月別アーカイブ: 2022年6月
人は2000連休を与えられるとどうなるのか?
2022年6月15日 ブログ
「人は2000連休を与えられるとどうなるのか?」 上田啓太
・・・連休。
この二文字を見て何を感じるかで、その人の状況が分かるのかもしれない。大半の人は「よろこび」を感じるんじゃないだろうか。会社や学校に行っている人にとって連休は素晴らしいものだ。
その一方で、とくに何の感情もわかない人もいるかもしれない。日常的に通う場所のない人間は連休と言われてもピンとこない。
よく言われることだが、日々の労働があるからこそ、週末はうれしい。金曜日の夜はワクワクするし、月曜日の朝はうんざりする。3連休があれば大よろこび。盆と正月は素晴らしい。
ところで、私は過去に2000連休を体験したことがある。6年間にわたる休日だった。厳密に計算すると2190連休になるのだが、端数は切り捨てておく。この状況で細部にこだわるほどアホらしいこともない。・・・
著者の実体験に基づく2000連休という膨大な空白の日々を過ごした記録です。
住まいは・・・借家住まいの知人の一畳半の物置を間借りしていたという。
どんな自堕落な人物なのか?と思いきや、京都大学工学部卒で芸人を目指したりカフェのアルバイトをしたり・・・変り者?か。
しかし、元々はかなり優秀。
だからこそ緻密な記録を残し、客観的な自己分析と内観ができて書籍にもなる。
また、プロフィールに石川県出身~とあり本書中に「菊川町小学校」と出身小学校の記載があります。
近所の山沿いの霊園で肝試しをしたともあったようで(大乗寺霊園?)なんとローカルな・・・著者に親近感が湧きました。
・・・仕事のない解放感を味わう~将来への不安を感じはじめる~昔を思い出して鬱になる~図書館へ通って本を読む~行動を分単位で記録する~文字を読むことをやめてみる~人間のデータベースを作る~封印していた感情を書き出す~「自分」が薄れる~鏡に向かって「おまえは誰だ?」と言い続ける~自分にも他人にも現実感が持てなくなる・・・おいおい大丈夫か。
職場や学校へ行くことがない日々を、自虐的に「2000連休」と表現~著者だからこそ出来た2000連休でしょう。
与えられた~のではなく自らの選択でもある。
そして、連休明けへと導いた「存在」があったことも重要です(ネタバレになるか?)。
拝啓~向夏の候・・・
2022年6月13日 ブログ
メールやLINEのやり取りで、冒頭に「お世話になります」「お疲れ様です」~と書いてある場合がよくあります。
以前から違和感を感じていました。
初めてやり取りする時や、出会って間もないのに「お世話になります」「お疲れ様です」~と言われても・・・。
特に朝イチで「お疲れ~」とか言われても~朝から疲れていないし。
相手との関係にもよりますね。
直接会った時や電話では、同様の使い方をしているかもしれないが、口頭でやり取りの場合はあまり気になりません。
メール等は文字として残るので、見返すことがあり、それが違和感を感じさせるのかもしれない。
「おはようございます」「こんにちは」~程度でいいのではないでしょうか。
手紙の書きだしのような時候挨拶までは要らないと思うが、いきなり要件からはいるのもどうかな?と思うので。
個人の感想です。
ケルトの神話
2022年6月12日 ブログ
「ケルトの神話」 井村君江
・・・神々は英雄と結婚し、英雄はまた妖精の恋人に・・・<幻の民>ケルトの人びとが伝え残した神話のかずかず。目に見えぬ世界<常若の国>や、目に見えぬ種族・妖精たちの存在を信じていたケルトの人びとの想いが今に蘇る。・・・(本書カバー)
書店でジャケ買いしました。
ケルト・・・ファンタジー、神秘的な存在、巨石文明~のイメージを持っているが、知らないことが多すぎるので、少しでも理解が出来れば~と。
ケルトの民は文字を持っていなかったようなので、本書で語られる神話は口伝で残されたものが中世に著されたものらしい。
アーサー王伝説の原点にも?。
想像していましたが、乱暴者たちの冒険譚ですね。
現代から言うとですが~当時としては争いや強奪は日常風景・・・。
加えて、文体が~つかみどころないような感じ(自分にとっては、失礼ながら!)だったので、時間がかかってしまいました。
でも・・・ケルト関係本をみつけると、再び手にするのだろうな~。
機微を観る
2022年6月11日 ブログ
「易経」一日一言~6月11日 機微を観る
先王もって方を省み、民を観て教えを設(もう)く。(風地観)
・・・古代の王は四方の諸国を巡幸し、そこに住む民の様子を観察した。そして、今何が必要かを察して、法律や規則、慣習を定め、教えた、
家庭や会社組織においても、リーダーは、人の表情や、仕事ぶり、生活ぶりのわずかな機微を観て。荒廃や乱れの兆しがないかと洞察することが大切である。・・・
