種の垣根を超えた”ソウル・クイーン”。母ちゃんの国で出会った太陽みたいな笑顔。そして大好きなじいちゃんからの手紙。心を動かされる出来事を経験するたび、「ぼく」は大人への階段をひとつひとつ登っていく。・・・(本書帯)
「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」の完結編。
前作の「ぼく」は子供っぽい言動があったりしたが、本作はしっかりとした大人な少年。
同世代だった頃の自分と比べてみたら~「ぼく」は、格段上の考え方とメンタルを持っています。
とっても優等生。
なんだか、前作より成長した「ぼく」とその仲間がまぶし過ぎる。
同著者「ワイルドサイドをほっつき歩け」に登場するダメな大人たちが、リアルでオモシロかった(失礼!)のだが、本書の子どもたちは出木杉君ばかり。
それだけ過酷な環境下で成長した証かと思いますが、チョット期待したものと違ったかも・・・。
現代の英国社会は、近未来の日本なのか?。
その時「ぼく」のような少年が大勢いるといいが。