「機微」とは、表面に現れないごくかすかな動きや気配。
コレを観て、何かを感じることが出来るようになるには習って出来るものではありません。
喜怒哀楽~感情の動きや様々な経験を積まないといけないのではないでしょうか。
現象から洞察力、想像力を働かせて・・・どう反応するか・・・望ましい方向や結果に至るように持っていく・・・かなり難しい。
「機微を観る」~腹の探り合い?。
思いやり~慮る~みたいな観方が出来たらいいなぁと思います。
営業について
2022年6月10日 ブログ
最近、各種営業電話が多いような気がします。
ウチのような零細企業に営業かけても果たしてどうなのかな?とは思いますが~。
なんとなく規模が大きいような企業に感じるのでしょうかねー。
反対に零細だから取り込み易いと思われているのかも。(←こっち)
たまたま、企業名あいうえお順電話リストの上位に載っているためかもしれません。
コロナ禍が鎮静化している雰囲気なので、各社が攻勢になっていることもあるでしょうね。
モノやサービスが必要とされるタイミングと営業時期がキッチリと合うとベストなんですが。
そして、その際は以前から取引があって信頼できるところへ依頼することに。
何かあれば頼める~また、そうしよう~と思える各種サービスを提供してもらえる先があるのは幸せなことです。
感謝!。
危うき者
2022年6月7日 ブログ
「易経」一日一言~6月7日 危うき者
危うき者は、その位に安んずる者なり。亡ぶる者は、その存を保つ者なり。乱るる者は、その治を保つ者なり。(繋辞下伝)
・・・盤石と安心しきっていると地位が危うくなる。いつまでも存続すると思っていると亡ぶ。よく治まっていると気を抜けば乱れていく。
時は常に変化して状況は変わる。盤石の安泰などあり得ない。
懐乱の兆しは必ず油断する安定期に生ずる。自戒警戒して対処に備えるべきである。・・・
「油断大敵」「諸行無常」「栄枯盛衰」「天災は忘れた頃にやってくる」「露と落ち 露と消へにし わが身かな 浪速(なにわ)のことは 夢のまた夢」・・・
数々ある類似の言葉を思い返してみます。
古の時代から伝えられている世の中の道理。
常に何かに怯えるのも問題だがー。
前向きに捉えたいと思ふ。
センゴク権兵衛
2022年6月5日 ブログ
「センゴク権兵衛」全27巻読了。
約1ヶ月かかりました。
かなり読みごたえあります(その間に積読本が増える)。
・・・天下人秀吉の死、天下分け目の合戦、そして戦国時代は終焉を迎える。史上最も失敗し挽回した男は、人から人へ繋がれし縁に導かれ、時代の終焉へとたどり着いた。激動の時代を必死に生き抜いた仙石権兵衛が最後に見る景色とは・・・(本書カバー)
新史料発見に基づく戦国大名や歴史的出来事の解釈が新鮮でした。
以前に読んだ「新書太閤記 全11巻(吉川英治)」「徳川家康 全26巻(山岡荘八)」~昭和の偉大な戦国歴史小説に匹敵する重厚さも感じます。
「センゴク」「センゴク天正記」「センゴク一統記」「センゴク外伝桶狭間戦記」から続く一大叙事詩。
上記、残り50巻(時代は遡るが)に取りかかる?・・・。
空想特撮映画
2022年6月2日 ブログ
映画「シン・ウルトラマン」観てきました。
初代ウルトラマンは、リアルタイムではないがテレビで視聴した記憶があります。
童心に戻れるヒーロー像の原点。
そのリメイク版ではない、マッタク新しい「ウルトラマン」かと思いました。
禍威獣や外星人との戦闘場面の映像は、フルCGながら(多分)着ぐるみ感を残してあり斬新だと思います。
ワザと?チープな面を残したのかと思われる場面や、かつての劇中曲が流れたりとマニアックなネタ満載。
ただし、ネット上で様々なネタを仕入れ過ぎた?ので、情報過多になり~やや期待外れだったかも・・・。
何も知らない方がより楽しめたと思いました。
でも、おっさんホイホイな作品です。
深・ウルトラマンかな。
水無月 朔日 駄文考察
2022年6月1日 ブログ
早いもので2022年も6月になっております。
イベントがあってもなくても時間は同様に経過する・・・。
閑話休題。
なんとなく、日々ムタムタと記事を綴っていますが、本日はコレを書こう!と、スラスラ?筆が動く日と、何を書こうかな~となかなか書き出せない日があります。
そんな時、昨年は何を書いていたのだろう?遡って一昨年は~と、以前の記事を振り返ることがある。
昨年はこんなことを書いていたのか・・・もっと遡って10年前を見ることも。
・・・進歩していません、相変わらず駄文です。
でも~もっともらしいこと書いてあるやん!と自画自賛?する内容もタマにあるような気が・・・。(^_^;)
翻って最近は~内容が劣化しています。
(正直)惰性で書くこともあるしな・・・。
ピリッ!としなければ~と月初めに記す。